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具体的にご説明いたします
現在は下記の記事の内容にアップグレードしております!
下記をご参照くださいませ。
前回、インタビューして自己紹介文を作成するサービスお買い上げいかがでしょうか? という記事をアップしたのですが。
インタビュー>自己紹介文作成 なんだな、ということはご理解いただけたかと思うのですが、フワっとしたと思うんです、読んだ方は。
私はインタビュー脳なのでインタビューという素材ボックスから必要なエピソードをピックアップし、それを最近のトレンドやら依頼者さんのリクエストなどを鑑み、この世でただ一つの「自己紹介文」を作るんだなって。
インタビュー=素材はこちら
ということでインタビュー結果はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1668170077214-p2DpmCamLK.png?width=800)
機能不全家族、ヤングケアラー。しんどい話ですね。
エピソードのピックアップ
私がこのインタビューからピックアップした部分はこちらです。
■現在
今はフリーランスで、主に映像編集(映像制作)とグラフィックデザイナーです。
ガラケーでラストシーンを撮って、そのガラケーの動画をパソコンに入れて、なんでこれ感動するんだろうと思って。
感動するポイントや、ビビっとくるポイントがあるんだろうなと思って。そこがものすごい面白いなと思ったんです。
映像を切り取って組み立てるのは、めちゃくちゃ面白いし好きやし。感動の根幹ってことやろなってわかった。
猫をいっぱい愛でることと、あとピアノと映画鑑賞と料理と。
あとね、巻き爪を治療する動画を見るのが好き(笑)
■過去
お姉ちゃんに精神疾患があって、学校でいじめられたみたいで、不登校になったり自殺未遂とかも。お兄ちゃんも確か筋ジストロフィー(筋肉が壊死していく進行性の指定難病)の始まりみたいになってて。
家の中が暗い雰囲気で。
そんときに多分、私が家を明るくしなきゃってのと、私が家のこと全部やるから、任せてみたいな感じやった。
私はカウンセラーみたいな感じ。でも対等な関係じゃなくて、私がアンサーを間違えると怒鳴られるみたいな。
お姉ちゃんもお兄ちゃんもおかしくなったのは、産んだ母親のせいやってことを言われてたみたいで。
そんときの記憶が、あんまり思い出せないんですよね。
映画の話を介すると、まともな会話が成り立ってたんですよ。
映画の話をするときは叩かれたりせえへんし悪口も言われへんし。
■未来
生きづらさって分け隔たりがないと私は思っていて。例えば、何か国の定めによって、生きづらいかどうかの基準があるとか、あとは診断を受けたかどうかで生きづらいかどうかとか、そんなの関係ない。誰しもが抱えるものでしょって思って。
経営っていう意識がなく組み立てられた組織って、資金と運営メンバーの人間的なところに課題が多くて維持が困難になりがちかと。
私自身が仕事は仕事という気持ちでやってて、お金を循環させることは悪行じゃないという考えです。
私は色々提案したりたくさん学んだりするのが楽しくて好き、こういう目線がありますね。
ガイアの夜明けとか、カンブリア宮殿とかめっちゃ好きなんですよ。そういうところから始まってたんかもしれへんですね。
自分の家庭環境っておかしかったんやって認めてから、自分の人生を生きれてる感じがしてます。
いろんな人にこんなに話すの、初めてなんですよ。いろんな人の話を聞いたり、ちゃんと自分のこと喋るのも初めてなんですけど、なんか楽しいですね。
私自身はうちの家族は普通やと思ってたんで、初めて相談したときはすごく遠慮がちでした。なので、皆さんの家庭と比べて、私なんてぬるいこと言っちゃうかもしれないですけど…って前置きしてから、私自身の話しをしました。
私も生きづらかったことに関して何か診断されたわけでも、証明書があるわけでもないんですよ。
病名もないし診断書もないし証明書もない。世の中に、こういう人ってみんないっぱいいるやろなって思います。
これを読んでいるあなたが持っているそのしんどいは、あなたの価値観でしんどいかどうか決めたらいいんだよと。それを他人に委ねたり、病院に委ねたりせんくていいよ、って思います。
ちょっと網羅的でわかりづらいかもしれないので、私が見ている世界を抜きだすと。
現在のところでは、こんな感じ。
・映像編集、グラフィックデザイナー=要素を分解して設計するのに関心がある。
・映像を切り取って組み立てるのは、めちゃくちゃ面白いし好き=自分でルール、法則、構造を見つけるのが好き。
・巻き爪を治療する動画を見るのが好き(笑)=巻き爪治療は、足の爪の構造を理解した上で、歪んだ部分を修正するって作業。つまりこれも、要素を分解したり、ルールを見つけるのが好き。
過去はこんな感じですね。
・家の中が暗い雰囲気=シンプルに、しんどい部分ですね。
・私が家を明るくしなきゃってのと、私が家のこと全部やるから、任せてみたいな感じやった。=責任感の強さ。
・映画の話を介すると、まともな会話が成り立ってたんですよ。映画の話をするときは叩かれたりせえへんし悪口も言われへんし。=現在の職業に通じる、映像作品への愛着。
過去は、具体的なエピソードが多かったですね。
今回のオーダーは自己紹介500文字だったので追加していませんが、文字数が多い場合は、過去エピソードを多めにして、リアリティを強める感じにしたかと思います。
未来は、こんな感じで。
・生きづらさって分け隔たりがない=パンチラインですね。
・ガイアの夜明けとか、カンブリア宮殿とかめっちゃ好き=構造に関心があることがよく分かりますね。現在で確認したことの答え合わせです。
・自分の家庭環境っておかしかったんやって認めてから、自分の人生を生きれてる感じがしてます。=参加者が見ている未来の、根底にある気持ちの部分ですね。
・あなたが持っているそのしんどいは、あなたの価値観でしんどいかどうか決めたらいいんだよと。それを他人に委ねたり、病院に委ねたりせんくていいよ、って思います。=要素を分解したり、設計するのが好きな自分の特性、自分のしんどい過去を重ね合わせたうえで臨む未来を、はっきり言語化した部分ですね。
納品物01:キャッチコピー
「Aiko | 社会起業家」です。
納品物02:自己紹介文
あなたのしんどさを誰かに委ねるな。しんどさはあなたの価値観で決めたらいい。
CreDes代表。誰もが自分の感受性を他者から守ることのできる社会を目指しています。
私の家族は「機能不全家族」で、私は「ヤングケアラー」でした。両親の仲は良くなく、祖母は戦災孤児、姉は精神疾患、兄は身体障がい者。映画の話をしている時だけ家族は会話をしてくれて、私は映画で育ちました。
私自身は自分の家族を「普通」と思っていて、人に相談するとき「皆さんの家庭と比べてぬるい」と前置きしました。でも自分の家族はおかしかった。それを認めてから、初めて自分の人生を生きている感じがしています。自分のことを隠さずに喋り、いろんな人の話を聞くことは楽しいです。
生きづらかったことに関して、私には病名も診断書もありません。世の中にこういう人っていっぱいいるやろな。
生きづらさに分け隔たりはない。
約10年、映像とグラフィックの仕事に携わったあと、私は今、新しい社会像のデザインに取り組んでいます。
主なテーマ:障がい者・機能不全家族・ヤングケアラー。
映像作家。グラフィックデザイナー。JPPA AWARDSドキュメンタリー部門受賞。大阪芸術大学卒。
自己紹介文の制作意図です。ここも含めて納品物です。
※キャッチコピーにも制作意図コメントがあるのですが、プライバシー部分があるのですみません、見本としてはカットです。
全体構成は、
1,自分にはこういう背景があり、
2,しんどさをカミングアウトしたことがあった
3,そうすることで自分本来の人生をいきられるようになった
4,だからそれを周りのひとにも広げたい
5,略歴
というストーリーです。
>あなたのしんどさを誰かに委ねるな。しんどさはあなたの価値観で決めたらいい。
最初にパンチラインを持ってきました。
自分自身の苦しみを認め、見つめ、そこからスタートしていくことを印象づけます。
CreDes代表。誰もが自分の感受性を他者から守ることのできる社会を目指しています。
>肩書と、上のパンチラインの意味を、分かりやすく表現しています。「しんどさを誰かに委ねるな」は、結果的に「自分の感受性を他者から守る」社会につながっていくと。
>私の家族は「機能不全家族」で、私は「ヤングケアラー」でした。両親の仲は良くなく、祖母は戦災孤児、姉は精神疾患、兄は身体障がい者。映画の話をしている時だけ家族は会話をしてくれて、私は映画で育ちました。
自分の過去、状態を伝える。
映画、映像というものが自分にとって重要だったことを伝える。
「苦しい」「悲しい」といった情緒的な言葉を排して、感情的に行動しているのではなく、理知的に社会を変革しようとしている姿勢を打ち出しています。
>私自身は自分の家族を「普通」と思っていて、人に相談するとき「皆さんの家庭と比べてぬるい」と前置きしました。でも自分の家族はおかしかった。それを認めてから、初めて自分の人生を生きている感じがしています。自分のことを隠さずに喋り、いろんな人の話を聞くことは楽しいです。
この文章の「転」の部分です。
自分の家族が「普通」ではなく「おかしかった」ことを認めることで、自分の人生が好転したことを伝えます。
「自分の人生を生きている感じ」「自分のことを隠さずに喋り、いろんな人の話を聞くことは楽しい」といった良さがあると。
>生きづらかったことに関して、私には病名も診断書もありません。世の中にこういう人っていっぱいいるやろな。
クライマックスへの助走部分です。
「私には病名も診断書もありません。」で、冒頭の「あなたのしんどさを誰かに委ねるな。しんどさはあなたの価値観で決めたらいい」を、具体的な言葉に変え、繰り返して強調しました。
「世の中にこういう人っていっぱいいるやろな。」で、独り言、方言で情緒をすこしだけ出しました。今行っている活動の動機の根源部分を表現しています。
>生きづらさに分け隔たりはない。
クライマックスパンチラインです。「あなたのしんどさを誰かに委ねるな。」「生きづらかったことに関して、私には病名も診断書もありません。」の言い換えですが、より意味が分かりにくいです。その分、どこかひっかかる部分もあり、印象的です。
スピーチの際に「この言葉の本当の意味は」と詳細を話す姿をイメージしています。
>約10年、映像とグラフィックの仕事に携わったあと、私は今、新しい社会像のデザインに取り組んでいます。
どーんとパンチラインをしたあとに、意味の分かりやすいメッセージを伝えています。クリエイティブなことをしていた人が、今度は新しい社会をクリエイトするんだ、ということを伝えています。
>主なテーマ:障がい者・機能不全家族・ヤングケアラー。
映像作家。グラフィックデザイナー。JPPA AWARDSドキュメンタリー部門受賞。大阪芸術大学卒。
スタッフロール的に情報を羅列してエンディングです。
まとめ
どういうことを考えて、どういうことをしているのか、の部分が具体的になれば幸いです。
今回端折った部分は、どういう方向性にしようかという打ち合わせ部分ですかね。そこの部分に関して簡単に説明すると、今具体的にどういった活動をしているかといったところをお聞きして、ご本人と話した印象、また近いポジショニングで活動されている方との差別化も含めて制作しました。
テキスト制作について、もちろん表面的な文章テクニックもあるのですが、インタビューで素材を得て、さらにそこから世の中でどう位置取りをしていくかといった工程が感じてもらえて、さらに安心してご利用いただけたらなと思っています。
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価格は税抜30,000円。
(法人の場合は90,000円。個人事業主の方は30,000円です)。
納品物は、
・キャッチコピー(100文字まで)制作意図コメント付き
・自己紹介文(500文字まで)制作意図コメント付き
※希望があれば通常の「無名人インタビュー」に掲載いただけます。
※自己紹介文の文字追加は500文字ごとに税抜5,000円プラス。
になります。
SNSのアカウントプロフィール、ホームページの自己紹介文などにお使いください。
また、どういうふうに自分を見せていこうかお悩みの方もどうぞ。
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