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普通と人 ヒロミ-001 2024/01/30

普通の人の休日の様子を撮影しているプロジェクトをされているヒロミさん。
無名人インタビューのnoteアカウントにスキをいただいて、その30分後にはクリエイターへのお問い合わせからメールをして、その一週間後には初オンラインでお話させていただいておりました。
私qbcの感覚です。あ、この人は私たちと同じことをしている! と思い、このたびインタビューシリーズを始めさせていただいた次第です。
どうぞ!
まえがき:qbc(無名人インタビュー主催・作家)

今回のインタビューで話している動画はこちらです!

普通の日常

qbc:撮影、どんな感じでした?

ヒロミ:少し前にイスラム教を理解するテーマのセミナーに参加したんですけど、そこで登壇していた留学生のバングラデシュの男の子に声をかけて、撮影しました。
ご自宅にお邪魔して、カレーを作っているところを撮影して、そのカレーを一緒に食べました。

qbc:あ、一緒に。

ヒロミ:そうです。日本のカレーって買ってきたルーを使う人が多いと思うんですけど、彼はスパイスから作ってくれましたね。
ちょっと辛かったですけど、美味しかったです。胃袋をつかまれましたね。やっぱり美味しいものを作ってくれるっていうのは、すごく嬉しいですね。

qbc:はい。

ヒロミ:私のYoutubeチャンネルのテーマが「普通の人の普通のお休みの日を撮る」なんですけど、カレーを作るところを撮りつつ、1時間くらい煮込んでる時に、ゲームしたりといった趣味をしている姿も撮りました。
その時にインタビューもして、スニーカーがすごい好きだという話や、ストリートファイター6の話もしました。スト6は私も一緒にやってみたり。

qbc:撮影中、どんな感覚なんですかね。

ヒロミ:そうですね。普段、他人の生活しているところってあんまり想像しないじゃないですか。でも私は、チャンネルの動画撮影のために、誰かしらの普通の暮らし、日常的に過ごしている空間に入りこんでいく。
その空間って、遠くにあるわけでもないのに、別世界にいる感じなんですよね。この感じを体験するたびに、普通ってなんだろうなって。私にとっては、他の人の普通の暮らしが普通ではなくて。

qbc:なるほど。

ヒロミ:普通の人の普通の日常をたくさん撮ったら、普通って何かわかるんかなって思って活動しています。

qbc:今回の撮影も、ヒロミさんにとっては普通ではなかったですか?

ヒロミ:そうですね。普通ではなかったです。
今回は国籍も違うし、年齢も私よりも年下で、すごく新鮮な気持ちで撮影していました。でも彼にとってはいつもいる空間であり、食べているものであり、いつも遊んでるものであり。
やっぱりすごい不思議な感じですよね。
前に、友達から「撮影していること自体が、普通じゃないんじゃないか」と言われたことがあって。そりゃそうだわなとは思うんですけど。今は、できるだけリラックスしてもらって撮影するようにしています。

普通の気持ち

qbc:撮影してる時の気持ち自体って、どんな感じなのでしょう?

ヒロミ:撮る前と後では、撮影対象者に対して、気持ちの近さが変わります。相手に対する情報量が増えるので身近になるし、話の節々で自分と共通するところも見つかるんです。なので、ちょっと好きになってることが多いですね。

qbc:なるほど。

ヒロミ:最初はちょっと、私は緊張するんですよ。元々そんなにオープンな人間でもないんで。
でも、撮られている方が普段暮らしている空間に入らせてもらって、どうぞ聞いてくださいみたいな気持ちで接してもらうじゃないですか。そうすると、時間を追うごとに少しずつ、その人となりがわかっていって、居心地がちょっとずつ良くなっていく感じになります。

qbc:今回の参加者の方は、どんな人でしたか?

ヒロミ:靴をめっちゃ集めて、ゲームが好きで、今の大学生ってこんな感じだろうな、みたいに見てました。
たまたまその子が留学生でバングラデシュから来て、豚肉を使わない牛肉のハラルフードのスパイスカレーを作ってもらったんですけど。それ以外は私が想像する大学生ってこんな感じだよな、みたいな感じでした。

qbc:調理風景の撮影自体は、どうでしたか?

ヒロミ:改善するポイントはあるんですけど、他の人のご飯作ってるところも撮りたいなと思いましたね。
みんな、絶対に食べてはいるので。そこもまた普通が出やすいところなのかなって思ったりしています。
あとは、彼が家族とどういう会話してんのかなとか、プライベートなんで難しいかもしれないけど、そういう普通も気になりますね。
私にとっては他の人の暮らしってすべてが普通ではないので、どこも興味深いなと思います。

普通の永遠

qbc:この撮影をしていて、よくある質問とかありますか?

ヒロミ:どういうところを撮影してもらえばいいんですか? という質問が多いですね。
その時には必ず、「残したい普通があれば、その時間に呼んでもらうのが一番いいです」と伝えています。
私は、今一人一人が思う普通の暮らしは永遠に続かないものだと思っているんです。だから、その人の一番普通の幸せな部分を残しておきたい。

qbc:なるほど。

ヒロミ:そして数年後に、その幸せが今どう変化しているのかを比べる動画も作ってみたくて。
撮影をお願いする時も、そう伝えています。

qbc:そもそも、このプロジェクトを始めたきっかけってなんなんでしょうかね?

ヒロミ:例えば災害とか、今まで普通やなって思ってた生活がもう二度と戻らないものになってしまう可能性も結構大きくて。だからこそ、今残しておきたい普通を撮影しています。
災害は起こってほしくない普通の終わりなんですけど、例えば結婚、子供が生まれたりのライフイベントとか、普通とは変化していくものなので、記録に残しておきたい。
独身だった頃の自分と子供を持った時の自分の普通の変化を比較できるからいいなと思っています。

qbc:普通の変化。

ヒロミ:そうですね。でも、このプロジェクトをやり始めてわかったことがあって。
時間が過ぎることは、みんなにとって唯一変わらない普通なんですよね。だから、どんな人を撮影していても、時間による変化はしていくので、それを見ていくのは楽しいなって思う。
それこそ、本当に私の好奇心なんですけど。

今回のインタビューで話している動画はこちらです!

今回のインタビューに書かれたヒロミさんのnoteはこちらです!

「休撮」では撮影にご協力いただける方を募集しています!

※対象は、三重県北部から半径100km程度の距離で撮影可能な方です!

過去のインタビュー記事はこちらから!

終わりに

その人は普通に入っていく。
部屋に入って、その人の作ったものを食べた。
それに比べると無名人インタビューって中立だよなと思います。インターネットのzoomで話す。それってどっちのプライベートスペースでもないし。いちおうホストはインタビュアー側なんだけれども。
そういう違いを見つつ、今回のシリーズインタビューを続けていきたい所存。

制作:qbc(無名人インタビュー主催・作家)

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