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色んな人に告白したりとか好きって言ったりとか女性が好きすぎてトラブルの多かった双極性障害の人

好きな人、今いる? 私? いるよ。
幸せだよね。好きな人いると、幸せだよね。
まあね、いまどき恋愛をしたりしなかったりがイコール幸せってわけじゃないけど、それで幸せな人は幸せだよね。だって幸せなんだもん。
ばん!
ということで恋愛回のリードテキストかと思いきや、今回は仕事の休職あり、子どものころの恋愛の失敗あり、今現在の就職先の悩みあり、で盛りだくさんの内容になったかと思います。
でもまあ、やっぱり、女の人が好きな人にとって、女性が好きというのは、何にも代えがたいものなのだと思います。やったー!
それにしても、今回は言及しなかったのだけれども、マッチングアプリの登場というのは、けっこう世の中を変えたんじゃないのかなって思うことわりとあります。SNSよりもマッチングアプリのほうが、より人類を変えたのではないかと、思った次第。
では! 今回の無名人インタビューもよろしくよろしくお楽しみお願い申しあげます!!(主催:qbc)


今回ご参加いただいたのは TAKU さんです!

現在:仕事を続けられなくなっちゃって

qbc:今、何をされている方でしょうか?

TAKU:今、簡単に言うと、転職活動中の無職で。
前職は理学療法士だったんですけど、その中でうまくいかないことがたくさん続いたので、すぐに働き始めるっていう前に、その失敗パターンだとかをしっかりと分析して、次にまた失敗しても落ち込んだりしないようにするために、自己分析をしていたので。
インタビューを通じて、自分への理解が深まればいいのかな、と思っています。

qbc:なるほど。

TAKU:今は、色々求人とかを見ながら、ぼちぼち転職活動をしています。

qbc:いつ頃からそういう状況になってるんですか? 

TAKU:結構長いんですけど、2019年の8月に県外の病院を退職して。
そこから、実は双極性障害のⅡ型という精神疾患の診断を受けて。すぐに働き始めるのもいろいろ無理だろうということで、療養していまして。かつ、就労移行支援所ってご存知ですか? 

qbc:はい。

TAKU:そこに数カ月通ったり、別の専門職、国家資格の支援職になるために勉強したり。そこはもう退学したんですけど。ざっと言うと、そういう中ですね。

qbc:退職した理由は、何だったのでしょうか?

TAKU:もう、仕事を続けられなくなっちゃって。簡単に言うと、パニックになっちゃって。どれぐらいだろう。
千葉県の病院だったんですけど、そこから神奈川県ぐらいまで50キロぐらい徘徊するかのように歩いて、病院から離れようとしたんですね。それを部長と同僚2人が保護というか、助けに来てくれてっていう流れですね。
なんでっていうと、たぶん、後でもお伝えできると思うんですけど、続けられなくなったことが原因ですね。

qbc:え、歩いてってことですか? 

TAKU:はい。今思うとヤバいやつなんですけど。

qbc:何年ぐらい働いてそういう状態になったんですか? 

TAKU:半年。新病院の立ち上げだったんですよ。立ち上げで5つの病院、院内の委員会を担当して。うち1つは委員長だったりでプラス業務だったり。他に立ち上げの仕事があったりっていう感じで。
話してる担当患者は認知症の方が多かったりとか、雑なコミュニケーションだったり、臨機応変な対応が必要だったりで、もうパニックになっちゃってっていう感じで。

qbc:どういった転職活動をされているのですか? 

TAKU:転職活動を始める前に、まず自分が発達障害かどうかっていう検査をしていて。今週の金曜日に結果が出るんですけど。それを分かった上で、障害者雇用へ行くのかとか、また就労移行支援所に通うのかとか、一般企業とかっていう選択肢を模索しようとしているので。
求人はチラチラ見つつ、心理検査待ちという感じですね。

qbc:どんな仕事をしたいとか、気持ちの部分ではどういう状況なんですか? 

TAKU:それを考えちゃうと、たぶん、また自分にできないことにばかり目が行っちゃうと思うので。
まずは検査を待つのみっていう感じにしてます。でも、理学療法士っていう選択肢は、もう100%ないです。

qbc:理学療法士がないというのは、なぜですか?

TAKU:発達障害の可能性があるので、複雑なコミュニケーションとか、臨機応変な対応とかが苦手というのと、理学療法士っていう国家資格を取ったんですけど、自分にとって勉強の内容も難易度がちょっと高すぎるっていう。
勉強することは好きなんですけど。

qbc:今おいくつですか? 

TAKU:今27歳です。

qbc:じゃあ、初めてのお仕事が、その病院の立ち上げだった? 

TAKU:新卒は2017年なので、京都府の病院です。そこでもう半年だったんですけど。急に落ち込んじゃうっていうか。仕事が続けられなくなったっていう感じです。

qbc:なるほど。ご趣味は? 日中は何をされていますか?

TAKU:今現在は、過去にnoteで収益を上げたことがあるので、もう1回、別の形で再現性があるのかを確かめるためにやっていて。
まずは、noteのアカウントを新しく作りました。今3日目ですけど。他の人の記事紹介をしてっていうところなんですけど。

qbc:はい。

TAKU:あとは読書が好きなので、退職が決まってから1日1冊ずっと読んできたので、千冊ぐらいこれまで読んできたんですけど。
プラス、転職の簡単な活動みたいなのを、ほぼ無職なのに、スタバでやってます。
だから困ってるんですよ。貯金を切り崩す生活なんですけど。

qbc:ご実家住まいですか? 

TAKU:実家です。

qbc:収益化は、生活できるくらいの収益だったんですか? 

TAKU:昔のアカウントは、ざっくり言うと、初月で5桁、1万円を超えるぐらいが、3か月ほどだったかな。
運用してたんですけど、それで生活ができるかっていうと微妙。

qbc:そのアカウントのテーマはどんなものだったのですか?

TAKU:note運用と、読書の方法と、ざっくり言うと、生き方というか考え方みたいな。
それを、本をもとにしてやってる感じですね。その3つをやって一番受けたのが、note戦略運用だったので、そこに力を入れていたっていうところです。

qbc:そっちの方が向いてるんじゃないですかね?

TAKU:そうですね。(笑)
第三者から言われるのも、なんかいいですね。気づきというか、やっぱりそう見えるんだなっていうのは。

qbc:できる人とできない人がいますからね。数万円だとしても、できない人はいますから。

TAKU:ありがとうございます。

qbc:2019年から休職されているということですが、なぜまた2022年のこのタイミングで就職活動をしようと思ったのでしょうか?

TAKU:僕、父親いないんですけど、母親1人と母方の祖母に育てられたんですけど。その母親に全然、普段の手伝いとかしてるんですけど、大きな親孝行をしていなくて。もうそれが一番ですね。自分が彼女を作ってとかお金稼いでってよりも、母親にまず、でかい親孝行みたいなのをしたいっていうのが一番あります。

qbc:なるほど。

TAKU:医療系の学校だったので、学費もめちゃくちゃ高かったんですけど、奨学金なしで入れてくれたんです。そういうのもあって、全部、自分は何してんだっていう。
自分が働く姿を母親に見せるのと、物とか体験とかで還元するのが、もう一番なのでっていう感じですね。マザコンとかとか、そういうわけではなくて。

qbc:過去のインタビューで、社会福祉施設に通っている人、管理者や働いている人など、いろんな立場の人の話を聞いているんですが、ハードな仕事お仕事ですよね。

TAKU:ハードなんです。どれもハードだと思うんですけど、向いてないと本当に。
自分の戦場は理学療法士じゃなかったんだなと思って。それで転職活動するようにしてます。

qbc:今、何が楽しいですか? 

TAKU:今、note楽しいですね。

qbc:過去にもそういうことが楽しかったんですかね? 例えばアメブロでも同じことをやってましたとか。

TAKU:まとまった文章書くのはnoteが初めてでしたね。

qbc:昔のアカウントは、今も収益は続いてるんですか? 

TAKU:別に悪いことをしたわけじゃないんですけど、実は、ある事情があってアカウントは閉じたんです。別にまずいことがあったとかっていうわけではなくて。
そこを閉じてしばらく経って、やっぱり、WEBマーケティングみたいなのを学んだりして、どこか自分を表現したいとかいう思いがあって、今に至りますか。

qbc:今、何が一番したいですか?

TAKU:今一番したいことは、このインタビューが終わったらスタバに行くことです。

qbc:(笑)

TAKU:スタバかタリーズのどちらかに行って、もっと本を読むことが、今一番したいです。

qbc:本の趣味は、どんな感じですか?

TAKU:本は最近、昔のベストセラーというか、ロングセラーを読むのにハマっていて。最近読んでるのは、ドイツの詩人の本とか。ビジネス書みたいなのも読んで。小説はちょっと疎いんですけどっていう感じです。

qbc:ドイツの詩人って、現代作家ですか? 

TAKU:いや、っていう結構前にいた方ですけど。1800年代。ゲーテってご存知ですか?

qbc:私、誕生日一緒ですね。

TAKU:ゲーテと僕、同じ病気なので。症状が明らかに双極性障害みたいで。

過去:女性が好きすぎて、それが故にトラブルになった

qbc:子どものころは、どんなお子さんでしたか?

TAKU:最近、発達障害の検査のために、育児記録を見たんです。
男児とはずっと喧嘩ばかりで、噛みついたりしてたんですけど。女性からはめちゃくちゃモテてたみたいで、女性とのトラブルは一切なかったらしいんです。
保育園のときです。

qbc:そのころ、自分の中で覚えてることってあります? 

TAKU:ぼんやりと、女の子と遊んだりした覚えはありますね。インパクトがあるものは、あんまりないですけど。

qbc:内向的とか外交的とかは?

TAKU:小学3年生からサッカーを始めたんですけど、自分が思ってるほど、周りから見ると無口だったらしく。今も内向的なんですけど、おそらくそのときから内向的なのかな、とは思います。

qbc:この場合の内向的とは、どんな感じなのでしょうか?

TAKU:自分に興味があるのが内向的だと、僕は思っているので。自分の興味の対象が自分に向いてる、内側に向いてるのが内向的っていう認識っていう、そんな感じです。あまり、人に興味がすごくあるとかっていうわけではなかったですね。

qbc:なるほど。振り返ると、どんな子ども時代でしたか? 

TAKU:女性が好きすぎて、それが故にトラブルになったっていうので、たぶんまとめられると思います。

qbc:女の子が好きすぎて? 

TAKU:性的な意味ではなくて。たぶん、僕は父親がいなかったせいでも愛着的なのが。両親いる方よりも、安定はしてなかったなって思って。母親はすごく良かった、いい方だったんですけど。
その足りない部分を埋めようとしてて、色んな人に告白したりとか好きって言ったりとか。そういうのって、中学生のときって敏感じゃないですか。それがやっぱり気に食わなかったらしくて、結構ボロクソに言われて。今じゃ笑い話なんですけど、っていう少年時代。
それで、悩んでました。

qbc:お父さんは生まれたときから、いなかった? 

TAKU:2歳ぐらいのときに。離婚してって感じです。だから、顔も名前も知らないんです。

qbc:すぐ女の子を好きになっちゃうみたいな感じだったんですか? 

TAKU:そうですね、そんな感じです。

qbc:高校のころは? 

TAKU:高校は、ちょっと落ち着いてたんですけど。なぜか、高校2年生のときに、僕、もうサッカーやめてたんですけど、サッカー部が一気に普通科に来て、そこで何も僕してないんですけど、いじめみたいな対象になっちゃって。
ある日休んでたら、そのある男子から、メールで「机に花が置かれてるよ」みたいな、とかっていうエピソードはありました。

qbc:周りと馴染めてるタイプ、馴染めてないタイプっていうと、どちらですか? 

TAKU:その当時は、馴染めてないタイプ。
1年生の時は馴染めて、クラスもワイワイしてる中にいるんですけど。環境が変わったら、適応できないタイプだと思います。

qbc:しばらくすると適応できるんですか? 

TAKU:それも相手次第になるので。自分から行動することじゃないので、できなかったので。

qbc:そのころは、女の子は? 

TAKU:高校1年生のときに付き合った人と別れて、その人とまた高校2年で同じクラスになっちゃったので、なんかずっと女性の評判は良くないみたいな。

qbc:別れたから評判悪くなるってどういうこと? 

TAKU:あんまり覚えてないんですけど、たぶん良くない別れ方をして。やっぱり、周りもそれを広めるじゃないですか。
2年生になっても、その子と同じクラスだったので、周りに伝染して。あまり良くない関係っていうか。

qbc:なるほど。学校外で探すっていうのはできなかった? 

TAKU:もうそうなると、女性への興味がほぼ薄れて。それどころじゃなくなってます。

qbc:どういうこと?

TAKU:きついことを言われたり、「◯◯から言われてるよ」とかって休みがちになったので。グレることはなかったんですけど、引きこもりみたいな感じになっちゃったので。
当然、不登校になって、家にいる女性は祖母と母親だけだみたいな。だから女の子とどうしようってことは、もうなかったですね。

qbc:そういうふうな状況になる大きなきっかけみたいなものって、あったんですか? 

TAKU:全くなかったです。ただ、馴染めずに輪の中に入れずにいることが、原因なのかわからないですけど。僕が結局、その学校を退学するんです。

qbc:退学したの? 

TAKU:2年の途中に退学したんですけど。聞いた話によると、そのバーッて言っていた同士でも、また言い合うみたいに。だから、そいつらが悪かったというか、害だって思うようにしてて、僕は何もしてないので。でも、それに負けちゃったっていうところですね。

qbc:その後、理学療法士を目指す方向に行くんですか? 

TAKU:資格を取るには大学に入らないといけないんですけど。
高校退学したら選択肢は1つで、高卒認定試験っていうものを受けないといけなくて。それに合格して、現役で大学に合格しました。そこから、わりと順調に。いい人ばかりだったので、周りとも馴染みながら。そこはスムーズに実習とか病院実習とかもクリアして、理学療法士になりました。

qbc:女の子は? 

TAKU:もうひどいです。なんというか、マッチングアプリを発見して、やって。出会ってしまって。
その当時、彼女とかいたんですけど、別れてすぐにマッチングアプリをして。

qbc:しょうがないよね。

TAKU:しょうがないですよね。

qbc:マッチングしたんだものね。

TAKU:はい。そこから、年上の人にターゲットを絞ろうっていうふうに考えて。

qbc:どれぐらい歳上? 

TAKU:28、30ぐらい。20代以内で絞ろうと思って、色々戦略を。そのころから戦略を立てるのが好きだったんですけど。だいたい30人ぐらいの人と会って、お茶したりっていう。

qbc:なるほど。アプリはなんで30人ぐらいでやめちゃったんですか? 

TAKU:情けなくなったというか。続かないですよね。

qbc:会った後に続かない? 

TAKU:そうですね。続かなくなった原因が、おそらく自分にあったので。連絡が急に来なくなるんですよ、僕から切るのではなくて。っていうことに気づいて、やめました。

qbc:動機が、あんまり性的なことじゃないってことですよね。TAKUさん自身は。

TAKU:どっちかって言ったら、話したいとかの方が強い。

qbc:なるほどね。そうか。
理学療法士に受かって、実際に入職というか、お仕事を始められるということになってくると思うんですが、そこではどんな感じでしたか?

TAKU:もう師匠と言えるぐらいの人に会って。その人が理学療法士4年目だったんですけど、知識とか経験が群を抜いていて。その人が、僕の指導者になったんですよ。そこからもう、ほぼ毎週、週2-3回ご飯に連れてってもらって、学会とか勉強会とか教えてもらって。
っていう中で順調だったんですけど、8人いる同期の中で、あまりできない人がいて、その人のアドバイザーを交代するっていうことになって。それで僕に新しくついた女性が、お子さんが生まれたばかりだったので、早く帰らないといけないとかっていうので、うまく関係も作れなくて、わからないことを聞けない。

qbc:はい。

TAKU:で、自分でやらないといけないんですよ。僕、当時は完璧主義だったので、人に頼れない、自分でやらないといけないっていうのが、難しいことに飽きてしまうと、もうパンクしちゃってっていう。回避、先延ばしして疲れてっていうのが、繰り返しになってました。
だから、アドバイザーというか、指導者にどうしてくれとかっていうこともなく、自分でやらないといけないっていう風に思って。
それに加えて、育ててくれた祖母が脳卒中で倒れるんです。僕が理学療法士になりたいと思ったのは、祖母が若い頃からちょっと体が、心臓に病気があったりとか。そういう祖母を
支えたいと思って理学療法士になったんですけど。脳卒中になりました。で、自宅介護のために実家に戻るっていう流れです。ちょっと長かったんですけど、すみません。

qbc:最初の職場は、なんでやめちゃうんですか? 

TAKU:ここは、もう自分で自己分析もできていて。簡単に言うと、トラウマ。中学生から始まった、女性からの悪口とか、いじめみたいな精神的な嫌がらせがあって、そういう非難とか指摘になると思うんですけど。そういうのを経験すると、トラウマ記憶として残っていると、回避、逃げちゃうっていうことが起きるんです。
でも、それがしっかりと浄化できていないままだと、解決できていないままだと、似たことが起きる。
今回だと指摘。ただ業務の指摘なんですけど、非難じゃなくて指摘なのに、攻撃されているっていうふうに感じちゃって。で、逃げちゃう、急に職場に行けなくなる。
日頃のストレスが溜まってるのは、祖母が倒れて、もう左半身麻痺になって、自宅介護なんですけど、母親も仕事をどうするっていう状況で、結構いっぱいいっぱいだったので、パンクしちゃったっていう感じですね。

qbc:で、辞めて。また再就職するってことですよね。

TAKU:再就職のために実家に戻って、大きな病院2つと、一般企業の内定をいただいたんですけど、鬱症状になって、内定を全て辞退して。
それが2018年。2019年に新病院の立ち上げに関わるっていう流れになります。

qbc:なるほど。復職と同時に病院立ち上げというハードな現場に入って、50キロ歩いてしまったという。

TAKU:そうですね。たぶん、逃げたかったんでしょうね。

qbc:実際、逃げてますからね。

TAKU:逃げてますね。

qbc:逃げたことを振り返ってみると、どうですか?

TAKU:回避の人生だったなと。これから回避の人生。挑戦してうまくいったことはあるんですけど、頭にこびりついてるのが、指摘されたら逃げるっていう闘争・逃走反応っていうんですけど。あれの典型的なパターンかなっていうふうに思ってます。なので、逆の闘争というか、今後は挑戦して、無理せず、完璧主義もやめて。ゆるゆると生きて行こうかな、とは思ってます。

qbc:なるほど。
お話聞いてきて、TAKUさんのことを、理学療法士が向いてないというよりも、突発的な対人関係が苦手なのかなと思いました。患者さんとのコミュニケ―ションって、ご病気だし何が起きるか分からないじゃないですか。
でも、トライアンドエラーが許されるマッチングアプリやnoteみたいな場所だと、自分で戦略を立てながらうまく立ちふるまうことができるのかなと。こっちは得意なんじゃないかなと。

TAKU:人間って、よくないこととかネガティブなことに向きがちじゃないですか。もう、脳がそういう構造なんですけど。自分もそれを知っているにも関わらず、そう陥っていたんです。
でも、こうやってお話していただいて、素晴らしい見方を自分にできるようになったのかなと、なれるのかなと思い始めました。

qbc:人間って、過去や損失のほうに注目してしまうんですよね。

TAKU:過去に執着しているか、未来に目を向けているかの違いみたいな? 

qbc:そうですね。未来志向、過去志向ってのがあったら、TAKUさんは過去志向だと思います。
一方、起業家は未来志向ですね。過去のことはわりとどうでもよくて、目的達成にひたすら邁進するみたいな。

未来:また今後も彼女を作っていこうかな、と思います。

qbc:5年後10年後にこうしたいとか、死ぬときにこう思われていたいとか、未来についてはどういうイメージをお持ちですか?

TAKU:先ほどお伝えしたんですけど、父親がいないので。幼少期から1-2年前まで、もうずっと、自分の中の理想の父親になりたいっていう思いが強かったんですよ。
でも、無職を経験して、果たして子を育てる覚悟があるのかっていうところも。その側面も色々見たりして、まず彼女だろうっていう話もあるので。未来は健康。健やかに、体調良く、ポジティブで楽観的に言い切る。あんまり波がありすぎずに、わりと落ち着いた生活をしたいっていうのが価値観というか、大きい軸としてはあります。
具体的にと言われると、まだ全然イメージがないんですけど。

qbc:就職はどういうところを目指されてるんですか?

TAKU:自分の強みが生かせて、波が大きくならないようなところとかっていうのは、漠然とはあるんですけど。
完璧な就職先なんて絶対ないとは思うので。自分がどう思うかなので。

qbc:お話お伺いしてると、Webマーケティングの会社も蟻かなと思いましたけど。どね。

TAKU:ありがとうございます。
これまでは、理学療法士を続けるかどうかっていう二択しかなかったんで。

qbc:理学療法士を取るまで行ったっていう、コツコツ積み上げる能力はありますよね。

TAKU:今、すごく思うのが。僕、創造性はほぼないんです。でも、例えば人が0.1やったら、それが10にも20にもできるっていう自信はちょっとあって。
例えば、製品を作るっていうよりも、その製品をどう届けるかとか、どう見せるかとか、そういうライティング、WEBライターもしてたので。そういう面では自信はあるのかな、と思います。根拠ないんですけど。

qbc:根拠がない自信を持てるっていうのは、良いと思うんですよ。それはもうシンプルに、素晴らしいですよ。
未来を、あまり考えないようにしてます? 

TAKU:そうですね。でも、目標から逆算することは大事だと思って。でも、そこは難しいですね。「未来を考えない」寄りかもしれないです。

qbc:もしもの質問というのをしていまして。もしも、どこかのタイミングでもいいんですけど、あ、この人とならずっといたいなっていう彼女ができていたら、どうだったと思います? 

TAKU:もう、めちゃくちゃ頑張ると思います。

qbc:やっぱり、必要なのは人生のパートナーですよね?

TAKU:まさにその通りです。僕は正直、その思いを押し殺してたんですよ。

qbc:いつから?

TAKU:この半年ぐらいですね。
無職の状態が続いたときに、このままで無職やってもっていうところで。じゃあ、その根本を変えてみようかと思って、彼女なんていらない、みたいなっていうふうには思ってたんですけど。
でも今言われて、確かにこれまで振り返ると、大学のときにずっと付き合ってた人と、めちゃくちゃ一緒に仲良かったりっていうのを考えたりすると、まさにと思いました。

qbc:安定してると伸びる方なんだと思います。安定してない方が伸びる人も時々いるけど。
大学生活がうまくいっていたのだとしたら、その彼女のおかげかもしれないですね。

TAKU:もう、まさにそうですね。
実習は辛かったんですけど、それも乗り越えられ。なんで乗り越えられたのかわからないぐらい乗り越えられたんで。
ちなみに僕、NPO法人事業部長みたいなのもやってて。

qbc:え、今? 

TAKU:今現在やってて。去年の10月からやってたんですけど、僕、ちょっと体調が少し悪かったのお休みしていて。また最近、ちょっと力を入れ始めているので。

qbc:何のNPOですか?

TAKU:うつ症状についてのNPOです。

qbc:なるほど。たぶん、そういうのも含めて、自分を出してしまった方が楽なタイプの方だと思いますよ。

TAKU:今度、朝日新聞の取材を受けます。僕自身に対してですね。僕の経験とか、NPOの活動とか。これまでのことを取材で紙面にしてさせてくださいって連絡が来たので
これをうまく使っていけたらなと思います。

qbc:いいじゃないですか。最後に言い残したことがあればお伺いします。

TAKU:短く簡単にお答えしたいことがあって。僕が大切にしてる名言があって。SHOWROOM株式会社の前田裕二さん、『メモの魔力』の。あの人の言葉がすごく印象的で、それを力に変えているんですけど。それは、過去も今もこれからも変えてるんですけど。「優れるな、異なれ」っていう。
それをもとに、また今後も彼女を作っていこうかな、と思います。

qbc:ありがとうございます。ゲーテの名言がありまして。
「人は、自分の愛する人からしか学ばない」って。嫌いな人が言っても、それが合ってたとしてもそこから学ばないんですよね。だから、良いパートナーにめぐり合えば、きっともっとパフォーマンスが無限大に上がる方だと思います。
ありがとうございます。

TAKU:ありがとうございます。


あとがき

私、40代だけどマッチングアプリというか当時の出会い系サイトは20代のときに使っていましたよ。知らない人と出会うっていう方法は、案外と少ないのでね。そういうところに行きついちゃうわけですよ。
第三者の心地よさというか、まったく知らない人と話すことの楽しさというのを、実は案外、そこで培ったのかもしれないね。面白いね。
いやはや、今回は精神疾患やそれに紐づく休職の話などで、ちょい暗めの展開になるのかと思いきや、けっこうけっこう、女性問題はありつつも、女性がそばにいればなんか楽しそうな人で良かったんじゃないかなと思います。いやまあ、女性から見ると、もしかしたら負担になってしまうタイプに見えるのだろうか・分からないけど。
でもさ、こう素直に女性が好きと言える環境=自分の気持ちを素直に伝えられる環境にあるのであれば、気分爽快気持ちスッキリ楽しさ満点、日々これ好日なんじゃないのかなって、思ったよ。
アフタヌーンティーで好きな恋人といっしょに優雅に気だるく過ごせる午後がやってくるといいですよねー、って思ったインタビューでした。
幸せ。南無ー。
感想はコメント欄にていつまでもいつまでもいつまでもお待ち申しあげ候!

インタビュー担当:qbc

編集協力:有島緋ナ

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