イシューは何だ?
今回もビジネス本紹介。
『イシューからはじめよ』
これは私が初めてnoteを書いた問題解決の本と近い内容でした。
著者はマッキンゼーに勤めていたキレキレのビジネスパーソンで、そこで培った一流コンサルティングの思考法を分かりやすくまとめています。
特に問題解決のステップの中でも、始めの「イシュー(答えを出すべき問題)は何か」をおざなりにすると、そうでない時に比べて100倍の労力が必要になると、著者は経験から話している。
我々も何か壁にぶつかったとき、「進めながら問題は見えてくるだろう」と取り掛かってしまうことが多いだろう。
場当たり的で、とにかく頑張る、といったこの行動を著者は「犬の道」と呼び、質の良い仕事を生むには時間がかかりすぎると言う。
理想は、始めに「何に対して答えを出すのか」次に「どんな答えが望ましいか」最後に「答えを出す為に必要な調査は何か」といった構想を描いてから取りかかれば、効率的であり、目標を見失わずに仕事を進められる。
私が現在模索中のゼミの卒業研究テーマを見定める上でも、本書はとても参考になった。
部活、サークル、勉強、仕事、どんなフィールドにいる人でも得られることがあるオススメの一冊です。
かっつん
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