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母親に病院に行って欲しくてお願いしたけど行ってくれないので自分が行ったらうつと言われた音大生の人

あたな、成功したい? 端的に言うと、
・家庭に居場所はなかったが、居場所を自分で見つける工夫を覚えた。
・家族と不和だったが、その分交渉力がつき、自立も早まった。
・そんなに好きでもないことだったが、強制的に続けた結果、忍耐力がついた。
という人生もある。
あ「あたな」ではなく「あなた」です。「あたな」という名字の人がいるとか、陰謀論的なメッセージではないですので。ね?(信じてろ)
一方で、
・家庭に居場所はなかった。同じ境遇の友人ができ、反社会的な行動をするようになった。
・家族と不和だった。自分の意見を何もかも否定され、無気力で怠惰になった。
・そんなに好きでもないことを無理やり続けた結果、自分が何が好きか分からなくなった。
というパターンも、もしやあるのかもしれない。
いずれにしろ、挫折のうちに成功は孕む。贅沢の中で才覚が寝る。
夜。明けると朝。あんまり嬉々として話せる内容でもないけれども、苦痛が人生を完成へと導く(場合もある)。
今日の無名人インタビューもよろしく楽しんでくださいませね!(主催:qbc)

今回ご参加いただいたのは 姉御 さんです!

現在:そんな生活を送ってきて、なんであなたの? みたいな感じでよく言われて。

qbc:今、何をしてる人でしょうか?

姉御:大学生なんですけど、音大に通ってて。普段はピアノ弾いたりしてますね。
あとは、塾講師のバイトをやったり。そういう生活を送ってます。

qbc:その他の趣味などは?

姉御:趣味は、ゲームとか。やっぱり音楽が好きなので、ピアノを弾くのがすごい好きです。

qbc:今、何してるのが一番楽しいですか?

姉御:そうだな。塾で生徒に教えるのはすごい楽しいなって思います。疲れちゃいますけど。

qbc:大学は、コロナの影響もありますが、リアルに通われてますか?

姉御:全部対面でやってます。高校生のときは、半年、家でオンラインでみたのもあったんですけど。基本的に対面にしてくれるようになりました。

qbc:あ、高校も音楽系?

姉御:付属です。

qbc:なるほど。そうですね。1日の過ごし方って、どういう感じになりますか?

姉御:朝は基本的に早起きをして、準備をして。で、結構1限からあるので、そのまま学校に行ったり、朝練したりしてます。
学校が終わった後、塾に行ってバイトをしてってなると、家に帰るのが大体11時とかで。そっからご飯を食べてお風呂に入って、ってやりたいんですけど。ちょっと疲れちゃって、なんかだいぶぼーっとしてしまって、結局就寝するのが2時とかですね。
あんまり家が好きじゃないっていうのもあって、外で働いたりする分には苦痛じゃない。むしろありがたいぐらいなんですけど。
やっぱり精神的にも身体的にも疲労は溜まっていきます。

qbc:今、元気か元気じゃないかって言ったら、疲れてるんですか?

姉御:そうですね。人前では普通に接することができるんですけど。1人だとだいぶ病んでしまいます。

qbc:どういう病み方ですか?

姉御:普通に、なんか死にたいなとか思うときもありますね。基本的にそういう気持ちは、ずっとどっかに持ってるんですけど。でも、こう、やっぱ家じゃないところで、自分にとって大事な人と関わることができると、徐々に気持ちが持ちあがるというか。

qbc:外では元気、家では死にたい、というのはいつ頃からです?

姉御:何か、高校生の頭。でも、自分の中で、私こういう症状あるなって思い始めて、ちゃんとわかり始めたのは高3とかかなって。

qbc:病院に行ったのは?

姉御:えっと、先月とかです。

qbc:なるほど。

姉御:いや、本当は、親が毒親というか、そういう感じで。
母親が精神的におかしいなと私は思う。ヒステリックというか。普通じゃないなって思うので。
本当は母親に病院に行って欲しくてお願いしたんですけど、行ってくれないので。とりあえず、じゃあ私が行ってみようと思って、行っていろいろ話したんです。
うつ病にもいろいろパターンってあると思うんですけど、私は微笑み鬱って言われるタイプっていうか、ずっとやる気が低迷してるとかではなくて、人前だと結構普通に笑ったりとかもできるし、日常生活は全然支障なく送れるんですけど、その時って結構自分のテンションを上に持ちあげるのを頑張ってるから、1人になったときに、何かそのツケが回ってきたじゃないですけど、なんかぐあって下がっちゃうというか。

qbc:普段は、どういうふうに自分を扱っているというか、向き合ってるというか。。

姉御:自分との向き合い方は、もう駄目だなって思ったときは、なんか何もできないので、ぼーっとしてます。気づいたら2時間半経ってたとかもしょっちゅうあって。
そういうので、自分が頑張れてないっていうか、動けてない自分もあんまり好きじゃなくて。
て言うと、彼氏とか、お友達とかは、いや頑張らなくていいんじゃない? とか言ってくれるんですけど、なんか素直に受け止められる自分と、頑張らなきゃ生きていけないよって思う自分がいます。

qbc:自分自身の性格はどうですか? 単純におとなしいとか、明るいとか。

姉御:割と人見知りです。初対面はすごい人見知りで、対面だと喋れないんですけど全然。
でも、仲良くなったら、距離を詰めるのは早くて。あとは年下にすごい好かれるタイプかなって思います。

qbc:年下から好かれるというのは、それはどういう経験から感じたんですか?

姉御:中学のときは部活動に入ってたんですけど、年下の子の方が寄ってきてくれるんですよね。友達の話を聞いてても、後輩と仲良いのって何かあんまり聞かないしなと思って。

qbc:周りからは、なんて言われるタイプです?

姉御:周りからは、そうだな、なんかもう真面目すぎて、糞真面目って言われます。硬い。

qbc:自分では真面目だと思います?

姉御:そう思います。もう、なんだろう、真面目すぎて本当に堅物だなって思います。

qbc:どういった具体的なエピソードがありますか?

姉御:真面目すぎるっていうか、人を信じすぎるっていうかな。
ノーと言えない。頼まれた仕事とか、適当にこなせばいいのに、ちゃんとやっちゃう。
だから根が真面目というか、なんかちゃんとやっちゃうから、どんどん自分の首を絞めちゃうっていうか。クオリティと効率とっていうのを考えないで、全部100%にしようとしちゃうところがあって。

qbc:ストレスはどうやって解消されていますか?

姉御:解消は、できてないと思います。自分の性格とか、今の悩みとか全部を形づくってるのって、結局、あの家庭の問題だなと自分では思ってて。
だから、親との関係とか、家の環境ってすごい大事だなって思います。

qbc:何が嫌ですか?

姉御:何がっていうよりかは、まず私の家庭が、今4人なんですけど、私と母と父と祖母なんですけど、もうそれぞれに問題がありすぎて。
一番やばいのは母です。
母はすごい、なんだろう、メンヘラで過干渉で、カマチョじゃないですけど。なんかそういう感じで。ちょっとなんか、んーなんだろうな。
LINEを攻撃手段に使ってくるんですけど、すごい怒涛のLINE攻撃が来るんですよね、機嫌が悪いと。でも機嫌がいいときは、デレデレじゃないですけど、なんか別人みたいな感じなので。
その温度差に、私も様子を見るのが疲れちゃうというか。もう全然、身体的な虐待みたいなのは全然受けたことないですけど、心理的虐待じゃないけど、言葉で結構グサグサと言われるので。
本当に思ってるか思ってないかは別として、機嫌が悪いと、子供なんか産まなきゃよかったとかLINEしてきて。
もうママのことは嫌いってことなのね、みたいな。
そういう感じなんで、ちょっと面倒くさいなって。そういうところが、本当にもう関わりたくないなって思ってて。

qbc:はい。

姉御:父親は、母親についての相談を最初はしてたんですけど、そのときは私の味方をしてくれるんですけど、いざとなると結局母親の味方をしてしまうというか。
あと、根本的な解決方法ではなくて、とりあえずママは怒らせないようにしといてみたいな感じなので。もうだんだん信用が薄れていったというか。もうこの人には頼らなくていいやって思ってしまって。
祖母は、また別問題でちょっと。そもそも父方の祖母なので、私の母親とは嫁姑問題がまずあって。母親としてはそれもすごいストレスなんだと思うんですけど。
祖母は私に対してのその関わり方がちょっと尋常じゃなくて、距離感がおかしいっていうか、基本的に祖母はプライドが高いので、私は下手に出るべきなんですけど、何々してあげたんだから、お礼の言葉ないの? みたいな感じとか。機嫌がいいときはすごい普通なんですけど、嫌味を言うときもあって。壁越しなのに聞こえるように言ってくるとか。
家が、全然好きじゃないなって感じです。

qbc:何歳ぐらいから、そういう感覚でいるんですか?

姉御:元々は祖母以外の3人で暮らしてたんですけど、祖母の家に小学2年生で引っ越してきて。最初は祖母とは仲良かったし、母とも父とも仲良かったんですけど、高1ぐらいで進路で揉め始めて。でも祖母のことは、中学生ぐらいから嫌いでした。

qbc:なるほど。

姉御:中3の後期ぐらいに、両親とは進路で揉め始めて。
高1のときにも、私が音大に進むか、普通の大学に進むかで悩んで。高3になってから普通の大学に進みたいって言ってももう遅いから、勉強だけはしておこうと思って、塾に通わせてもらってたんですよ、一時期。
でもまあ塾って、すごいお金がかかるわけで。まあ払ってくれてたんですけど。
でも、それで結局音大に進んだから、今となってはすごいお金も無駄にした、みたいな感じで言われて。

qbc:誰が言うんですか?

姉御:父とか母ですね。特に父は、母がイライラしたときとかに、母をなだめるときに「いやもう姉御は俺らに借金してるようなもんなんだから」みたいな。
俺らに口答えできる立場じゃないじゃん、みたいなこと言ってくるんですよね。私もいる場で。
それがもうあれで、早く家を出たいなと思ってバイトしてます。

qbc:姉御さんのほうから、逆に嫌がらせしたり、仕返ししたりはしないんですか?

姉御:嫌がらせをし返すですか? あんまり思い浮かばないですね。嫌がらせするってことになったことがないです。  

qbc:親と子供の折り合いが悪いときに、子供が非行に走って、不良になって両親に迷惑をかけて仕返しするというパターンもあるので。

姉御:学校にある相談室みたいなところに行ってるんですけど、そこにはよく彼氏とも一緒に行くんですけど、本当に驚かれるんですよね。
そんな生活を送ってきて、なんであなたなの? みたいな感じでよく言われて。本当に、自分でもよくここまで普通の人になれたなって思うぐらい。
非行とかには走ってないですね。あんまりっていうか、全然、むしろその真逆みたいな感じです。

qbc:悪いことしないってことは、それじゃあ反動はどこにいったんですかね?

姉御:反動・・・

qbc:どこかに吸収されてはいますよね、今ね。

姉御:自分の体の中に反応が出てるってことですかね。

過去:やっぱ自分で決めたい、自分の将来は自分で決めたいなって思ってて、すごく。でも、自分の中でも不完全燃焼って言うか。

qbc:過去に行きましょう。子供のころは、どんな子供でしたか?

姉御:すっごい小さいころは、全然泣かない、親に迷惑をかけない人だったと思います。
けど、ちょっとよくわからないこともする。結構、変わり者でもあったかもしれないです。

qbc:どんな変わり者エピソードがありますか?

姉御:猫のキャットフード食べたりとか。あと、小1の頃はすごいやんちゃっていうか、先生にもすごい怒られるタイプで。今のこの糞真面目な性格とはちょっとかけ離れてたんですけど。
やんちゃ、えっと、例えば、椅子の、4本足ある後ろ2本でぐらぐらやってて、ガンて倒れて、先生にそれ何回目なの? みたいな。で、立たされたりとかも全然してたし。そういう感じでした。
図書室で借りた本なくすとかもよくやってました。

qbc:なるほど。

姉御:それが、小2で転校して、1回ガツンと怒られたときがあって。それを機に、すごい真面目になりました。

qbc:覚えてます? 自分が変わった出来事を。

姉御:自分の中で変わったのは、その時はわからなかったけど、今考えるとあれが節目だったなって思います。ある先生がいて。
あとは、少しいじめみたいなのもあって。それで、どんどん真面目になってました。でも、そういういじめる的なことをされても、鈍感すぎて、なんか全然、つらいとかも思わなくて。
今になって考えると、いや、あれ完全に仲間外れやんって思うけど。その時はなんか、どっか行っちゃったみたいな感じでした。
学校行事で一緒に回ろうみたいな約束とかをしてたけど、来なくて、みたいな。

qbc:そのころ、何が好きでした?

姉御:小学生のときは、小説を読むのがすごい好きで。もうずっと本当に家に何百冊って、あるぐらい読んでました。

qbc:それは家族の本ですか?

姉御:いや、自分で発売日とかをチェックして、おばあちゃんとかから図書カードが送られてきたりすると、それで買ったりとか。ラジオ体操の皆勤賞の図書カードで買ったりとか。

qbc:何を読まれていましたか?

姉御:児童書ですね。あとシャーロックホームズとかもすごい好きでした。それから、はやみねかおるさんの作品とか、青い鳥文庫とか。そういうの読んでました。
で、漫画を読んだことがなくて。中学生まで漫画を1回も読んだことがなくて、友達とかにそれ言うとすごいびっくりされるので、漫画ってそんな有名なものだったんだ、みたいな。

qbc:遊びとしては、何をするのが好きでした?

姉御:あんまり遊んでなかったのかな。もう全然、外で遊ぶとかはそんな好きじゃなかったので、ずっと家でまあゲーム。
小学校の頃はたまごっちとかやってましたよね、流行ってて。

qbc:音楽は?

姉御:あ、音楽はもうやってることが当たり前すぎて。ピアノ弾いてました。

qbc:いつごろからですか?

姉御:ピアノは何歳からちゃんとやったのか忘れちゃったんですけど。まず最初はリトミックっていうのをやってて。3歳とか5歳とかその辺ぐらいからもうずっと音楽やってきてて。
父親が、家族で誰も楽器を弾ける人はいないんですけど、父親がクラシック音楽を聞くのが好きで、すごく。
私にピアノをやらせたかったみたいで、なんか、ずっとやらせてもらってました。

qbc:お父さんは普通の会社員ですか?

姉御:はい、建築系の仕事をしてます。

qbc:ご自身としては、ピアノをやっていたことはどうだったんですか?

姉御:最初は、なんだろう、好きっていうか。小さい頃はそんなに将来のことは考えてなくて、ただ弾いて、レッスンもでて、みたいな感じだったんですけど。
ただ段々コンクールとか受けるようになったり、音楽教室とか通うようになって、周りが音大、音高を受けるみたいな感じになってて。父親と母親は、どっちにするの? みたいな感じで選択肢をくれてたんですけど。
でも、私から辞めたいって何回か言ったことがあったんですけど。辞めたいって言うと、何か泣かれたりしたので、そのとき。
母親とか父親は、何でここまで頑張ってきたのに、みたいな感じだったりしたので。
自分の中で、きっと私は音高に行って音大に進むっていうレールをしかれてるなって感じてて、中学生ぐらいのときから。
でも、やっぱ自分で決めたい、自分の将来は自分で決めたいなって思ってて、すごく。でも、自分の中でも不完全燃焼って言うか。ちょっと弾いてたいなっていう気持ちもあったので、中三の高校受験は普通校も音高もどっちも受けたんですけど、どっちを受験したときも、まだ進路が決まってなくて。

qbc:なるほど。

姉御:中3の終わりぐらいの時に、やっぱりもうピアノいいかなって言ったときに、すっごい号泣されて。
もうこれ、私、ピアノやってくしかねえなって思ってました。
だから高校生に入ったばっかりのときはすごい荒んでて、心が。
どうせやってくしかない、みたいな感じで受身だったっていうか。
すごい学費も高いのわかってたし、申し訳ないというか、なんだろう、自分で選びたいとか思ってたんですけど、でも、高校入ってまわりも音楽に打ちこんできた人で。
高3の真ん中あたりぐらいに、ようやく、自発的にピアノ楽しいなって思えるようになって。
それで、音大への進学は自分で決めました。

qbc:中3のときは音高に行くか迷ってたけど、行かなきゃいけないという家族からの圧で行った。
高3のときは、ピアノが楽しくなってきていて、自分で音大進学を希望したと。
大学進学のとき、家族からは歓迎されたんですか?

姉御:そのときはもはや、もう、塾代のこととかで関係悪化してたんで。
本当に、もう好きにすれば、みたいな感じだったんですけど。
でも、親は好きにすればって言ってるけど、多分これで一般行くとかいうと、それはそれで別の問題が生まれてくるんだろうなとは思ってました。
でも、本当に、自分の人生を親に決められるのはすごい嫌だなって気持ちがあって。親の思い通りになるくらいだったら、縁を切ってもいいから、自分のやりたいことをやって生きた方がいいんじゃないかな、って考えてます。

qbc:なるほど。高2でピアノ楽しいなって思ったきっかけは、何だったんですか?

姉御:高3なんですけど、思ったの。

qbc:あ、ごめんなさい。

姉御:高3の2学期ぐらい。秋ですね。学校で、ミュージカルをやるっていう、例年恒例の行事があって。高3はミュージカルみたいな。
そのときに、自然と練習とかで、クラスメイトと過ごす時間が増えていくんですけど。
今の彼氏なんですけど、その人と付き合う前に、ミュージカルのときに過ごす時間が多くて、すごいなんだっけな、何かの曲の話をすごい深く、めっちゃオタクばなしみたいな、音楽語りをしてきたんですよ、その人が。
そのときに、わ、まじでこんな、こんな熱量ある人初めて見たな、っていうか。
その人はあんまり、こう、練習してないっていうか、頑張ってますよっていうのを全然人に見せないんですよね。いっつもゲームばっかりしてるから。この人、本当にいつ練習してんだろうなって、ずっと謎の生物だったんですけど、深く話して。
その曲について、まだ全然知らないことがたくさんあるし、なんかそういうふうに熱く話をされた曲ってなると、これ弾きたいー! かっこいいなってすごい思っちゃって。
まだ自分のやりたい曲がいっぱいあるのに辞めるのってもったいないし、まだ続けたいなって思いました。

qbc:いつ付き合ったんですか?

姉御:3月ぐらいに付き合いました。

qbc:年明けての3月。どっちから告白したんですか?

姉御:向こうからです。

qbc:部活は、何をされていたんですか?

姉御:高校は部活がなかったので、なので中学のときに吹奏楽部とギター部に入ってました。  

qbc:年下から好かれていたエピソードって、具体的にはどんなものでしょう?

姉御:これは人によると思うんですけど、部活動とか、卒業した後って、同い年のすごい仲の良かった友達とかは、何年たってもあったりすると思うんですけど。
私は、年下の後輩と卒業した今でも定期的に会うんですよね。
部活動に行くと、1個下の後輩よりも2個下の後輩が抱きついてきたりとか。なんか、距離感が近いというか。年下になればなるほど、すごい寄ってくるっていうか。

qbc:なるほど。

姉御:それを友達に言うと、精神年齢低いんじゃない、とか言われるんですけど。同類だと思ってるんだよ、みたいな。仲間やんとか言われるんですけど。
それもそうかもしれないけど、私自身も先生に対しての憧れっていうか、先生が好きっていう根本的な性格というか、もうずっとあって。なので、自分より年下の子にはこう、生徒じゃないけどかわいがってあげちゃうんですよね。
それですごい寄ってくるのかなって、自分では思ってます。

qbc:とはいえ、後輩からリクエストというか、慕われると、いろいろしてあげたり、それがきつくなったりしないですか?

姉御:全然きつくないです。

qbc:感情としてはどんな感じですか? 後輩コミュニケーションをしているときは。

姉御:慕ってくれて、頼られたりとかすると、嬉しいし。
敬語を混ぜたり、敬語じゃないときも全然あるんですけど、嫌じゃないというか。むしろ対等に見てくれてるのが嬉しいなって思います。
あと、寄せ書きみたいなのとか。私は全然知らなかった後輩とかでも、先輩のこういうところが好きで、本当に尊敬してます、みたいなこととか書いてくれて。
そういうのって、別にお疲れ様でした、ありがとうございました、でも済ませられちゃうのに、丁寧に書いてくれてる人が多くて、感動します。

未来:誰に習わされてるからとかじゃなくて、自発的に音楽を好きになってほしいなって思ってます。そういう環境にいることができたら、多分楽しいんじゃないかなと思うので。

qbc:5年後10年後でもいいです、とにかく未来。死ぬときにこう思われたいとか、死ぬまでにはこれしたいとか。未来について、どういうイメージを抱いてますでしょうか?

姉御:未来。昔は、将来に対して、こういうことをしたいみたいに思ってたんですけど、具体的に。いろいろ思ってて、いろいろ挑戦して生きてて。
今は、病気のこともありますけど、死にたいとか思っちゃう。でも死にたいって思ってる裏で、きっと何年かして家を出ていったら、自分が帰りたいって思える家が築けるのかなって思うと、今の目標は、幸せになりたい、です。
まとめると。

qbc:幸せになりたい。どんな感じの幸せでしょうかね。要素的に、これがあって、これとあれもあって、みたいな。
具体的に言うと、その幸せは何で構成されてどんな感じになってるんでしょう?

姉御:学校でも哲学の授業とってて。幸せってなんだろうって、本当にわかんないんですけど。
でも、私の中では、なんだろうな、自分が必要とされる場所があって、自分が大切にしたい人、それから自分を大切にしてくれる人と、一緒に過ごせたり、時間を共有できたり、自分にとって本当にありのままの姿でいられる場所があるっていうのが、すごく大事なんじゃないかなって思います。

qbc:今の家族問題は、根本的に、何が問題だと思っていますか?

姉御:それぞれの性格が問題で。母親の言いなり、母親というか親の言いなりになって、それでいいって思える子供だったら、多分問題なく普通の家庭を過ごしていたと思うんですけど。
私の中で、思い通りになりたくない、自分の人生だから自分のことは自分で決めたい、っていう思いが生まれてるがゆえに、摩擦が生まれちゃうというか。

qbc:その認識は、カウンセラーさんと話したりしてできた認識ですか? 言葉が、すって出てきたから。

姉御:いや。

qbc:今、自分で考えて?

姉御:あ、はい。

qbc:なるほど。今のその情況を、どういうふうに対応して解決していくかって、今、スケジューリングも含めて考えていますか?

姉御:そんなに現実味を帯びてるかわからないんですけど。
私の中では、大学を卒業するまでの4年間は我慢するしかないなと思ってて。
というのも、学費を出してもらっている以上、もうあんまり大きな揉め事もできないし。あとは実家に住んでいれば、自分でバイトしたお金は貯金に回すことができるので効率がいいかなって思って。
それで、あと4年はもう我慢しようと思ってるんですけど。
で、就職先というか、絶対一人暮らしなんかさせないよと言われてるんですけど、出ていっちゃえばこっちの勝手なので。

qbc:なるほど。

姉御:私は、大学を卒業と同時に一人暮らしを始めたいなって思ってます。
あとは、もうすごい結婚願望めちゃくちゃあるので。結婚してしまえば、一人暮らしを多少はする機会があるかもしれないけど、合法的に家を出れるというか。
ので、結婚したいです。
あとは、私は、自分が時間なくて、バイト、学校、ピアノみたいな感じで時間がなくて、家庭のこともあって、追い詰められてるような環境なんで、逆に遊びまくってて忙しいって言ってる人があんまり好きじゃなくて。
なのであんまりインスタを見ないようにしてるんですけど。そういう人たちよりも、早く自分の希望を叶えたいなっていう気持ちがあるので、結婚ラッシュとかって25、6であると思うんですけど、私はそのラッシュの先頭になりたいなって思ってます。

qbc:なるほど。ありがとうございます。
もしもの未来という質問しています。もしも、小学校2年生ですかね。転校したとき、先生にきつく怒られてなかったらどうでしたかね、現在。

姉御:どうなったかな。でも、怒られてなかったとしても、きっとどこかで親との摩擦ってのは絶対生まれたと思ってて。
毒親の問題っていうのは、きっと、そこは変わってなかったなって思います。けど、逃げ道を見つけられたかもしれないです。

qbc:はい。

姉御:真面目すぎる性格があったから、全てを吸収して抱え込んじゃうみたいな癖があって。
全部詰め込んじゃうし、全部100%で考えてしまうけど。もし怒られてなくて、逃げ道を見つけられたら、何か疲れたなって思ったときに。
例えば、あんまり良くないけど、授業さぼってすこし心の余裕を生み出せるとか。なんかもう、今は本当に授業とかも全部真面目に出るタイプで、でもそうすると、本当に精神的にきてるときだと、過呼吸気味になっちゃうときもあって。
真面目すぎなかったら、そうはならなかったんじゃないかな。適度に緩く生きる術を見つけられたんじゃないかなって。
ここではちょっと楽して、こういうところではちょっと力入れよ、みたいな。そのバランス感覚がうまくできてるのが彼氏なんですよ。だから、見習ってます。なるほどって。

qbc:音楽は、逃げ道になりえなかったんですか?

姉御:逃げ道になりえなかったです。
多分、自分でも音楽に昇華できたらいいなって思ってるんですけど。
結局、今は自分でやりたいこととして音楽をやってはいるんですけど、その前の段階で、親っていう存在がちらついちゃうというか。
結局、私の中でこういう音楽が弾ければ満足だ、っていうのがあるのに、親としては結果を出さないと何も意味がないから、認めてくれないんですよ。
それがすごいプレッシャーになってしまって。
何か思うようにできてないっていうか。
状況も状況なので、無気力すぎて動けないときは練習したいって頭の中では思ってるけど、できなくて。
そんな自分が嫌で、みたいなループに入っちゃって。なかなか消化が難しい。

qbc:家族から、ちょっと聞かせてくれない? みたいなリクエストがあったりはないんですか?

姉御:いや、それはないです。過程には興味がないんですよね。結果だけなんで。

qbc:童話で、金の斧銀の斧ってあるじゃないすか。泉に入れると、普通の斧が良い斧になって戻ってくる話。
めっちゃ良い性格にガラっと変わって戻ってくる泉があったとしたら、そこに家族の誰を入れますか?

姉御:そうですね。母親ですかね。いや多分、母親だけじゃ何も変わらないですけど。
母親の性格っていうよりかは、考え方が変わってくれたらいいかなって思います。
何事も親っていうのは、私が言えることじゃないですけど、子供のことは認めてあげて欲しいなって思いますね。私が親だったら、結果を出す云々じゃなくて、子供の選択を尊重してあげたいなって思います。

qbc:今までで、一番楽しかったことは?

姉御:今までで一番楽しかったこと。一番か、一番っていうとなんかあんまり思い浮かばないけど。
楽しかった。楽しいのか。ええ、わかんないです。わかんないけど。つらいときは置いておいて、私が楽しいなって思うときは、いつも、多分友達とか、そういうすごい親しい人がそばにいるときだと思います。喋ってるだけでも、すごい幸せだなって思うときもあります。

qbc:未来について、こういうことが楽しみかも、みたいなことは?

姉御:最近は、未来のことが全然考えられないんですけど。
でも、私がたまに思うのは、楽しみだなって思うのは、将来は、教育に関わる仕事をしたくて。でも、ピアノはずっと弾いていたくて。
最初は中学校の先生になりたいと思ってたんですよ。私が中学校の先生がすごく好きだったから。だけど今は、何か、家で自宅でピアノを教えるような先生になりたいなって思ってて。
そうなったときに、自分の生徒達が、誰に習わされてるからとかじゃなくて、自発的に音楽を好きになってほしいなって思ってます。そういう環境にいることができたら、多分楽しいんじゃないかなと思うので。そういう未来があったら、楽しみです。

qbc:今、200万、ポンって手元にあったら何をします?

姉御:200万あったら、そうだな。
200万あったら、まずは、まだ引越しには使わないで、そこにプラスして100万くらい自分の貯金が貯まったときに、家を出て、それで、なんだろうな。教室を開きたいです。

qbc:あ、そうか。もう開けちゃえるんですもんね。音大に行っているてことはそういうレベルか。

姉御:はい。

qbc:ありがとうございます。最後に言い残したことは、ありますか?

姉御:なんか、元々そんなに話すのって得意じゃないんですけど、でも、楽しかったです。
多分、本当にどうでもいい内容っていうか、その、本当に普通の内容の話だったなって思うんですけど。それでも記事になったとき、どうなるのかなっていうのが楽しみです。

qbc:ありがとうございます。

姉御:ありがとうございました。

あとがき

皆さまインタビュー記事を読んでいただき、誠にありがとうございました。
感想、思ったことは、心に留めておかず、どうぞコメント欄に書き残していってくださいね! 励まされます!
そう、それで、私qbcの中で、この無名人インタビューの中で、どうしようっかなって思って質問するのを控えていた、タブー扱いにしていた質問カテゴリがあって、それは家族と恋愛。
性についてはいまだにややタブー扱いで。
それは、まあ、扱いづらそうだから、というか、嫌がる人も多そうだろうなっていう、たぶんにマーケティング的なブランディング的な理由からなんだけど。
でも、まあ、こういう質問は自分がされたくない質問だからなんだろうなって。
無意識に避けていたのかもしれない
でも人間を描きだそう、って思ったら、避けられない道だよなと思い。
でもこの家族と恋愛については、実は自分が実験的に質問したってわけではなくて、他のインタビュアーがしれっと何の気負いもなく質問してくれてて、それを聞いたのが発端です。いやあ、ほんと一人でやってなくて良かったなあと思ってますわ。
みんな、ありがとうね。
そして、好きな食べ物は? て質問も入れるようにしました。
あと睡眠時間も聞いておこうかな。けっこう、重要じゃない? こういう、生活の、生きる根源の、みたなのもさ。あはは。楽しもうぜ人生。な!
明日の自分の人生もお楽しみに!

インタビュー担当:qbc

編集協力:ことり☆

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