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今まで経験してきたことや仕事の叡智を記して、伝えておきたい心理療法家の人

人間のある程度年齢たっしたら人に何か物を伝えたくなる、教えたくなる、残したくなる傾向は、それはそれは年齢、40、50、60になったら当たり前だなーと思ってたんですが、最近は若くても、10代、20代でもそういう傾向を、インタビューの中で散見し、あ、これは年齢関わらず人間の性向なのかなと思っております。
仮に、例えば年齢が上になればなるほど、知識と人間関係が増えるので、伝えるべき知識、伝えるべき相手があふれるので、そういった気持ちになりやすかった。
のが、現代のネットの情報革命社会では、若くても、伝えるべき知識・相手が増えるので、そういう気持ちになりやすいのかも、と。そうですよね。フォロワー1000人もいれば、そういう自覚が生まれてもなんら不思議はないですよね。
「残す」というのも人間の自然な感覚なのかなと思っております。
無名人インタビューも「残す」ということが目的です。別に、何の役に立たなくてもいいんですよ。ただ、残っていればいい。それが良いとか悪いとか。良い記録だとか悪い記録だとか、そりゃある価値観といった物差しを押し当ててやれば、良否は出ますよ。でもね、そんなのぜんぜん気にしなくていいから。あなたは、私たちは、ただ残ればいい。
と、思っている。ので無名人インタビューゴッ!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 小松美鈴 さんです!


現在:実は悩みは自分が作ってるんだと分かったんですよ。

花梨:小松さんは今何をされている方でしょうか?

小松美鈴:心理セラピストというお仕事で、対人関係の悩み、生きづらさ、人生上手くいかないことがどうしてこんなに続くんだろうとか、人生の悩み全般を心理療法を使って根本的解決をして、本来の自分の生き方を取り戻す。生きづらさを根本改善するための仕事をしています。

そして、心の仕組みを知り、悩みを改善する心理ワークなどの講座、個人セッションなどをしています。それに付随して、スピリチュアル、タロット、算命学を使った個人鑑定もやってます。

花梨:心理セラピストのお仕事はどんな風にされているんですか?

小松美鈴:通常は、何か心の問題があるとカウンセリングを受けに行くと思うんですけど。カウンセリングと心理療法って似てるんですけどちょっと違うんです。カウンセリングって、生きづらいなと思ってカウンセラーさんのところに行くでしょ。そうすると、お話を中心として、その人の持っている思い込みだったり、歪んだ認知を解き明かして、考え方を変えたりとか、上手くいかない原因を見つけたり、気づきながら少しずつ少しずつ自分の心の偏りや許せないところを許していくとか改善のためのサポートがカウンセリングの主な仕事だと思ってます。

心理療法とは、お話中心ではなくてさらに深く積極的に介入していって。トラウマや心の傷といった過去の原因が引き起こす生きづらさを、根本的に感情レベル、体感レベルで改善して、人生そのものを変えていく、生き方の土台を作っていくお仕事なんだと思っています。

ですから、ヘビーな悩みなどの生きづらさをリバウンドなく根っこから改善するということを仕事にしている感じです。

花梨:どうして、この仕事を始めたんですか?

小松美鈴:私自身すごく悩んだときに、スピリチュアル的に解決しようと20年やったんですけど何をやっても解決しなくて。一時的には楽になるんですけど、何か問題が起きるとまた同じように苦しむっていうのがあったんです。

どうやったら解決できるんだろうと思ったら、悩みの全てって実は心理学の領域だっていうのが分かって。そのときに、幼少期の自分の家庭環境での思い込みや、自分が置かれた役割やポジションが脳の中に刷り込まれてるのが原因だと分かったんですよね。

悩んでるとき、相手のせいでこうなったとずっと思ってたんですけど。そうじゃなくて、実は悩みは自分が作ってるんだと分かったんです。それが分かったときにすごい衝撃的で、20年私は何をやってたんだって価値観が崩壊したんですね。

悩んでる方って、その根本的な原因が分からないから、占いに行ったりスピリチュアルで改善したり、考え方だけ変えようっていう風にするんですけど。考え方ってどこから出てくるかって言ったら、心の奥深く、信念から出てくる。

信念が変わらないうちは、何やったって変わらないんだっていうのが分かって、すごいショックを受けたんですね。自分の信念は何なのか学びながら、実際に心理療法を受けたときに、私は父親を早く亡くしてたので、私が頑張らねばならないっていう強い思い込みがあったんですよ。

人に迷惑をかけちゃいけないとか、私が頑張らねばいけないっていうね。私が頑張らねばいけないって思ってる限り、自分が頑張る前提なので、どんどんどんどん自分が頑張る出来事がやってくるんですよね。それが分かったときに、自分が引き寄せてたことが分かった。

実際にそこに気づかないで表面上で解決してる人っていうのが、あまりに多すぎて。いやいやそこじゃないよと。あなたの思ってることが磁石のように引き寄せられてくるんだよっていうことを知ってもらう。考え方じゃなくて心の深いところを改善しないうちは、本当の意味で幸せにはなれないんだよっていう。それをね、幼少期の体験とか思い込んでるものとか、そこを感情と感覚を探って回復していきながら、いや、そうじゃなかったんだって自分が腑に落ちると、今の視点もガラッと変わっていくっていうね。ちょっと不思議なんですけど、そういった心の土台から改善をしてるんですね。

なので、パターンを繰り返すときって、大体は心の深いところに傷があったり、あとはそのまま感情が置き去りになったり、嫌われたくないからって偽りの自分を演出して、鎧を着た状態で人と関わるから上手くいかないとかね。どこからそれが来るのか、どうしてそうなのっていうところを本当に自分で自覚して。えっ私こんな馬鹿な事してたのって自分で気づく。そうなってくると、本当の意味でどんどんその方の本来の姿が出てきて、変化していくんです。

そういった悩みをね、心理療法っていうのは改善できるので。悩みは大きくても小さくても、まずその深い原体験、過去の心の傷を探っていくと、ほぼほぼ大体改善できます。

花梨:実際に受けられる方は、どんな悩みを抱えているんですか?

小松美鈴:ほとんどは、何やっても上手くいかない、本読んでも上手くいかない。思考を変えても上手くいかない。どうしてこんなに人間関係が上手くいかないんだろう、どうして私は幸せになりたいのになれないんだろうとか。意外と若い方よりは、いっぱい頑張ってきたけど上手くいかないっていう40代以降の方がいらっしゃるんですね。

例えば、夫婦問題だったら、私はこんなに頑張ってるのに旦那がお休みの日になるとゴロゴロゴロゴロ何もしない。家事もしないで、好きなことばっかりして、いくら言っても聞いてくれないとか、そういった思い通りにいかないケースも多いんですね。で、私自身もそうだったので、やっぱり自分の悩みに近い人が不思議と集まってくるものなんですよね。

どのように解決したかというと、結局は旦那が悪いって思ってたけどそうじゃなくて。要はさっき言ったみたいに、私が頑張らなきゃって小さいときから思ってるから、自分が頑張るためには、頑張らない人が必要になってくるんですよね。

マッチングするんです、そこが。私が頑張らねばと思うから、僕、頑張らなくていいよねっていうダメンズが自然と集まってきてマッチングして、恋人になったり、結婚したりするっていう。これってもう科学的な心の仕組みになっているんです。

それがどこから来るのかって言ったら、子供のときに苦労してる両親などを見て、私が頑張って私がしっかりしなきゃって思う。長女だったら下の子の面倒を見るとか、お母さんのお手伝いをするとか。自分が本当は遊びたいのに我慢して、自分だけがなぜか分からないけど家の手伝いばっかりしてきたとかね。

そういったベースがあることに気づいていくと、いつも自分の事を二の次にして、周りのためみんなのためって頑張ってきたんだっていうことが分かっていく。そして初めて、私、自分をないがしろにしてたんだと気づいたときに、ものすごく頑張ってきた自分がもう本当に健気で愛おしくて涙が出たりするんです。

あとは、心が回復して肩の荷が下りて、今度は自分1人が頑張るんじゃなくって、みんなと一緒に支え合って生きていってもいいんですねって。本来の自分が生まれてくると、私が頑張るというよりは、旦那さんの出来ることを奪ってたんだって気づく。旦那さんを頼りにしてなかったのは私なのねって気づいたら、旦那さんを頼りにするようになって。

旦那さんもそうすると、自分を頼られてるっていうなんか男気が出てくる。それで夫婦関係が良くなっていくっていうことが起こるんですね。このような悩みを心理学的にやってきたんですけど、ある時、それこそ宇宙の叡智がズドンと入ったことがあって。そのときに、何のために私は1人で頑張らなきゃいけないとかね、こういう家庭環境に生まれたんだろうっていう人生の目的みたいなものを教えてもらったんですよ。

そしたら、心理学的に過去を改善するだけじゃなくて、自分で生まれてきた目的っていうのに気づくと。またさらに、その人が自分をどうやったら活かせるんだろうっていう、さらに大きな貢献意識みたいのに目覚めてきて。私の仕事はこれなんだとどんどん覚醒して、目覚めていくようになった。

本来の目的は、全ての人が生まれてきた人生の目的があって、それを活かすことで、自分が輝いて後悔なくこの肉体を使って生きていけるっていう、そこまでたどり着いたんですよね。何か根拠たるものがなかったので、こうなんだよっていうのを納得できる材料があるだろうかって思ったときに、心理学だけじゃなくて、量子力学とか。あとは帝王学とか、生まれる前に決めてきた自分の宿命を知るのに算命学を習ったり。いろいろなことを習ったときに、その裏付けが取れたんですね。

幼少期の体験が生きづらさを生む理由もあるんですけど、元々それが必要で、自分が誕生日から気質や何をなすべきかをつけて生まれてきたっていうのが分かったんです。見事に幼少期の体験と宿命がリンクしてるのが明らかになったんですよ。

それを知ったときになるほどと。だから過去の深堀だけじゃなくって、自分の生まれてきた目的っていうものと合わせて心理療法でセッションすることで、自分のことだけを改善しているだけなのに、周りがどんどん変わってくるっていうことが起きた。周りに影響を与えるという効果が出てきて。これが実は、この世の原理原則なんだなっていうのに気づいたんですよね。

今はそういう原理原則、自分の愛とか、慈しみとか、そういったところから外れると人生が上手くいかない現実が出る。それを修正して自分の中身を整えていくだけで、人間関係が良くなったり、ダメンズな旦那さんが変わったり。会うたびに否定しかしなかった実家の母親がめちゃくちゃ褒めるようになったりする。

あとはお金回りが良くなったり、ブラック企業からホワイト企業に転職したり、どんどん取り巻く環境が良くなっていく方が続出したんですよ。クライアントさん1人1人で試してその結果が出たので、いや、これは面白いと。だから、これを知らない手はないぞと。それを今はお伝えしているところなんですよね。

それがものすごく面白くて、何か上手い表現がないかなと思ったときに、ベストセラーになった7つの習慣といういう本があって。この中の一つのインサイドアウト。原因は外にあるんじゃなくて自分の中にあるんだよ。まさにこれよねと。

フラクタル理論という例えがあるんですが。最初に落とした1しずくの波紋が整ってると、その形が綺麗な波紋として広がっていく。でも、最初に落とした波紋がいびつな形だといびつな波紋が延々と広がるっていう風に、最初の自分の心の内側が整ってると、周りも整った状態で波紋が広がって影響を与えていく。

ということは、周りを変えなくても自分の中を整えていくだけで、人生ってこんなに良くなるのっていうことが分かって、それが原理原則だったっていうのが納得できたんです。今はそれをたくさんの人に伝えていきたいな、もっと知って使ってほしいなって思って、今は講座やセッションでその方法を使ってるところなんですね。

花梨:セッションを受けられた方は、どうやって気づきまでたどり着くんですか?

小松美鈴:ほとんどの人って、こうなりたい、こうしたいって思ったことができれば悩みはないわけですよね。こうしたいって思いながら体の内側から苦しくなって、いや、でもさ、そうはいかないよねっていう感情は出てきませんか?

花梨:そうですね。

小松美鈴:例えばね、それこそ世界一周旅行したいなって思いながら、でもさ、休み取れるかなとか。でもさ、お金いくらかかんのとか。でもさ、無理だよねとか。制限って出てきますよね。で、この制限って、全部自分が決めている過去の制限なんですよ。

なので、最初にこうなりたいんだけどっていうのを主訴と言うんですけど。主訴ができてる自分をイメージしたときにすんなりできそうですかって聞くと、何かできる気がしませんとかね。そうすると、もやもやして内側に必ず心の声が出るんです。

「でもさ、こんなことやったってお金どうすんのよ」とかね。その方は、お金に制限があって、お金に支配されてる人なんだなというのが分かる。すると出てくる制限ってどこから来るのかって言ったら、いつからそんな風にお金がないとか、お金がないと無理だよねって思ったのか探っていくと、ほぼほぼそれって幼少期なんです。
いつも「お金がない」とかね、「あんたの学費にいくらかかると思ってんの」とかね。そういう風に言われたり、親の口癖を聞いたりして、「お金がないんだうちは」とか、「お金がないからできないんだ」っていう制限ができてしまうんですよ。その制限の裏には必ず、したいことができなかったその人の悲しみがあるんですよね。やりたいことを否定された怒りもあったりとか。

だんだんその制限を感じていると、ネガティブ感情が上がってくるんですね。その感情っていうのが過去から来る未消化の置き去りの感情。それを感じてもらう。感じてもらうと、怖かったりつらかったりするとダメージがあるので、そこに、ちょっと怪しいんですけど、宇宙エネルギーとか、そういった高い周波数を当てて感じてもらう。

すると、ダメージが少なく、そのネガティブ感情がすっと減っていくんですね。これも科学なんですけど、荒い大きな波に同じ荒い大きな波をぶつけるとさらに大きな波になる。でも逆に荒い大きな波に小さなさざ波をぶつけると、荒い大きな波が消えるという、波の干渉現象という科学の実験があって。

荒い周波数に細かい高い周波数を当てると、荒い周波数が消えるっていう原理を応用してるんです。細かい高い周波数のエネルギーを当てるから、ネガティブな感情が消えて愛の意識に転換するっていう原理があるんですね。その感情が消えると、自分の中で、ちっちゃいときこんなに私苦しかったんだとか、こんなに我慢してたんだとか、自分のやってきたことが愛の視点で自覚できるようになるんです。

そのときの自分をどんな風に今、大人の自分から思うかっていうと、やりたいこと我慢して家族のためにって一生懸命だったなと思うと、なんか小さな自分が健気に思えてきて。そこで初めて自己受容とか、自己肯定っていうのが出来てくると、みなさん大泣きするんですね。

そして、自分が自分を肯定したり、自分が自分を認めたり褒めてあげるっていうことをすると、過去の傷が癒されてくるんですよ。そのときに初めて、私って頑張ってきたんだなとか、この思い込みって今必要じゃないなってことに気づいていく。

そしたら、大人になったあなたは今どうしたいのかって聞いたときに、私1人で頑張るんじゃなくてつらいときにはつらいとちゃんと声を上げて助けてもらって、みんなと一緒に乗り越えていきたいっていう新しい価値観が出てくるんですよ。

そうなったときに、よくみなさん潜在意識の書き換えっていう言い方をするんですけど、新しい価値観=潜在意識が書き換わった瞬間なんですよね。新しい価値観がその人の中に芽生えていくと、今度はその価値観を基準にして、行動が変わってくるんですね。

すると旦那さんに対してね、何もしてくれないって腹立てるよりは、「ごめん、できないんだけどお願いしていい?」っていう優しい気持ちで接することができるようになるんですね。そうすると、旦那さんも優しく言われるから「いいよ」ってすんなり引き受けてくれる。今まで何もしない駄目な男って見てたのが、「あれ?意外とこの人って、頼りがいがあって優しいのかな」っていう、見方が変わってくるんですよね。思い込みの色眼鏡が外れると、本来のニュートラルな状態で相手を見ることができるので、どんどん関係性が改善していく。

そうなったときに、意外とこの世界って優しい世界だったなって気づいたり、意外と人って悪い人ばっかりじゃないんだなとか。私がそんな風に相手の仕事を取るから、この人の活躍の場を奪って、この人を成長できないようにさせてたのは私なんだっていう、自分の至らなさに気づいていくと謙虚にもなれる。

あり方そのものが変わっていくと、やっぱり自分の内面が愛とか、感謝とか、慈愛に満ちてくると、自分の周波数、波動っていうのが変わっていくので。その波動、周波数に共鳴した周りの人たちが自然とどういうわけか優しくなったり、ラッキーな出来事が引き起こされたりっていう風に変化していくんです。

なので、こんな感じでね、その人の過去にあった傷からの思い込み、信念っていうのを、段階を踏んで変えていくことで、関係性が変わり人生が変わり、取り巻く出来事全てが変わっていくんです。こうしてみなさん変化していってるところになります。

過去:1人1人その人の個性そのものや経験から、あなたはこういうのを生み出せる人っていう、こういう価値を持って生まれてきているんだと引き出すのが私のミッションであり、全ての人にそれを教えていくと。

花梨:小松さんは幼少期の頃はどんなお子さんでしたか?

小松美鈴:3人姉兄の末っ子で、いるのかいないのか分からないくらい大人しい子供だったみたい。あんまり大人しいから、母親が何してるんだろうって見てたら、なんか勝手にお菓子食べて口の周りをお菓子だらけにして、1人で黙々と食べてたとか。本当にちっちゃいときは大人しい子供だったんですね。

ただ、転勤族で育ったので短い1年、長くて5年で転々として。小学校とか入ると、転校生なので、嫌でも友達作らなければいけないっていうので、なんとなくその頃から人前に出て挨拶したり喋ったり、積極的に友達作らないといけないみたいな。

本当は大人しい自分だったのに、いや、これじゃ友達できないだろうと思ったのか、めっちゃ積極性のある子供に変わっていったと思います。

花梨:その意識はどうして生まれた?

小松美鈴:あのね、3つ上に兄がいるんですよ。転校初日に友達を連れてくる兄だったんですね。それを見て、すぐ友達できてすごいなって思った瞬間があって。それで、私も友達作らなきゃとかね、早く馴染まなきゃとかね。なんかそういうのがどこかに芽生えて、じっとしてたらいけないのかなとか、自分から話しかけたりしないといけないのかなとかね。それこそ思い込みができたんだと思うんですね。

転校生って黙ってても珍しいので人が集まってくるんですよ。それもあって、いろいろ質問されるので、いろいろ答えてるうちに、「あんたって面白いよね」とか言われるようになると、私は面白いんだってなると、面白い私がいいのかなみたいな、それが自分のセルフイメージじゃないけど、そんな自分になっていったような気がするんですよね。だから、兄の影響も大きかったと思います。

あとはそうですね。転校して、それこそハキハキ喋るっていうのができたので、先生受けも良かったんですよね。先生から褒められることも多くて、ハキハキしていていいですねとかねとか、積極的でいいですねとか褒められることも多くて。褒められるとやっぱり子供って嬉しいので、積極性があるとか発言力があるとか、そういう自分っていいんだっていう風にどんどん拍車がかかってたんだと思うんですよね。
花梨:その自分はどれくらい続きました?

小松美鈴:もう心理学的にも、ちっちゃいときの美味しい思いをした成功体験というのは実は一生続くんですね。何やってもそこそこできたんですよ。それで先生に褒められることも多いので、何かと役に抜擢されることが多くて。それで役に抜擢されると、やっぱり断るってことができなくって。全部引き受けていたんですよ。

そしたら、大人になって会社に入っても、「こいつはできるぞ」みたいな目で見られるようになって、いろんな話が来るんですよ。断るって選択肢がないので。それこそ化粧品会社にいたときに、入社してすぐに、新製品の発表会があるけどステージの上でこれ説明してくれって言われて。できないっていう選択肢はないので、やりますって言って、振られた仕事を引き受けていったんですよね。

そしたら過度の緊張と過度のプレッシャーっていうのが自分にかかってくるわけなんですよ。なので、期待に応え続けるのがやっぱり仕事をしているうちに重くなって。出張になると遅れちゃいけないとか、私が仕事に穴開けたらこの仕事が全部駄目になるとか。本当にもう過呼吸みたいな感じになったり、やっぱり遅刻しちゃいけないと思うとゆっくりも眠れなくなったりとか。だからめちゃくちゃストレスだらけでしたよね。

それが生きづらいとも思わなくって、それがもう当たり前っていう風に思ってきたので。それが結婚しても出てくるわけなんですよ。だから結婚しても、できないっていう選択肢はないから全部私がやるとかね。完璧に近いぐらいにやろうとすると、いい母いい妻になろうとしてしまうっていう。

またそこでも自分にプレッシャーをかけるので、結果的にそれが夫婦問題になって上手くいかなくなり離婚したんです。だからもう、ちっちゃいときのベースが、仕事でも結婚生活でも、全てにおいて出てきましたよね。

花梨:その反面、期待されることのメリットも覚えていたんですか?

小松美鈴:そうですそうです。もちろんそうなんですね。やっぱり、心の仕組みでも、そのメリットを二次利得っていうんですけど。嫌だけどやってしまうっていうのは、必ずそこにメリットがあるからなんです。

期待に応える、それこそ白羽の矢が当たったっていうのは認められた感じがする。それが心地よかったっていうのもあるし、やり遂げた達成感っていうのもやっぱりあるんですよ。難しいことをやればやるほど、自分がそれができたときの喜びっていうのもあるので。それがまたさらに、甘い汁や麻薬のようになって、難しいことに挑戦したりとか、あえて大変な方を選んだりとか。そこにも繋がってきたんですよね。

実はそれが、宇宙の叡智で見たときには、それが必要な場面が来るから、あえて大変なことを経験しておきなさいっていう、未来からの指令だったってことも分かったんです。そこと全部繋がるのかっていう。だからね、期待に応え続けるっていうのは一瞬苦しいプレッシャーのようではあるんですけど、未来がなすべきもののためにそこは訓練しておきなさいよっていう指令なんだっていうことにも気づいたら、ただただ頑張り続けるっていうよりは、本当の生きる目的を見つけて、そのために自分を活かして、目的を達成するために頑張る方が健全だと分かったんですよね。

他人にじゃなくて、自分のなすべきもののために自分はこれをやるんだっていう。そこが内側から溢れ出る悦びと繋がってるんだと分かってきたんです。全部が必要で起きているということが、すごく腑に落ちて納得できたところでした。

花梨:宇宙の叡智が来たのはいつ頃?

小松美鈴:宇宙の叡智がやってきたのは2017年だったんですけど。心理療法をやっていたときに、過去の深掘りばかりをすると、やっぱり辛い家庭の方とかは思い出したくないわけですよね。過去の感情を感じると苦しいので、思い出したくないって、そこに戻りたくないとか、心にダメージがあるとか、そういうのがあって。

この心理療法のやり方って果たしていいのだろうかって疑問を感じた時があったんですよ。もっと心のダメージがなく、改善できる方法はないんだろうかってずっとずっと探して、いろんな先生のところで勉強したりしました。

2017年のあるとき、朝起きて雷に打たれたような衝撃が体にズドーンって入ったんですよね。本当に身体に衝撃があって。そのときに、宇宙の仕組みがダウンロードされた感覚があって、全てが分かったっていう感覚だったんですよ。

宇宙の仕組みだから、人生って何でこんな体験をするのか、悩みは何で起こるのかとかね。それが分かったときに、この体験って自分が生まれる前に決めてきたミッションに必要だから起きてるんだと。

例えば、親に愛されないっていう体験をした人っていうのは、親に愛されないっていう体験から、どうやったらこれが改善できるんだろうっていろんな方法を探って、生きやすさを求めるんですよね。その求めた結果、結局自分がそれを知識だったり、体験だったり、技術だったり、知らないうちに全部習得してるんですよね。

そうなったら、自分が解決したときに解決できてない人に、これを使える、仕事にできる、活かせるっていう。そのために、幼少期のこの経験が必要だったんだっていう。逆説的に全部が分かったとき、過去の嫌だった経験が全部、あのせいでじゃなくて、あのおかげで私今これができてるとか、あのおかげで人助けができてるとか、全部おかげに変わったときに、全ての体験って感謝なんだなっていうのに変換する。

要は、陰陽の法則で黒だったものが白にひっくり返るっていう。こういう仕組みになってるんだっていうのが分かったんですよね。それが分かった瞬間、過去の深堀じゃなくて未来のミッションを見つければいいんだっていう。このミッションの見つけ方っていうのも、頭じゃなくて自分のハートの奥深くにあるので、とにかく自分に問いかけ続ける。目的、何のために未来の自分がさせたのかっていう、その質問の仕方をすることで、脳が目的を探し出す。その目的を深掘りしていくと、結局は最終的には自分の生まれてきた人生の目的にたどり着く。それが分かった瞬間、魂が震えるような、身体の細胞全体がもう悦びに満ち溢れて、笑い出すか泣き出すかっていう体感をみなさんされるんですね。

私自身自分で体感して分かってるので、目の前で何が起きてるか、その方を見ればもう一目瞭然。あーこの人今気づいた!とか、この人今繋がったんだなっていう。そういうところが分かってくると、過去を自分が全肯定できるようになるっていう。そこが、宇宙の叡智でダウンロードされたところから学んだことを駆使して、今セッションに取り入れたり、講座で教えたりしている肝になってくるんですよね。だから全部、自分の人体実験した結果っていう感じですね。

花梨:現在は、他者の期待に対してプレッシャーはありますか?

小松美鈴:いや、もうね、ほぼないです。というのがなぜかっていうと、周囲の期待に応えるってめちゃくちゃ他人軸じゃないですか。求められた自分で頑張るので。でもそうじゃなくって、自分の奥底で私はこのためにこれをやるんだみたいな、もう根本の軸ですよね。もう本当に本質に戻るっていう感じになったときに、自分が今世これをやりたくてやるとかね、これをなすべきためにやるっていうときに、周りの期待ではなくて、勝手に自分の内側から湧き出るミッションみたいな感覚。そういう感じになってくるんですね。

それをやることで、周りの人がどうやったらそうなるんですか? という、むしろ向こうからそれを知りたくてやってくるっていう人が増えてくる感覚に変わっていきます。

前は外から求められる私だったんですけど、そうではなくて。自分の内側から溢れ出る私をやってるだけで、周りが集まってきて。どうやったらそういう考え方ができるの、どうやったらそう解決できるのっていう感じで集まってくる。これが引き寄せの法則の真髄なのかっていうのもだいぶ分かってきたんですね。

花梨:気づいた後、他にも変化した点はありましたか?

小松美鈴:みなさんねよく言ってるけど、あり方が変わったときに、頑張り屋さんっていうその経験が、何か外のものを手に入れたいっていうよりも、心の内側から私はこれを叶えたいから頑張るっていう、本当に自分の中心に1本芯が通ったような、そこからぶれなくなってくるっていう感じ。

全く土台が違うなっていう感覚。自分軸ともまた違うんですよね。自分軸でちょっと下手すると、自分の我を通すみたいな感じですけど。そこを超越して、私は宇宙軸って呼んでるんですが宇宙の根源と繋がってる感覚なんですよね。なので、全てが愛や感謝みたいな、そういうところから繋がった生き方が出てくる感じなんですよね。

よく商売してる人でも、絶対ぶれない商売してる人って、本当にそこの軸がぶれない人なんだなと思うんですよ。それが、その人の役目とか使命とかミッションとかそういったところだと思うんですね。他人を中心にじゃなくて、本来の自分がなすべきもののために私は動くみたいな。そういうあり方に変わってきた。

そうすると、自然と考え方もブレない。それは何のためにやるのっていう目的志向になるんですよ。何のために私は今これをやるのとかね、何のためにこれが私の目の前にやってきたのとか。全部目的志向なので、起きること全てが私のためって考えられるようになって、被害者意識がどんどんなくなるんですね。あの人がこうした、あの人からこうされたじゃなくって、全部私が引き起こしたものだとするなら、何のために私はこれを引き寄せたのとか、何のためにこういう体験を私はする必要があったのかとか、考え方の軸が自分の内側に向くんですよね。

花梨:小松さんのミッションは何だとお考えですか?

小松美鈴:自分の経験してきたネガティブな体験って、全員がそうなんですけど自分のミッションとつながっていると。いつもちっちゃいときから感じてたのは、「私は何もないな」って感じることが多かったんですよね。

転校生だから幼なじみもいないし、それこそ仲良くなるとすぐ別れるし、本当に一緒にいる友達もいないんだなとか。それこそ早くに父親が亡くなって、進学もできなかったので、学歴もない。夫とは金銭問題で悩んでたので、お金がない、体力ない、いつも「私は何もない」っていう風に感じてたんですよ。

何のために私は何もないように生まれてきたのって、何もない私でいるメリットは何? そうやって私の何もない目的は何だろうって深掘りしていったときに、それこそミッションがバーンと出てきた。自分で全部生み出せるからという理由が出てきたんですよ。

自分で生み出せるっていうのがズドンと来たときに、自分で全部生み出せるなら、資格もお金もいらないんだっていうのが分かった。だから何もなくても良かったんだって。だから「何もない」を経験する必要があったんだ。そしたら、私がずっとやってきた心理学って知識だけなんです。それこそ道具もいらない。この経験と知識だけが自分の価値や能力として、誰かのお役に立ったり、悩み解決に導いたりできるという。

結局は今やってることも、何もないところから全部生み出せて仕事になってるじゃない? そしたら何も持たなくても大丈夫なんだ。何もなくても全部生み出せるんだ。それが私の場合は心理療法という仕事だったんですね。

全ての人が、生まれてきたときは真っ裸で生まれて来るように、何もなくても自分の叡智や経験値や体験から全部生み出せるから。何もなくても自分で生み出せるって叡智が元々備わってるんだよっていう、そこに行き着いたんです。

そしたら、1人1人その人の個性そのものや経験から、あなたはこういうのを生み出せる人だよ、こういう価値を持ってるっていうのを引き出すのが私のミッションであり、全ての人にそれを教えていくと。そういう原理原則をみんな知って自分を活かすのがミッションだと出てきたんですよ。

なので、例えば今こうやってお話してる花梨さんもそうなんですが、人の話を聞けるから聞いてほしいっていう人が来るわけで。それを発信してくれる人がいるから、自分でもそうやって知ってくれる人がいるわけで。これって今Zoomっていうツールを通してはいるけども、聞くことってすごいできるじゃないですか。

花梨:そうですね。

小松美鈴:今自分1人だけで楽しんでるんじゃなくて、それを発信することでいろんな人に、例えばこういう人がいるっていう刺激ある人を紹介すると、こんな人がいるんだと思って人生変わる人がいるかもしれないし。

もう既にやってることが、自分の何もないところから生み出してる才能なんだな、それが価値なんだっていう。そういうのをね、みんな持ってると気づいてくれたらいいのになと思ってるんです。だから絶望はしなくていいよっていう。そこをね、自分のミッションとして、多くの人が気づいてくれたらいいなと思って、今活動している最中です。

未来:ネガティブ体験は、自分の本当の才能とか天才性に気づく種がお宝として隠れていると伝えたいです。

花梨:未来に対しては、どんなイメージや理想を抱いていますか?

小松美鈴:例えば、自分の寿命が分かっていたとしたら何をするだろうなって考えたんです。そしたら、自分のことじゃないっていうのが出てきたんですよ。例えば世界旅行したいとか美味しいものを食べたいとか、自分だけの満足ではなくって。

例えば、うちの子供たちはもう成人をしてるんですが、将来何か壁にぶち当たったときに、私は人生の先輩として、もし命がなかったら何も教えてあげることはできないと思ったんですね。もちろんその子たちは自分で乗り越えて行くんだろうけども。

でも、そういうときに例えば、ヒントとしてこういうことが起きたときはこうすると目の前の壁が壊れるよっていう様な、私が今まで経験してきたことややっている仕事の叡智を記しておきたい、伝えておきたいと思って。

年齢的に、私はもう60過ぎてるんですね。だから、普通だったら65で定年なんですよ。一生身体を使って身を粉にして働くのかっていえば、それも疲れるし嫌だよねってなったら、自分の持っているものを何かに残しておいて、誰でも使えるようにしておけばいいんじゃないかと思って。

本を書きたいなというのもあって、たまたま昨日出版社の人とちょっと打ち合わせをしたんですけど。そしたら本来書こうと思ってたテーマから、あっ違うなと分かって。後世の人がこの壁にぶち当たってこうなったときは、宇宙の原理原則で、こういう原因でこういうことが起きててこうすると打破できるよっていう。

これを伝えていきたい、本に書きたい、残しておきたい、講演会でも何でも喋り続けていきたいっていうのがものすごく出てきたんですね。だから、5年先はまだ喋ってるかもしれない。講演会してるような気がするし、まだまだマンツーマンで個人セッションをしているとは思うんですよね。

もう5年先には、普通の人の当たり前になってると思うんですよ。全部の人がやっぱり覚醒する時代だと思ってるので。そこから本質に目覚める人がどんどんどんどん出てきて、100匹目の猿現象みたいにそれがどんどん伝播していって。本質とか、自分のミッション使命とか、そういうのに目覚める若い人たちがすごく増えてるような気がするんですね。

10年先になったときは、日本がどうなってるか分からないけども、目覚めた人たち同士でコミュニティができたり、国を良くする人たちができてたり、それこそ日本のあり方みたいなとか、生き方みたいのが180度今と変わってると思うんですよ。

それで自分が亡くなるときには、お互いに自分のミッション使命に目覚めて、自分がなすべきことをやるだけで共存共栄の世界ができる。みんなが自然に戻って、調和を図りながら、あぁいい世の中になったなって思いながら、私は亡くなっていく感じがするんですね。

だから、身近なところからそういうことをやっていきたいっていうのがあって。講演会、お話会、心理セッション、本を出すとかね、そんなことを今はやって、5年後もそれをやってるかなとは思います。

花梨:もし、幼少期に転校もせず、幼馴染もいて、お父様もいて、学歴もあって、お金もある。何でもある幼少期を過ごしていたとしたら、小松さんは今、何をしていたと思いますか?

小松美鈴:それもね、よく考えるんですね。もしそうだったら多分ね、つまんないなと思って、いろんな刺激あるものを体験しに行ってたと思う。だから、どっちにしても普通からはみ出すのは決まってたんだろうなっていう。そうやっていろいろ見たり聞いたりっていう刺激を受けて、こんな生き方もある、こんな人もいるんだとか、これをやったら楽しそうみたいなことを、まずやっているかもしれないですよね。

そこそこの大学を出たかもしれないけど、普通に就職するかなって言ったら、就職は1回するけども、なんだこれ、つまらないなと思って、やっぱり起業してたり仲間と一緒に好きな仕事をしてたりしたと思います。ただどっちにしても、破天荒な生き方はしてたと思います。

花梨:どうしてつまらないと思いますか?

小松美鈴:ぬるま湯にいるような感じかな。友達がいて楽しかったりとかね。父親や母親がいて優しくてとか。そうなると本当に温室にいるような感じで、もっと刺激的な外の世界に出てみたいっていう風に感じるんだと思うんですよね。多分それが私の本質なんだと思うんですよ。

花梨:元々そういった感覚とか欲求が強い?

小松美鈴:ないと思ってたんですけど。算命学を見ると、生まれ持ったハードルやカルマって、いろんな方を見てると、やっぱり幼少期の体験とリンクするんですね。私の場合は、親から見て理解されない子っていうのが出てるんです。この子何考えてんのか分かんないわみたいなね。

確かに、思い起こせば、私は自分で真面目な子供だなと思ってたんですけど、なかなかそうじゃなかったなっていうのもあって。ちっちゃい田舎町にただ1軒あった喫茶店に小学校3年生のときにお小遣いを持って友達3人連れて、ここに入ってコーヒー頼んで砂糖めちゃくちゃ入れて、4人でコーヒーを回し飲みしたっていうのがあって。

コーヒーって、喫茶店って何? みたいな多分好奇心旺盛だったと思うんですよね。だから、今でも多分そういうのをやってるだろうっていうのもあるし、算命学で見たときの持って生まれたカルマは、会社に入ったら部下にしてはいけない人っていうのもあった。これ何かっていうと上司の言うこと聞かない。上司の言うことを聞かないってことは、やっぱり「私はこうするのに」っていうのがあるから、結局は起業家向きだったってことなんですね。

さらに、社長の星を2つ持ってるっていうのが分かって。一生変わらないエネルギー数値っていうのを専業主婦では使いきれないっていう数値を持ってて、それを知ったときに、なんだ私って平凡に生きられない人なんだと分かったんですよ。

そしたら、もし仮にそうやってぬくぬく育っていたとしても、多分どっかで刺激を求めて外の世界に飛び出していってたんだろうなっていうのはイメージがつくんですね。面白いくらいにねリンクするんですよ、全部。

花梨:今後、求めてみたい刺激はありますか?

小松美鈴:よく巷でそれこそ引き寄せの法則だとか、情報空間の書き換えとか、そういった言い方があるんですけど。それを人体実験して、何か欲しいものとかありたいものとか、お金を使わずに、意識や法則を使って全部引き寄せてみたいっていうのがあるんですね。

ここまでできるんだろうかっていうのをやってみたい。実際にそれを自分が体験して、やっぱりこれって間違いなかったんだとか、やっぱりこれって誰にでも使えるんだみたいなのを経験して、それをみんな使ったらいいよと教えたいと思います。

本当に、自分の体1つでできること。それってイメージとかじゃないんだよみたいな。自分の意識1つでできるんだよって。磁石になってるから自分の意識って。だから、持ってる磁石をどう使うかで欲しい情報が集まってきて。その情報から自分が行動した結果手に入ったというのをどんどん実証していけたら楽しいなと思っています。

花梨:最後に、何か言い残したことはありますか?

小松美鈴:マイナス体験、ネガティブ体験は才能の種っていうことを言いたいです。それが何でかと言うと、その経験があって苦しいってことは、それが違うって分かってるから苦しいわけですよね。だから違うってことは、本当の自分に気づくチャンスなの。じゃあ本当の自分って何なんだろうって言ったら、その逆をやっていけば、結果的に自分が欲しいものが手に入るよと。ネガティブ体験は、自分の本当の才能とか天才性に気づく種がお宝として隠れていると伝えたいです。私が実際に今こうやって仕事してるので。全ての人がみんなそうなんだっていうのが、宇宙から教えてもらった大事な話です。

花梨:ネガティブ体験に苦しんでいる方に、何と伝えたいですか?

小松美鈴:マイナス体験が苦しいってことは、自分はどうしたいんだろう、どうありたいんだろうって自分に問い続けていくと答えが出ます。

だから、お金で苦労してお金がないっていう人は結局、雇われてるからお金がないのであって、自分で生み出せる本来の自分に戻ると、どんどん収入が増えていったりとか。愛されないと苦しんでる人は、自分が愛したいとか、自分に向けられる愛に気づいていくと、どんどん周りからも愛され人気が出てくる人になるとか。

苦しいってことは絶対それが違うって思ってることなので。本当の私はどんな自分なんだろうって自分に問いかけることで、自分の中からちゃんと答えが出てきます。行動ではなくて、自分の心の中の答えが自分の内側から誰でもちゃんと出てきます。問いかけ続けるってことですよね。何のためにといういう目的を問いかけ続けると、答えが必ず出てきます。

花梨:答えが明確にある方に対しては、何と伝えたいですか?

小松美鈴:自分のハートの内側っていう胸腺の奥の奥の奥に意識を向けて問いかけ続けると、私って本当はこれがしたかったんだみたいな感覚が出てくるんですね。私、ビンゴ感って呼んでるんですけど、腑に落ちた感覚が体で分かるんですよ。要は、腑に落ちるってアハ体験なんです。脳の可塑性っていうのがあって、上書きされると元に戻らないという性質がある。

そうなると、もう前の考え方って出てこなくて。私はこれをやれば良かったんだ!という、考え方が一瞬で変わるので。何から手をつけようかなって思ったら、身近にできるまず第一歩。これからやってみようっていうものをまずはアクションを起こすのが1つ。

脳の神経と体の神経って連動してるので、考えるだけじゃ駄目で必ず行動に起こす。1アクションを起こすと、この人って自分が思ったことをちゃんとこうやって動いてできるんだと脳は認識していくんですね。

自分で欲しいものを体を使って叶えていくことを繰り返していくと、この人は自分の願いを叶えてくれる人なんだ、この人って欲しいものをちゃんと手に入れられる人なんだっていうのを脳が繰り返していくことで、自分の欲しいものは自分で手に入れられるっていう成功体験と自信がついてくるんですよ。

だから、まずは思っただけじゃなくって、どんなことでもいいので1アクションを起こす。連動させる。脳と体の神経を連動させることをやっていくと絶対変わっていきます。例えば、お部屋の汚いものの中に埋もれているのが安心だったんだって気づいたときに、じゃあ汚い中で私一生安心するの? こんなのいやだって思ったら、じゃあどこから片付けようってなる。

まずは寝床を綺麗にしようとか、そうやってアクションを起こすと、寝床が綺麗で気持ちいいじゃんってなる。そしたらもっと気持ち良くしようと思って、次はリビングを片付けようとか。リビングが広々したら、ご飯食べるのなんかすっきりして美味しいんだけどってなる。

そしたらもう今度は、玄関片付けようよとか、断捨離しようよとか。そんな感じで1アクションを起こすごとに、自分の心地よさが勝ってくるので。次はこれやろう、次はこれやろうっていう自分の不快じゃなくて快感のスイッチが入っていくと、どんどんどんどんその快感を、心地いいものを求めていくので。気づいたら、心地良いもので周りが整って、心地良い考えや行動をするようになって、心地のいい人と付き合うようになって、気づいたら周りにいい人がいて、人生変わってるってことになっていくよっていう。具体的には、1アクションを起こすところから始めたらいいかなと思います。

花梨:その他、何か言い残したことはありますか?

小松美鈴:そうね、自ら奇跡を起こせるってことですよね。奇跡はすぐ目の前にあるよっていう感じですね。

あとがき

このインタビューを終えたあと、最近読んだ本に載っていた「妻と義母」というだまし絵を思い出しました。若い女性にも老婆にも見えるこちらの絵。どちらか一方だと思い込んでしまうと、もう一方と捉えることがむずかしいようです。

『思い込みの色眼鏡が外れると、本来のニュートラルな状態で相手を見ることができるので、どんどん関係性が改善していく。』
自分の思い込みを認識し、苦しみから本当の願いを見つけだす。
そんな空間を提供するだけでなく、自らの叡智を伝えていこうとするエネルギッシュなご様子になんだか心が暖かくなった時間でした。

改めて、小松さんインタビューへのご参加ありがとうございました!次回はどんなお話になるでしょうか?お楽しみに。

小松美鈴
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【インタビュー・編集・あとがき:花梨】

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