復調・次男の妊娠・出産・そして、生化学
2014年11月までにベンゾジアゼピン薬も含んだ薬を全て断薬をしました。
その過程で(減薬以前から)躁状態が出て、上司に喧嘩売ったり、それはそれは相当色々な事がありました。ですが、何とかマネージしながら、全投薬を抜き切る事ができました。
不定愁訴は残ったままの部分はあったのですが、兼ねてより希望の第2子を2015年2月に妊娠をしています。このワクチン後、早発閉経などの話も多数聴くのですが、私にとって身体が月経や妊娠などの機能を手放すほどのダメージではなかったということだったのでしょうか。(今の自分の知識の解釈だとそうなります。)
無事に次男を妊娠することが出来ました。いったん、身体は以前より復調していたので、悪阻等も出ましたが、実の両親の助けも得ていたので、何とかフルタイムで働きつつ出産までこぎつけました。
そして、同時期に同居していた父が、Ⅱ型糖尿病を発症します。
そんな中、糖尿病は、なぜ起こるのか?どうやったら治るのか?糖尿病薬はどのようにして効くのか?について、ちゃんと調べてみようと思い立ちました。そこから私の生化学への旅が始まりました。
調べはじめて、大分と分かりました。
・糖尿病を治す方法として、はっきりとしたものは何もない
・体重過多の場合、脂肪を落とすことで、インスリン抵抗性が改善され、治ることはある
・糖尿病薬は、いくつか機序によって種類があり、全般血糖値を改善する効果はあるが、糖尿病自体を治す効果はなく、飲み続ける必要がある
ベンゾジアゼピン薬問題を調べた時と同じだなぁと思いました。ついでに、アトピー問題等や頭痛問題も調べましたが、基本的には同じ構造でした。
基本的に、原因に対してアプローチする手法が確立していないのです。また原因は、色々な説があるがはっきりとはわからないというのが大半。
薬剤によって血糖値を下げることは出来ますが、薬が要らないように糖代謝を正常に出来るようにするという事に対しては手法は全く確立していないのです。それは、アトピーにおいても、片頭痛においても、どの学会のガイドラインを読み込んでも、ほぼそうでした。
どうやったら、根本的に原因にアプローチ出来るのか?それを探す旅が始まりました。こういう発想になったのは、私が元々医療の人間ではないからだと思います。私はもともとエンジニア系の仕事であったため、ここまで慢性疾患に対して、原因を探し出しアプローチをするという事が行われていないことに衝撃を覚えました。
イメージでいうと、「何故かわからないけど、パソコンがフリーズする」→「毎日、再起動」みたいな状態です。
なぜか、「メモリがいっぱいになって落ちました」→「メモリ増やそう」ってなっていて、どこでメモリリークしているのかは分析しないみたいな状態です。
で、対症療法しかしていないという事に対して、何よりも医療現場の人たちはとても無自覚であることに驚きました。
「毎日、再起動」みたいなこと、エンジニアの文脈でも行うことはあります。あまり解析に時間をかけたくない時とかそんなに重要なシステムではない時とか。
けれども、そこに対しては、意識的に行う事が多いです。
ここまで、無自覚に対症療法で当たり前と思っていることに本当に本当に衝撃でした。
別にこれは私だけの考えでなく、権威をもった元東大病院総合内科外来医長の金子義保さんも全く同じことを医療者の目から見て、書籍に書いています。(「炎症は万病の元-生活習慣病の真実、医療の現実」にて)https://www.yodobashi.com/product/100000009001019239/
(amazonなるべく使わないようにしているため、ヨドバシカメラのリンクです)
そういった事に気づき、さて一体、どうすれば…?と思うようになりました。そこから私は、一旦、代替医療がどんなものかを学んでみようと考えました。
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