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高校中退して浪人中の15歳の人

無名人インタビュー参加者の最年少記録が更新されました。
15歳です!!!
ちなみに上は68歳ですね。
いやあ18歳は2022年に突入してからぽんぽん増えてきてたんですよ。最近オンラインコミュニケーションの変化にともなってか、どんどん、どんどんどん、どどんどんどんどんどん! どん! どどん! どっどっどん! どん! どんどんどん! どん! どんどん! どんどんどん!どどん! どっどっどん! どどどどどどどん! どん! どんどん! どどどどどどどん! どん! どんどん! どどどどどどどん! どどどどどどどん! どどどどどどどん! どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどん! !!!!!!!!!!!!!!!!!! どんどんどん! どどどどどどどどどどどん! !! どぅっん! どん! どどん! どどん! どどん! どどん! どん! どん! どん! どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどん! どん! どん! どど! どん! どど! どん! どど! どん! どど! どん! どど! どん! どど! どん! どど! どん!(主催:qbc)

今回ご参加いただいたのは 6do さんです!

現在:宅浪っていうことの大変さを、今身に染みて感じてます。

qbc:今、何をしている人でしょうかね?

6do:8月末に高校を退学してきて、来年高校入試をもう一度受けて、合格すればもう一度高校に通い直すっていう形を今とろうと思ってるんですけど。そのために今、高校入試の勉強をしているっていう感じです。
今、15歳です。
世間的に言うと、ただの中卒ってことになるんですけど。まあ、浪人生ですかね。中学浪人とか高校浪人とか言い方はいろいろあるらしいんですけど。

qbc:自分の中では、どの言い方がうなずけますかね?

6do:やっぱり中学浪人っていうのが一番いいんですかね。大学入試で浪人することを高校浪人とは言うのかは知りませんが、名付けるとしたら中学浪人になるかなと思います。

qbc:先月辞められたということですが、今の生活自体はどんなですか?

6do:今は親と2人暮らしなんです。家は片親で。
生活といってもやっぱり僕は別に働いてるわけじゃないので、言っちゃ悪いですけどニートなんですよ、受験するまでの間は。
なんで基本的には家で、たまに昼から外に行って図書館で勉強したりっていうようなことをやってます。

qbc:辞めたきっかけっていうのは何だったんですかね?

6do:小学校のときは勉強ができていて、本当にもう学年でも上位を取ってたんですけど、中学校に入ってから外部入試で選りすぐりの人たちが入ってくるのがあって、そんときに自分は小学校からの内部進学でしたが、中学受験のために頑張って勉強してきて入学してきた人たちと自分の学力差がありすぎて。今までずっといやいや勉強させられてきたっていう感じです。

元々は家族4人で住んでたんですけど、今別居して親と2人っていう感じになっています。昔、物心がついていない時から家族に勉強させられてたから、その反動で思春期に入ると勉強やりたくないとか、何か親に対して反抗したいって思いが生まれてきて...そしたら、やっぱり中学校の勉強が難しくなって。

あと、学校での教育実習とかそっちの方がメインで、あまり教科書とか中学生としての基本的なことを学ぶというよりかは、その悪く言えば、大学の研究材料みたいな感じとしての学校だったんで。家族に勉強を教えてもらってたんですけど、やっぱり公立中学の勉強と違ってたから。

qbc:辞めたきっかけっていうのは、一言でいうと何だったんですか?

6do:一言で言うなら、精神的につらくなったというか。あとは自分のやりたいことが見つかったというか。

qbc:今、趣味はどんな感じですかね?

6do:基本的には家にいるんであんまりすることもないんですけど、水曜、木曜と日曜は夜ドラを見てます。漫画とかテレビゲームはあんまりしなくて、まあ持ってないからなんですけど。たまにサイクリングをしたりします。

qbc:自分の好きなことって何ですか?

6do:でもやっぱり勉強かなと思います。最終的には。

qbc:どんな勉強が好きですか?

6do:自分の将来の夢があるんですけど、海外とかに出て研究とかしてみたいなっていうのがあって。
理系の学問ですよね、理学、特に物理ですね。あとは工学とか、そっちの方をやってみたいなっていうのがあります。

qbc:いつ頃から好きなんですかね?

6do:高校に入る前ですかね。中三の受験終わった後ぐらいに物理に興味が出始めて、ヨビノリたくみさんとかの本を買ったりとかして、めちゃくちゃ好きになりました。
非常に本がわかりやすくて。中学生で専門知識がない
中学生(当時)の僕のような理系の学問をまだやったことがない人にでもわかるような表現になっていました。そこから興味が出始めていろいろ勉強するようになったって感じです。

qbc:学校が精神的につらくなったというのは、どういうことだったんですか?

6do:通ってた大学附属の中学校が、小中一貫だったんですけど、県内屈指の進学校で、県内1の公立の高校に進学するのが当たり前みたいな感じだったんです。
地方なんで、逆に私立の高校は偏差値が高くないところが多くて、そこに進学してしまったら、地元の国立大学に行けるかどうか怪しいレベルの高校でした。
僕は国公立主義ではないですけど。

通ってた中学校から高校に進学するタイミングで、進学校に入学できなかった部類なんですよ、僕は。自分が中学校で勉強してなくて、成績が落ちこぼれていって。最終的に私立高校で一応県内では偏差値が高いけど、偏差値50ちょいで一応一番上っていう感じのとこに行って。絶対に昔から家族にはそこだけには行くなって言われたところに行ってしまってて。
自分が小・中学校の通学路でその高校の生徒を目にすることがよくあったんですが、素行がよくないというか、本当に態度が悪いんですよ。。態度も良くないし頭もよくないし、なんなんだこの人たち...っていうのを自分の中で思っていました。

でも、中学校に入学したあとはそんなこと考えなくなって、自分は遊んだり友達とダラダラ外で喋って帰ったりとかして、全然勉強してなくてそんなことも考えてることもなかったので、その高校に入ってから気づいたんですよ。やっぱりここに来るべきではなかったなと。本当に家族の言ってる通りだったと。

それで学校に入ってからも一応勉強はやってたんですけど、やっぱり何をしても頭の中に入ってこなくて。なんか正直精神不安定っていうか、なんでこんな所に来てしまったのか、最初から親の言うことに従っておけばよかったみたいな感じになって。PTSDとはす押し違うんですが、一種のPTSDみたいな感じになってしまって。高校に対しての抵抗っていうか。

その高校に、中学の友達も一応何人か一緒に進学したんですよ。でも、中学校で知り合ってた子は特に仲が良かったわけでもなかったんで、特に話をしたとかいうことも無くて。周りも公立中学から来た人たちがほとんどで、国立から行く人は少なかったし。しかも「なんで〇〇中(通っていたところ)からこんなとこにくるのか」という感じでした。周りからも落ちこぼれにみられて、辛かったっていうのはありますね。

qbc:でも、高校中退は珍しくないですが、中退して浪人は珍しいですよね。よく、辞められましたね?

6do:親が寛容だったというのはありますね。
親自身も私立の高校で、私立に行って自分も後悔してたけど、卒業はしたよみたいな感じで自分自身の体験談も話してくれました。
辞めることは親とも本当に何回も話し合ったし、高校辞めるということがどれだけ重いかっていうことも話されました。
それでも、僕はやっぱりこの高校で3年間続けれるのかっていうところを考えたんですよ。3年間続けなかったら結局卒業に至らないじゃないですか。それを考えたときに、「3年間無理だな。でもどっちにしろ辞めるなら今しかないな」と思って辞めたんです。

なんで今しかないと僕が思ったかというと、自分がやりたいことがちょうど見つかっていたこと、来年入学できるかもしれないからもう1回勉強すればいいんだって自分の中で思ったんですね。で、その上に高校2年とかになって辞めてしまうと、ほとんどの場合は進路が確定してしまって、身の振りようがなくなってしまうと思ったからです。
例えばとある国立大学を目指して頑張ろうとか、とある企業を目指して就職に向けて就活を頑張ろうとかあると思うんですよ。そういうことを始めたあとは引き下がることができなくなって、いきなり辞めるってのは無理だと思ったんで、自分の進路を変えるのはここしかチャンスがないなと思ったんで、そういう話をして決断に至りました。

qbc:やりたいことって何だったんですかね?

6do:理系の研究をしたいっていう。

qbc:今、実際に学校を辞めて、どういう気持ちになりましたか?

6do:今はやっぱり勉強頑張ろうっていうのが一番なんですけど。でも一緒に勉強する仲間とかがやっぱりいないじゃないですか。そうなると、やっぱり辛いっていうか。親と一緒にいても喧嘩してしまうし、こういうことを伝えたいんじゃないんだけどみたいなことも言っちゃったりして。自分の気持ち的には辛いですね。宅浪っていうことの大変さを、今、身に染みて感じてます。

qbc:高校辞める前も在学中もつらくて、中退後も辛いわけじゃないですか。どっちの辛さがいいですか?

6do:正直、学校に通っててもな、と思って。辞める直前、本当に行ってなかった状態で、残りの1ヶ月は。学校に行っても相談室みたいなとこに行ってしまう感じで。

qbc:実質、何か月ぐらい通った感じだったんですか?

6do:実質3ヶ月ぐらいですかね。

qbc:その3ヶ月辛かった時間と、今。どっちがいいですか?

6do:比べるなら、やっぱり今ですかね。今の方がいいと思います。

qbc:辞めた後の辛さは、想像してた範囲での辛さですか?

6do:いや、ちょっとここまでは想像してなかったなっていうこともありますね。

qbc:このままやり切れそうですか?

6do:そのために、note始めたというのもあります。いろんな人に発信したいっていうのもあるんですけど、情報を共有したいだとか、多分同じこと思ってる人たちは、この全国に何人かいるんじゃないかっていうのがあって。
まあ、少ないでしょうけど。
まずそういう人たちとどう思ってるっていうのを共有したりとか、自分がこのやってる状態を発信することで、逆に見てくれてる人が自分にもやる気を与えてくれるような気がして、やり始めました。

qbc:なるほど。今、一番欲しいものは何ですかね?

6do:合格は欲しいですけどね。物欲はもともとないので、あまり欲しいものはないですね。

qbc:性格的には、周りからは何て言われますか?

6do:あまり人と会話するのは得意じゃないんですけど、一つのことに夢中になると止まらないタイプとか言われたりしますね。

qbc:他にはありますか?

6do:逆に周りが見えなくなることもあるみたいなことを言われたりしますけど。自分でちょっと自覚がなくて。

qbc:自分では自分の性格のことをどう思うんですか?

6do:周りの人の言う通りだなと。前者の方はそうだと思います。後者に関してはちょっと分からない部分もあったりしますね。

qbc:今一番夢中になれるものって、何ですか?

6do:やっぱり勉強ですかね。

qbc:勉強ってすごく幅広い言葉ですが、具体的に何の勉強?

6do:夢中になっているって言ったら高校入試の勉強ですかね。実際やってることが、それかSNS、ネットしかないんで。

qbc:高校入試は、なぜその入りたくなかった私立の方を受験したんですか? 行きたかった高校がなかったんですか?

6do:いや、そうじゃなくて。どう言ったらいいんだろうな...
公立高校、一応受けたんですよ。進学校とかそういうわけじゃなくて、偏差値65ぐらいの高校を受けて落ちたんです。
実際、中学校のとき勉強もしなかったし、授業も真面目に受けてなかったんで内申も悪かったんですよ。それで当日の点数もあまり思うような点数が取れなくて。あと入試傾向が変わったのもあって、それで落ちたと。それで、併願していた県内では一応偏差値が一番高い私立高校に行ったという感じになります。

qbc:今度受け直すところはどこなんですか?

6do:あまり言及はしませんが理系の高校を受けようかなというふうに自分では思ってます。

qbc:何系の高校ですか?

6do:機械系です。そこで何か自動車のエンジンだとか、部品とかの研究、などをやってるので。

qbc:ハード系のエンジニアになりたいっていうことですかね?

6do:まあ、そうですね。

qbc:これ、今ご自分の中ではどう評価してますか?
今、苦しい段階だと思うんですけども、長い期間かけて悩んだ選択に対してどう思っていますか?

6do:辞めて本当に1週間ぐらいしか経ってないんですけど、この決断が良かったかどうかっていうのは、やっぱりまだ時間が経たないとわかんないことだと思ってて。受かるにしろ落ちるにしろ。
受かって入学してコースに入ったとしても、やっぱり同じ学年の人たちと関わるわけじゃないじゃないですか。その1個下の学年の人たちと関わるのって僕やったことがないので、正直多分誰もやったことないと思いますけど。そういう経験があまりないので、その中でうまいことやっていけるのかって言われたら、そこはちょっと不安ですね。
落ちたら落ちたで、今度それは中卒だ、じゃあどうするんだっていう話にはなるんですけど。

qbc:もう一度聞きますが、高校を辞める決断は良かったと思いますか?

6do:それは今はわかんないですね。

qbc:いつわかるんですか?

6do:合格したとしたら、入学して数ヶ月経った後とか。

qbc:それは、何を基準に判断するんですか?

6do:学校生活がどれだけ充実しているか。やっぱり周りの友達とどれだけ打ち解けあえて、自分がどれだけ学校でやってることに熱心に打ち込むことができてとかいうことですかね。やっぱり学校生活がどれだけ充実しているかって一つの目安かなと思ってます。

過去:自分の中で嫌だったこととすれば、やっぱりこの学校に入ってしまったっていうのが自分の今までの一番の最大の汚点だと思ってます、本当に。

qbc:どんなお子さんでしたか?

6do:まあ、昔から乗り物が大好きで。本当に大好きで、祖母とよく近くの駅まで車で行ってわざわざ見に行くとかいうこともあったぐらいで、本当に鉄道少年っていう感じでしたね。

qbc:性格的にどんな子だったのか、幼稚園の頃とか小学校上がる前の記憶ってありますか?

6do:結構今よりは多分外に出てて、多分活発だったんじゃないかなと思ってます。

qbc:思ってるっていうのはどういう意味ですか?

6do:何か客観的な感じですけど、僕自身あまり記憶がなくてですね、いろいろ周りから聞いた情報で、なんかそういう感じだったよみたいな?

qbc:ご自身に物心がついてからでいうと、どんなお子さんでしたか?

6do:小学校低学年ぐらいの記憶なら結構残ってます。そっからは多分結構鮮明なんじゃないかなと思います。とりあえず小学校に入ってからものすごく勉強させられました、本当に。
嫌というほど勉強させられました。

qbc:どんな勉強で、具体的にどれぐらいされました?

6do:問題集とかを印刷して、本当に小学校3年生ぐらいの時はもう50枚以上毎日プリントやってましたね

qbc:家でですか?

6do:問題集を印刷したものを家族(言及しません)にあれやれこれやれって言われて、終わったら次マル付けみたいな。ずっとそれを繰り返してました。

qbc:伯母さんが勉強を教えておられたんですか?

6do:そうですね、小学校の間は。

qbc:それはなぜですか?

6do:僕もそこまではあまり知らないんですけど、聞いたところによると、親が伯母に頼んだっていう感じらしいです。

qbc:子供時代、今も含めて、6doさんとご両親との関係ってどうだったんですか?

6do:小学校時代は多分良好だったと思います。全然何の問題もなく、普通に過ごせてましたね。
その後が問題で、小学校時代のときから本当にずっと高校の話をされてきたんですよ。県内で一番頭のいい高校に行きなさいと、国立大学の附属に通ってるんだから絶対にそこに行きなさいってことを永遠に言われて勉強させられてきたんで、僕は当然そこに行くものだと思って勉強してましたね。

でもやっぱり中学校に入ると、その国立大学附属ってこともあって勉強がやっぱり、さっきちょっと話したんですけど、教育的な内容になるんですよ。大学からの教授が来たりとか、それで教員の養成を目的としたりだとか、教育実習ってものがあったりだとか。その附属の中学校がそういう感じで、大学の教授が授業見学しにきたりだとか、そういう研究目的の学校だったと。
公立の中学校に比べて教科書とかをちゃんと扱ったりとかなくて定期テストも本当に難しくて、正直高校の内容とかも普通に使わないと解けなかったりとかする問題もあったりして、非常に大変だったというか。
で、伯母も対応できないというか。公立中学校の生徒を教えてたので。

qbc:それで、家族との関係はどう変化したんでしょうか?

6do:小学校のときは良好だったけど、中学校になってからその勉強を伯母が教えられなくなって、自分で勉強するようになったけども成績が思うように伸びなくて、それで伯母に怒られるようになって、家族関係がだんだん破綻していったというか。

qbc:別居するっていうのはどのタイミングだったんですかね?

6do:別居に関しても何回もしてるので、ちょっと話が混乱してしまうんですけど。
中三の通ってた私立高校の受験の数日前、今の住んでいるところに引っ越してきて、親と2人で住んでるんです。その私立高校の受験が終わった後に一度その実家の方に戻るんですけど、そこでまたトラブルがあってまた戻ってきてみたいなことを繰り返して。それで今に至っています。

6do:お父さんお母さんどちらと暮してるんですか?

6do:母親です。片親なんで。

qbc:お父さんが元々おられない?

6do:いないんですよ。僕は多分見たことないです。

qbc:お母さんが実家と折り合いが悪かったってこと?

6do:今は母親だけが実家だけを行き来してるんですけど。実家の方に犬がいて、その世話とかもしなきゃいけないんで。僕はもう3月以来は一切行ってない感じです。

qbc:6doさんが、お母さん方の家族と折り合いが悪いということですか?

6do:まあ、僕を挟んでちょっと折り合いが悪くなってしまってるっていうのはあると思います。

qbc:ということは、高校受験のことがやっぱり問題?

6do:高校受験のことはかなり問題になりましたね。
受験のことでいろいろ問題になって、結局、家の移動っていうのが生まれてしまったんで。

qbc:小学校のときから高校の話をしていたと聞きましたが、誰が言ってたんですかね?

6do:伯母を含むですね。

qbc:伯母さんは同居してたんですか?

6do:小学校の間はずっと同居してて。
実家の方で、母方の祖母と伯母と母と一緒に4人で。

qbc:なるほど。どっちがいいですか? 今の生活と実家の頃の生活。

6do:まあ、辞めたら実家の方で生活とかは絶対できないんで。高校を辞めることは実家では多分許されないことなんで。今、実家の人は知らないんです、僕の辞めたっていうことを。
言ってないんで知らないんですけど。
今のこっちの家の方が、親と2人で暮らしてる方がまだちょっといいのかなっていう感じはします。

qbc:実家の生活はどんな生活だったんですか?

6do:相当我慢してましたね。押し付けられてきたんで、ずっと。

qbc:精神科などは行かれたんですか?

6do:精神科は、何か相談室みたいなところは1回親と行って話したんですけど。
学校に通ってるときに行ったんですね。高校に通ってるときに行ったんですけど、あまりそんな問題ないっていうか、こればっかりは正直どうしようもない部分もあったんで。その後はあまり続かず、1回行った限りその後は何もなく、行ってないっていう感じです。

qbc:ところで、一番今まで楽しかったことって何ですか?

6do:小学校時代に勉強してて、学年のトップ近い点数を取ったりとかでみんなで点数を競い合ったりとか、その頃が多分一番楽しかったですね。その時はいやいや勉強させられてたんですけど、でも実際そのテストで点数を取るってことにはやっぱ快感があったし。そういうことで周りのその友達とかとも盛り上がれたっていうのが、一番あの頃が何もなく、逆にそういうことを何も感じず幸せでしたね。

qbc:でももしかしたらそれって、勉強じゃなくてもよかったと思いますか?

6do:そうですね。スポーツやってて、やっぱり県でも認められたりとかっていう人もいたんで、やっぱりそういう方面で活躍するのも、もしかしたら良かったのかもしれないなと今になって思いますね。

qbc:何か他に興味があることとかありますか?

6do:何か最近なんかだいぶ家に引きこもってて、太ってきたんですよ。だからジム行きたいなとか思ったりしますね。

qbc:ジムとかじゃなく、体動かすスポーツとかやればいいんじゃないですか? 10代なんだから、まだ。

6do:そうですね。もし高専とかに入ることができたらやっぱり運動系の部活とかやってみたいですね、今まで一回もやったことないんで。

qbc:部活とかは何でやらなかったんですか?

6do:部活は中学の時やってたんですけど、一応科学部に入ってて。でも結局ほとんど何もしないような、ダラダラしては何か遊んでみたいな感じだったんで。なんかずっと代々その先輩方がそういう感じで受け継いできたらしいので、ずっとそういう感じでやってて。
それもなんでかって言ったら、先生がいないときには実験ができないみたいな。火を使った実験ができないと、結構理科の実験ってあまりできなくて。先生がいないときは火使うと危ないから、そういうのやめときましょうっていうルールだったので。結局あまり先生が来なくて、やっぱりその教育系の学校っていうのもあって、先生は出張とかなんかで忙しくて。結局なんか先生が全然来ないまま、実験もできなくて雑談して終わりみたいなのがずっと続いてましたね。

qbc:今まで一番嫌だったことは?

6do:自分の中で嫌だったこととすれば、やっぱりこの学校に入ってしまったっていうのが自分の今までの一番の最大の汚点だと思ってます、本当に。正直、高校側には悪いですけど本当にそう思ってるんで。

qbc:中学のときも嫌だった?

6do:それは嫌だったってよりかは、もう勉強のことなんか一切考えてなかったんで。
勉強のことが頭になかったから、もう勉強が嫌だっていうこともなくて。中三になって周りがやり始めたからなんとなくやるかみたいな感じで、元々勉強自体が嫌いじゃなかったんで。
やることにはやれたんですけど、時期が合わなかったりとか、入試までの期間が短くて、間に合わなくてっていう感じでこの高校に入ってしまった、っていう自分が嫌いでしたね。そこに行ってるときは。

qbc:他に嫌だったことはありますか?

6do:小中学校とかでいじめとかそういうのはあまりなかったんで、嫌だったことと言われたらあんまりないんですけど。ああまあ、でもありますかね。一つあるとしたら、小学校の、伯母に勉強させられるときに、昭和の教育をさせられてきたんですよ。
想像すればわかるかもしんないですけど、昭和の小学校とか中学校の教育ですね。何か忘れ物をしたらゲンコツで殴られるみたいな。ああいう教育をされましたね。非常に本当に嫌でしたあれは。何か問題を間違えただけで、なんでこんなもわからんねやって言われて怒られたりとか、解けて当たり前だろみたいな感じだったんで。なんかみんなそういう訳じゃないんだけどなっていうのが頭の中にあって辛かったですね。その教育だけは嫌でした。テストでいくら点数が取れたとしても。

未来:去年は受からなかったけど今年は受かったし、これからちゃんと自分のやりたいことに目標を持ってやっていくぞっていう思いを表明したい

qbc:5年後10年後、または死ぬときまでイメージして、未来についてどうなっていたいなど、どういうとかありますか?

6do:留学したいっていう気持ちがずっとあって、ヨーロッパの方に行きたいんですけど。
高専から海外に進学する人も少数ながらいて、そういうところでTwitterとかやってる方もいらっしゃって。そういう人たちの日常生活とかを見てると、海外で活躍するの楽しそうだなっていうのがあって。
海外って広いじゃないですか、この日本みたいな本当に小さい国じゃなくて。本当に広い国でいろんな言語を使っていろんな人たちと交流したいってことができるから、海外に行っていろんな人たちと交流してやっぱり自分の見る世界を広げたいというのがありますね。
研究とかも日本が中心というよりは、アメリカとかヨーロッパのスイスとかドイツとかが行きたい国とかなんですけど、そこら辺のとこが中心になってたりとか。やっぱり理系の学問とかって海外の方が結構強かったりするんで、海外に行ってやってみたいなっていうのはあります。

qbc:どうしてそういうふうに感じたんですか?

6do:だいぶ前に、ある浪人生から聞いた話でそう感じました。その方は一浪されていて、ある国立大学を目指されてて。
元々僕も最初にその同じ大学に行きたいなっていう思いがあったので、その方とTwitterで交流してたんですけど、そのときに「スイスとかドイツとか研究に良い大学がいっぱいあるんだよな」みたいな話がちらっと出てきて、どんなんなんだろうって思って。その時理系の学部にそんなに興味があったわけじゃないですけど、「理系だけじゃなくて文系でも、いろんな研究に対して海外の大学院いくと視野が広がるんじゃないかな」みたいな話をしてたときに興味を持って。
スイスの大学とかドイツの大学とか、イギリスとかフランスとか調べると、これは楽しそうだと。これはいろんなことができそうだなと思ったのが、一番最初ですね。
それが多分、去年の入試が終わった直後ぐらいですかね。

qbc:いつ頃行きたいですか?

6do:高専でも語学留学とかいろいろあると思うんですけど。でも、大学のいわゆる日本で言う学士課程みたいな学部の方ですね。学部の方から海外に行きたいなってのがあって。高専に入れるんだったら、5年の間に語学力を身に付けて、英語圏じゃないとこに行くんだったらなおさら別の言語を勉強しなきゃいけなくなるから、その5年間で力をつけたいなっていうふうに自分の中でプラン組んでますね。

qbc:6doさんは自分の人生に点数を100点満点でつけるとしたら、今何点ですか?

6do:正直、一点も行ってるかどうかわかんないですね。全然満足のいく生活ができてないっていうか。お金とかそういうことじゃなくて、自分の思った通りの学校に入ったわけでもないし、今そこの学校も結局やめちゃったし。じゃあ今自分に何が残ってるんだって言われて何も残ってないです、本当に正直。
これで入学できたとしたら、それがもしかしたら一点に上がるかもしれないです。それでまた充実した生活が送れたら5点って上がって、そのあと自分がしたい研究ができるようになったりしたら、またどんどん点数が上がってって。最終的に何点に行くのかわかんないですけど、100点行くかもわかんないですけど、そういう感じになっていくんじゃないかなって思っています。

qbc:高校受験に失敗して、入った高校があんまり合わない人がいたとして、「でも3年間我慢すればいいや」と怠惰に過ごす人もいると思うんですよ。
一方、6doさんはなぜそうじゃない選択をしたのでしょうか?

6do:それはやっぱり周りを見返したいって思いがあったんじゃないかなっていうのはありますね。
合格したらさすがに伯母に報告はしに行くとは思うんですけど、やっぱりその時、去年は受からなかったけど今年は受かったし、これからちゃんと自分のやりたいことに目標を持ってやっていくぞっていう思いを表明したいですね。それがメインではないんですけど、伝えたいことの一つです。

qbc:そういう負けず嫌いな部分は、昔からあったんですかね?

6do:多分伯母に教育されたんだと思います、知らないうちに。
何かすれば頭の中に絶対それが浮かんでくるんで、絶対こいつだけには負けたくないって思いがあって。でも勉強が伴わなくて結局中学校で駄目になっちゃったんですけど、負けたくないっていう思いは多分人一倍強いですね。そこは感謝してますね。

qbc:将来他に何かやりたいこととかありますか?

6do:海外で生活すること以外だと、欲望を言うとベンツとか乗ってみたいよなっていうのはありますね。

qbc:経済的な成功を収めたいっていう気持ちがある?

6do:そうですね。

qbc:どこに住みたいですか?

6do:スイスの永住権を獲得したいって思っています。
なんでスイスなのって思うと思うんですけど、まず永世中立国であるということ。そして自然が豊か。そういうことがあって行きたい大学もスイスにあります。

qbc:好きな食べ物は何ですか?

6do:惣菜パンが好きですね。

qbc:どんなやつですか?

6do:なんかよくある、焼きそばパン系とか、上にピザみたいな感じでコーンとかツナとかが乗っかってるやつ...そういうのが好きです。

qbc:そうなんですね。SNS、インターネットとかはどれぐらいされますか?

6do:今こうやって発信するためにやってるアカウントは全然使わないですけど、自分の個人の方でLINEやったりとかは、1日で合わせたら大体2時間ぐらいですかね。
正直、周りの友達から連絡が来ることもないんで、結局チェックして終わりなんですけど。

qbc:YouTubeをめちゃめちゃ見たりはないんですか?

6do:YouTubeを長時間見たりすることはあまりないですね。

qbc:もしもの未来という質問をしていて、2つお聞きしたいんですけど、伯母さんがもし令和の教育だったらどうでしたか? 優しい感じの教育だったとしたら。

6do:そしたら競争心とか芽生えてないんじゃないかなっていう感じに思いますね。スパルタに教育されてきたからこそ、友達とかと競争したりとか。こんだけやったんだからできるだろうっていう自信があったんですね。テストは絶対こんだけやったんだから100点取れるだろうみたいな。その教育がよかったかは未だにわかりませんが。
多分誰もが経験したことがあるだろう小学校のテストとかは、今回は頑張ったからこれは良い点が取れるだろうっていう確信が生まれないんじゃないかなと思います、今の教育だと。

qbc:ありがとうございます。もう一つ、もしも志望の高校に受かっていたルートだったらどうでしたか?
その場合、今の志望校ではなかったわけですけども、行きたかった進学校に行けた場合ってどうだったと思いますか?

6do:正直、入ったところでその後どういう進路を取っていたかって言われれば、普通に考えて多分普通の大学進学だったと思うんですよ。
その場合、自分が思うような大学にその時行けていたかっていうことと、それからそういう公立高校から海外の大学に行くことっていうのは、その時も一応考えてたんですけど、ちょっと厳しいんじゃないかっていうのがあって。
今やっぱりそれを振り返ってみると、その時公立高校に進学していたからといって自分が思うような進路を叶えられていたかっていうことを考えたら、それは違うんじゃないかと思います。かといって、今も叶えられるかどうかわかんないですけど、今は若干そっちの方に近いんじゃないかなっていう感じがしてます。

qbc:進路進学について、ものすごく考えるタイミングが、中学校3年生の前半、または中学2年生頃にあったら良かったと思います?

6do:そうですね。正直、中1の後半あたりから本当に勉強は本格的にわかんなくなってたんで、中2の前半、中2に入ったあたりに、もう塾とか利用して、普通に友達と一緒に行ったりとかすればよかったんじゃないかなって思います。

qbc:何で考えなかったんですかね?

6do:多分それは本当に勉強ということが頭に無かったからじゃないですかね。
その時に親に携帯を与えてもらって、そこで遊び始めたのが最初だったんで。それでYouTube見たりしたのが堕落生活の始まりだったんで。

qbc:これを読んでいる人に伝えたいことがあれば、お伺いします。

6do:僕みたいに高校退学した人とか、中学3年生で進路を悩んでるっていう人たちに、その保護者の方とかもそうなんですけど...
そういう人たちに、高校退学したとか中学校三年生で進路悩んでるときに高校を受け直すという選択肢があるよっていうのを伝えたいですね。それは僕のnoteの最初の自己紹介の方にも書いたんですけど、そこを一番メインで発信していこうと思っています。

qbc:どうして伝えようという気持ちになるんでしょうか?

6do:こういうことで悩んでる人たちって、高校中退って検索しただけでも全国で結構出てくるんですよ。
普通、高校を辞めた後にみんなが取る選択肢って、通信制高校に行くってことだと思うんです。僕もそれを一応考えたんですよ。でも、高校の時の生物の東大卒の先生とか、いろんな人に話を聞いて大体わかった結論が、やっぱりこの学校を辞めて通信制高校に入った人もいるけど、その先の進路が良かったって聞く人はやっぱり誰もいないっていうことで。
その先、自分の思ったように生きていくっていうか、そういう自分のライフスタイルを確立できた人は今のところ聞いたことがないっておっしゃってたんで、そこのシーンは問題かなと。本当に最終的な手段としてしか使わないでおこうって、その時僕は思ったんですね。

で、やっぱりそういうことを思ってる人たちが逆に他にも世の中にいるって考えたときに、その選択肢を取る人に対してこういう高校再受験という選択肢だったりとかあるんだよっていうことを伝えたくて。やっぱ自分の人生を無駄にしたくないじゃないですか。せっかくならやりたいことやりたいし、その自分の夢を叶えたいと思うこととかみんなあると思うんで。そういう人たちに向けてメッセージっていうかアドバイスっていうか、こういう選択肢もあるんだよっていうのをまず知ってほしい。選ぶかどうかはその人次第だけどっていう感じですね。

qbc:しっかりしてますね。

6do:いやいや。でもよく言われるんですけど、この語彙力も伯母に身に付けられたもんですねみたいな感じで言われるんです。

qbc:尊敬してる人は誰ですか?

6do:ああもう、どうなんですかね。言っちゃえば、伯母っていうことにもなるんですけど。過去のことを含めたらちょっとそうはならないかもっていうのがあって、聞かれると答えづらいです。

qbc:お母さんの影響ってないんですか?

6do:本当に親は僕にほとんど関わってこなかった人なんで。裏でずっと働いてくれていて。
働いてお金を稼いできてくれたので今の僕があるし、感謝しています。

qbc:伯母さんは結婚されてない?

6do:してないです。独身で、しかも今塾経営者なので、生徒が来ないときは結構家にいます。祖母が体があまりすぐれないらしいので、面倒を見たりとかしてる見たいです。

qbc:お父さん役みたいだったんですね、お母さんは。

6do:そうですね。僕が小さい頃は伯母がお父さん役みたいだったらしいですが。

qbc:実家に戻らないんですか?

6do:例えば僕が大学に行くってなったときとか、この後家族関係が変われば、もしかしたら戻ることもあるかもしれないですね。今のところそう言ったことは考えていません。

qbc:一番まずい関係になってるのって伯母さんとですか?

6do:そうですね。僕は実家とは関係がすでによくないんですけど、あえて言うなら伯母ですかね。

qbc:なるほど。最後に言い残したことがあればお伺いします。

6do:言ったことが全部なんで、大丈夫です。

qbc:ありがとうございました。

あとがき

今日の無名人インタビュー、どうでした? どうだった? 感想をコメント欄に残していていただけるとめっちゃ最高です。先に言っておきます。ありがとう。
年齢の違う人と話すと、ついつい自分が同じ年だった頃と比べてしまう。これ、意味あるんだろうか? ないよな。ないからもうこのことについて考えるのはやめよう。だって意味ないもの。
環境も違うし、性格も違うんだから、44歳の男が15歳の男と話して、自分が15歳だった時はああだこうだなんて考えるのは、無意味だ。いやまあ視点をしっかり考えれば有意義かもしれんが、安易に自分が15歳の時はこんなインタビュー受けるなんて思いもよらなかったよなあとか、まああ、そういう妄想って無意味だよね、あはははは。
というわけで、人は何か意見を持ったときに、場を借りて自分の意見を言うのである。
私は、場がなかったから自分で作ったのだ。
今、実は文字起こし軍団の人たちは、子育てメンバーが多くて、自分の子育ての参考になるなんてことをよく話したりね、しているわけですわ。
そういう子育て論から見たときに(そう思って参加はしてないだろうけど参加者の皆さまたちは)、まああ多種多様な子供がいて、親がいて、反目したり、仲が良かったりして、おもろいわな。
おもろいって言っちゃだめか。はぁ。

インタビュー担当:qbc

編集協力:mii

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