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【無料開催】質問するのは難しい(話を聞くことだって難しいのに)【7/24 21:00~】

最近、誰かに質問しましたか?
しました? どんな質問です?(はは、これも質問
最初に言っておきます。
質問を「自分の欲しい情報を得るための方法」とだけ思っている方には、ぜひこのセミナーに参加してほしいです。
質問は「相手の考えていることを言語化するための方法」です。

先日した「無名人インタビュー」で、ある人から言われたんです。
「耳順」の話「六十にして耳順う」ってね。みみしたがう、と読みます。
孔子の言った言葉です。人間、六十くらいにならないと人の言ったことを耳に素直に従えないものだよね、って。
これ、例の「四十にして惑わず」の仲間です。
四十の不惑や、「三十にして立つ」「五十にして天命を知る」が有名どころですが、あるんですね、「耳順」ていうのも。
ことほどさように人の話を聞くのは難しい、と。

あ、いや、質問が難しいという話をしていたのに、いつのまにか話を聞くのが難しいという話になってしまった。

まあ、話を聞くのが難しいくらいなんで、その「聞く」の上に相当する「質問」はより難しいというわけです。


「私たちは聞くことを通してよりよく生きようと思って生きている。」

聞くことの土台の上に質問があり、
質問の上に理解があり、
理解の上に共同体が、共生が、共に生きるということがある。
と、ぼんやり考えている。

そう、で、最近、誰かの話を聞きましたか? 
質問しましたか?
話を聞きはしたが、質問はあまりしていない?
そうですね、質問はナイフです。
人を傷つけることもあります。
怖くもありますね。
でも、怖いからって使わないでいたら、どう使うか覚えられないんです。

オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンというのをご存じでしょうか?

🌞オープンは、「はい」か「いいえ」で答えられない質問。
 「カレーライスはどうですか?」
🌞クローズドは、「はい」か「いいえ」で答えられる質問。
 「カレーライスは好きですか?」

無名人インタビューでは、オープンクエスチョンを推奨しています。
なぜなら、
「カレーライスは好きですか?」と質問した場合、
回答は「はい、好きです」だけで終わってしまうかもしれません。
一方オープンで、
「カレーライスはどうですか?」と聞けば、
「私の人生そのものです」とその人独自の表現をしてくれるかもしれません。
(すべてのインタビューにおいて、オープンが望ましいわけではないですよ)

クローズドクエスチョンは参加者の言語化の機会を奪っている

今日、ちょっと考えることがありました。
一つは、記事の非公開の希望。話しすぎてしまったから、と。ただちに記事削除しましたが、これは私たちのインタビューが、質問が、悪かったのか。
出来事を反芻しつつ、今できることは記事削除のみです。
扱った問題がセンシティブで、その取扱いが私たちはあんまりにもダイナミック過ぎたのでは? と。
コンプライアンス、活動に関する倫理、道義は日々、真摯にインタビュー参加者の声を聞くことでしか作りあげられません。
悩みながら前へ進みます。

もう一つは、インタビューのクオリティ。一つのインタビューが、うまくいかなかった。原稿編集中に、その品質の低さに気づき、参加者に連絡したところです。
再インタビューさせていただくか、記事公開をとりやめにするか。
めったにないことではありますが、年間300回のインタビューを実行するとなれば、こういったことも起こりえます。

おっと! 無名人インタビューで培った「質問力」を発表させていただく無料オンラインセミナーを開催するよ!!! というお知らせなのに!
今の気持ちに流されて、なんだかセミナーとは関係あるような、ないような、そんな話をしてしまいました。
ソーリー。申し訳ないです、すみません。
ありがとう。

人間は気持ちに流されてしまう生き物だ

だから、インタビュー中はなるべくニュートラルでいてくださいって伝えてます。私は。
相手はフォロワー5万人のアカウントです。なるほど、ニュートラルで聞いて。
相手は精神疾患の人です。なるほど、ニュートラルで聞いて。
相手は元アイドルです。なるほど、ニュートラルで聞いて。

自然体でいいんです。なぜなら私たちは、有名無名以前に、人だからさ。
あああーもう、また話が脱線しそうなので、参加ボタン用意しておきます!
去年クラウドワークスさんで実施いただいたセミナーの2023年版です!

参加希望の方は、
LINE公式登録して「質問セミナー」と
メッセージ送信お願いします!

個人LINEアカウントはバレませんよ!!!!!

開催概要

  • 参加費:無料

  • 日程:7/24 21:00~ 60分+質問タイム最大30分くらいまで

  • LINE公式参加必須です。連絡はLINE公式で行います。
    その他の応募条件は、、、なし!!!

  • ZOOMを使用します。qbcは顔出しですが、参加者は顔出ししなくても大丈夫です。

  • 録画アーカイブ残ります。が! その場合もLINE公式にご参加ください。

参加希望の方は、
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(おまけ)前回セミナーの質疑応答の内容まとめ

1,経営者インタビューで質問の回答から話を広げられない。

 >「出来事」「きっかけ」「感情」を意識すると広げやすくなるのでは、と思います。で、特に経営者であれば、未来=今後の展望も見つつ質問するのが良いのではと。
経営者は5年後10年後のことを考えるのが仕事のようなところもありますので。

2,回答が明らかに短く端折られている感じがする。その時の掘り下げ方。

 >なぜ端折られたのか、の理由はなんだったんでしょうかね。いずれにしろ、その質問をどうしても聞きたい場合は後で再度聞きます。同じ質問の繰り返しなのですが、などと適宜前置きして。
親密度がないため端折られたのであれば、回答いただけるかもしれないです。
あるいは答えるのがややこしいので、答えるのが瞬間的に面倒になり、短く答えただけだったのかもしれなく。
または、端折られたのではなく、本当に短い回答だったのかもしれないですね。しれっと、あれ端折って答えました? と聞いてみるメンタルもあると便利です。(このあたりは、質問ではなくて、個人的な営業経験からの回答ですね)

3,会社や組織の魅力を伝えられない。

 >いきなり暴論を言うようですが、人間は人間が好きなので、無機物も人間に見立てて考えるといいと思ってます。擬人法的に考えるというか。
なので会社、組織にも「出来事」「きっかけ」「感情」で考えると魅力が引き出せるかと。また、さきほどの質疑応答1の同じく「今後の展望」についても聞きたいですね。
まあただ、これも掲載媒体によって求められるものが違うと思われ、一般的な回答になってしまい恐縮です。細かい状況が分からないと具体的な回答難しいですね。

4,相手が心を閉ざしている。

 >待ちましょう。というのが私の方針です。言いたくないものは言わなくていい。無名人インタビュー的にそれを表現するとしたら、

qbc:ご家族とはどういう関係でしたか?
参加者:……。
qbc:なるほど。

という場面になると思います。なるほど言いたくないんだな、という情況を伝えます。
が、そういう質問ではないですよね。
親密度の話を思いだせば、答えやすい質問を繰り返していき、徐々に心を開いていくとか。
あるいは、インタビュアー側が先に心を開く、共通点を見つける、ですかね。ただこれは、王道のように扱われていますが、急に近寄られて気持ち悪いなと思われる場合もあります。無敵の鉾はないです。
ちょっとこちらもどういった理由で心を閉ざしているか分からないと回答は難しいのですが、単純に緊張しているのであればリラックスさせる、急にインタビューされて戸惑っているのであればインタビューの目的などをしっかりと話す。あと、やっぱり、許されるのであれば日を改めるというのもあるかなあと。

5,話しかけるタイミングが日常的に分からない。

 >私も話しかけるタイミング、見つけるの苦手ですね。なので話しかけるタイミングを考えるのは止めました! もちろん何かを数えている時に話しかけるとかは避けますけれども。
なんで言うんでしょうかね。相手の話しかけていいタイミングは、他人の気分なので私は多少推測することができますけれど、完全に分かることはできないので、もう深く考えるのは止めました!
それよりも、話しかけるタイミングを間違えて気まずくなったら、明るくごめんねと言う、その言い方のほうを考えたほうが、自分のことなので何とかなります。
という答えは論点ずらしになっているかと思いますので、一般的に話しかけやすいタイミングは、その人の動きが止まっているときですかね。でも、5分とか止まっている時は集中している時なので、何かして、次の動作に入る前の瞬間て感じですかね。

6,どこまで踏み込んでいいか分からない。

 >どこまででも踏み込んでいいと思っています。ただ、デリカシーなく踏み込めば回答は得られませんし、最初から踏み込んでは親密度が上がってないのでこれも良い回答が返ってこないと思います。
問題は「どこまで踏み込んでいいか」という深さではなく、「今どこまで踏み込むことができるか?」というタイミングの問題だと思います。
まあでも、他人の心なのでそんなタイミングは永遠になんとなくしかわからないので、怒られたらかわいく謝ればいいという前提で飛び込むのもいいかなと思いますが。
と、長々しく書きましたが、シンプルに、答えにくかったら答えなくていいので、と前置きして質問するのが良いかと思います。

7,その人らしい話の引き出し方

 >こちらは、「出来事」「きっかけ」「感情」の3点セットでいきましょう。

8,質問後、臨機応変に回答に沿った質問ができない。

 >これも「出来事」「きっかけ」「感情」の3点セットで解決できると思うのですが。
一度、インタビュー後に、質問と回答を書き出してみるといいと思います。
それで、文章化された「回答」を見て、その後に続くベストな質問はなんだったか? ベストな理由は? を考える。同時に、実際にした質問に対しては、その質問をしてしまった理由を考える。
インタビュアートレーニングでは、インタビュー後にその質問の意図や、質問を受けた時の気分などを話し合ったりしてますね。
ここはインタビューというより、計画、実践、振り返りと改善のサイクルをしっかりまわせるかどうかですかね。

9,話が広がらずに尋問みたいになってしまう。

 >「出来事」「きっかけ」「感情」の3点セットで広げましょう!
ただし、相手の話が広がらないのは、質問以外の部分で窮屈な感じがするかもしれません。
例えば無名人インタビューでは「質問」以外の質問に答えやすい環境を意識しています。
・メールの返信早く(チーム制になって遅くなってるんですが。。)
・記事公開前に、本人がチェック、修正可能であることを伝える。
・Zoomで顔を出さないで話す(逆に緊張される方もいますが)
・親密度と関連させて、話を聞く順番を現在過去未来にする。
・インタビュー実施回数(とにかく最初は数を意識していました)
・ロゴ、タイトルのイメージ統一。

10,誘導しない質問の仕方

 >基本はオープンクエスチョンですね。限定せずに、どうですか? と聞く。
そしてオープンにも度合があります。
レストランでハンバーグ食べている人に質問する時に、
・「ハンバーグおいしいですか?」(おいしいかおいしくないかが返ってくる)
・「このレストランはどうですか?」(ハンバーグの味についての回答かもしれませんし、接客やインテリアについて回答するかも)
・「どうですか?」(何が? と逆に質問されるでしょう)
オープンと言っても、質問している以上、こちらが何らかの影響を与えていることからは逃れられないです。
ただ、あまりにも限定的な質問をしてしまうと、相手の自由な感覚を邪魔してしまう、なので絞り方を加減しよう、意識しよう、と思ってください。
正解はインタビュアーの中にはないですから。
※ちなみに、先生が教えたり、コンサルタントが提案する場合、正解は先生やコンサルタントの中にあるって考え方ですね。
そして、待つ、ということも重要です。質問せずに、勝手に相手が話し出すということもありますので。

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