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本を出したスピリチュアル記録者な人

私qbc、誕生日前日に花園神社に行ったんですよね。
花園神社、ご存知ないですか?
花園神社って、あの、新宿の歌舞伎町にある神社で、歌舞伎町って、トー横キッズでうんたらかんたら言われてる一帯ですが、昔の話ですね、私も、私もですね、彼女が日光東照宮の修復をしている漆職人だったこともあり、その彼女の家に私も住み込んでいたんですよ、日光と宇都宮の間にある下今市という駅のある町なんですが、とはいっても駅から徒歩で家までいくことなんかできなくて、車じゃないと移動できない距離だったんですけど、ほんともう、私はペーパードライバーなんでスマホの電源なくなったらもうアウト、アウトのアウトで、どこへもゆけぬ、前へもいけず後ろにも帰れずの土地ではあったんですが、そこで何泊か止まって、お弁当とか作る必要があったから、でも、それで帰ってきて、特急スペーシアで浅草について、東武線かな? それで上野についてJR山手線で新宿に着き、私そこから歩いて西武線の西武新宿にいかなきゃいけないんですが、そこへ向かう時にトー横を通るんですよ、彼女の家からだから、髭もそらずに特急に乗ってそのまま昼過ぎにガッツストレートでババババって歩いてたからですかね、警察官に呼び止められて、職務質問されて、背負っていたMasterPeaceのリュックの中身をチェックされました。デジカメを取り出され、中身をチェックされるかと冷や汗をかきましたが、私の呂律がまっとうだったからかそこまではされませんでした。という私の記録。
それで、花園神社って、夜の町のよどんだ空気をまっこうから受けているところなんで、あんまり行きたくなかったんだけど、行ってしまったんですよね。
なんというか、スピリチュアルのことを考えて考えて考えていると、やっぱり感受性って、パン! てあがるもんなんだよね、と思った45歳の誕生日前日の出来事でした。
ああ! というわけで無名人インタビューという名の人間たちの記録の始まりです!!!!!
【まえがき:qbc・栗林康弘(無名人インタビュー主催)】

今回ご参加いただいたのは 岩城ひろ子 さんです!


現在:書いているときは、ちょっと自信なかったというか、余計なこと書き足してないかなっていう、ネガティブなところが出ていたんですけど。読者さんの反応を見て、やっと大丈夫なんだなって思えたところです。

花梨:岩城さんは今、何をされている方でしょうか?

岩城ひろ子:スピリチュアル記録者というのと、作家活動をしています。

花梨:それぞれの活動について、詳しくお聞きしても大丈夫ですか?

岩城ひろ子:はい。3月くらいから、スピリチュアルな体験をたくさんするようになりまして。それをずっと記録してきたんです、noteの方に。それをもとにして、本を作るっていうのも4月から始めて。そんな感じです。

花梨:実際に、どういった体験をされたんですか?

岩城ひろ子:元々、守護霊リーディングとかはしていたんです。人様のことを無償奉仕で視るっていう。10人くらい視たかな。で、その中のお1人が、「私には龍がついてるんです」っていうお話をされて。そんなわけないでしょって思いながら視たら、実際に龍がついていて。で、そこから怒涛のスピリチュアル体験に巻き込まれていったというか。話がどんどんと進んでいって。で、それを本にしたという。

花梨:記録しようと思ったのは、どういった経緯からだったんでしょうか?

岩城ひろ子:記録、守護霊リーディングの結果も、noteに書いていたんです。なので、龍のこともnoteに書かせてもらって、そのまま、延長線上で記録していた形です。

花梨:この記録は、今もお書きになっているものですか?

岩城ひろ子:はい、そうですね。ほぼ毎日続いてます。

花梨:その体験は、どういった瞬間に訪れるものですか?

岩城ひろ子:私の場合は、耳鳴りがして。耳鳴りが、なんかスピリチュアルなサインらしくって。声が聞こえるようになるんです、テレパシーの声が。映像を視ることも出来ます。で、それをまた記録して、話が進んでいくという。

花梨:その体験では、どういった内容を伝えられることが多いですか?

岩城ひろ子:私と、もう1人あゆみさんておっしゃる方の、スピリチュアル体験を記録していってたんですけども、今までは。また変わっていきそうなんですけど。なので、なんて言えばいいんだろう、分かんない。

花梨:耳鳴りがして、声が聞こえる、映像が視えるという体験を、noteに記録されているということですか?

岩城ひろ子:はい。もう、起こったことはほぼ全てを記録しています。

花梨:そういった体験をされているとき、岩城さんはどういった感覚になることが多いですか?

岩城ひろ子:感覚……現実世界、普通の世界の方がぼやけて、声やイメージの方に集中する感じですかね。

花梨:現実世界がぼやけていくんですね。

岩城ひろ子:はい。でも、洗濯物干しながらとか、洗い物しながらでも出来るので。

花梨:そうしたら、日常のふとした瞬間でも、声が聞こえたり視えたりすることがあるんですね。

岩城ひろ子:そうですね。ちょっとね、お医者さんとかの前で言うと、病名をつけられそうな気がするから、なかなか、言えないんですけど。でも、私の主治医さんが本を買ってくれていて。今頃、読んでいるかもしれません。やばいです。ファンタジーで押し通すつもりですけど。

花梨:そして、4月から本づくりをされているんですね。

岩城ひろ子:本になったのは7月です。3か月後。

花梨:その本は、どういった形で出されたんですか?

岩城ひろ子:7月の方は電子書籍で出して。7月20日にペーパーバック版っていう、カバーのない本にもしました。タイトルは『スピリチュアルな世界の扉を開く 龍の卵のふしぎ体験記』です。Amazonで売っています。カテゴリーランキング1位を獲得したりしたんですよ。

花梨:note上の記録を、本にしようと思われたのは、どうしてだったんでしょうか?

岩城ひろ子:さっき言った、私のパートナー的存在のあゆみさんから、本にしたらどうかっていうのを言われたのと、元々、私が本を作りたかったっていうのがあって。ずっと夢だったんです、自分の本を書くっていうのが。でも、才能もなかったし、書くことも得意ではなくて。

花梨:今、夢が1つ叶えられたと思いますが。実際に、本が完成した瞬間は、どんな気持ちになりましたか?

岩城ひろ子:やったーって気持ちがありました。でも、体験は続いてるので、2巻3巻と続きそうなんです。今2巻を書いているんですけど。なので、よしって。これからだぞっていう気持ちの方が強いかもしれないです。

あっ体験記なんですけど、スピリチュアルの体験記に、私の創作した物語をくっつけた形にしてあるんです。だから、ファンタジーで押し切れるかなって。

花梨:創作した物語は、どんな内容のものですか?

岩城ひろ子:体験記は、ネット上にある日記ってことにして。それを見つけた息子の視点をつけ加えた感じです。私自身も息子がいるので、その息子をモデルにして。

花梨:2巻以降も、そういった構成で書かれる予定ですか?

岩城ひろ子:はい、そのつもりでいます。今、2巻は体験記部分しかまだできてなくて。創作部分をどうしようかと。

花梨:本を書くという夢は、何歳ごろから持たれていたんですか?

岩城ひろ子:もう、ちっちゃい時からですね。小さいときに身体が弱くって。ちょっと、運動とかが出来なくて。読書と絵画だけが、唯一制約なく楽しめた娯楽みたいな。

でも、どちらかというと絵描きの方になりたかったかな、その時は。本は大好きだったけど、自分で書く才能はないと思ってたので。憧れみたいな。作家さんになれたらいいなっていう。

花梨:そういった憧れもあり、今、本を書かれているんですね。

岩城ひろ子:はい、嬉しいですね。

花梨:岩城さんは、ご自分の性格について、どう思われてますか?

岩城ひろ子:自分でかー。いやあ、人に言われてるのなら分かるんですけど。親からは天真爛漫って言われるし。あとは、チャネリングとかしていると、高次元の存在からはネガティブだって思いっきり言われてるし。両方わかるんですよ。確かに、そうだなって思うので。自分ではどうだろう。子どもっぽいかな。

花梨:それぞれ、どういった瞬間に実感することが多いですか?

岩城ひろ子:ネガティブなのは本当に、なんだろう。悪い予想をめちゃくちゃするんです。ここで事故ったらこうなるな、みたいなことを考えて。結構怖いことを想像してしまう。死んだらどうなるだろうかとか、そういうことも普通に。

天真爛漫は、最近はそんなでもないかなって思うんですけど。あっでも、子どもっぽいは、夫から、思ったことそのまま口に出すよねって言われて。確かに!と思って。何も考えずに口に出してしまう。外とかでも、人がいる中でも、「あれ、なんだろー!」みたいなことを普通に喋ったりとか、独り言が多かったりとか。子どもからも、「独り言なの、話し掛けてるの、どっちなの」って聞かれて。「今のは独り言」とか、「今のは話しかけたんだけど」って言ったりとか。子どもの方がしっかりしています、うちは。ツッコミ役で息子がいる感じで。だから、物語を作るときも、体験記に突っ込む息子みたいな位置で、書かせてもらって。書きやすかったです。

花梨:ご家族とのやり取りも参考にしながら。

岩城ひろ子:そうですね、混ぜ合わせながら。

花梨:今挙げていただいた3点は、ご自身ではどう評価されていますか?

岩城ひろ子:フラットに捉えています。ネガティブなことも、そうだなーって。いやだなーとかは思ってないです。

花梨:いやだなーっと思われないのは、どうしてですか?

岩城ひろ子:もう、この歳まで来たら受け入れるしかないかなと思ってますけど。若い時だったらね、気にしたりとかあるかもしれないですけど。いろいろ乗り越えての今なので。

花梨:フラットになったというのは、最近のことでしたか?

岩城ひろ子:そうですね。29歳とかそこら辺でもう落ち着いてきたかな、もうちょっと先かな。35ぐらいかな。

花梨:その頃から、受け入れる姿勢ができたんですね。

岩城ひろ子:そうですね。元々自分の顔とかも受け入れられなかったんですけど。それも29とか35とかいったら、大丈夫になってきて。同じぐらいですねきっと、性格も。

花梨:ちょっとお話が戻ってしまうんですが。体験記だけでも出すことはできるのかなと思ったんですが。創作を入れた理由はありますか?

岩城ひろ子:出版社に掛け合っていたんです。一応商業出版したかったんですけど、出来なくて。その時は、体験記部分だけを出してたんです。で、(あっ、無理かもしれない)と思った時に、ちょっと工夫してみようかと思って。児童文学風にしたらウケるかなーとか考えて。息子の部分を挿入しました。それでも駄目だったんで、自力出版になったんですけど。Amazonで売るようにして。

花梨:体験記だけで書かれた場合と、体験記と創作を織り交ぜて書かれた場合で、何か変化した部分はありましたか?

岩城ひろ子:実際に出して、読者さんから聞いたんですけど。物語がある方が、良かったみたいです。まとまりがよくなったとか。ツッコミ役というか、ナビゲーター役がいるからわかりやすいとか、そういう声をいただいて。あー書いて良かったんだなって自信がちょっとつきました。書いているときは、ちょっと自信なかったというか、余計なこと書き足してないかなっていう、ネガティブなところが出ていたんですけど。読者さんの反応を見て、やっと大丈夫なんだなって思えたところです。

岩城ひろ子の作品
『スピリチュアルな世界の扉を開く 龍の卵のふしぎ体験記』

過去:今はすごい楽しいですね。みんなで笑ってます。聴覚過敏はもちろんあるんですけども。メンタルが落ち着いてるから、そこまでひどくはならなくて。

花梨:幼少期は、どんなお子さんでしたか?

岩城ひろ子:天真爛漫を絵に描いたような。傍若無人? ちょっとね、変わった子でしたね。今も変わってはいるんですけど。

花梨:具体的なエピソードなど、覚えていらっしゃいますか?

岩城ひろ子:あぁー。近所のおばちゃんとかに喋りかけに行って。自分の喋りたいことだけを一方的に喋って、いなくなるっていう。本当に迷惑だったと思います。可愛がられてはいたんですけど。申し訳ないなって、今から思えば。

花梨:どういう動機で、喋りかけに行っていたんですか?

岩城ひろ子:喋り相手が欲しいとかは、特になかったと思います。なんとなく喋りに行って、そして興味の惹かれたところに行ってしまうという。あっ、私自身、発達障害者なんです。今回インタビューでご配慮頂いてる聴覚過敏もそれから来てるんですけども。積極奇異型っていう、人見知りしなくって、人との距離感間違えてっていうのがあって。子どものときは、それがめちゃくちゃ強かったと思ってます。

花梨:そうしたら、他の物事でも、積極的に動くことが多かったんですか?

岩城ひろ子:はい。周りのことを全く見てない感じで。親からも「よく誘拐されなかったね」って言われるぐらい、人についていったりとか。地域の方が見守っててくださいました。

花梨:ご自身では、その行動は、感情を伴ってはいたんですか?

岩城ひろ子:いえ、何も感情は伴っていないです。普通にしてて、その状態だったという。

花梨:この2つは、周りの方からも言われていましたか?

岩城ひろ子:うーん。優しい方が多かったので、特に指摘はされず。そのまますくすくと育って行きました。なので、子どもっぽいに繋がります。

花梨:幼少期、特に好きだったことって何かありますか?

岩城ひろ子:先ほど言ったように、身体が弱かったので、読書絵画と。2つぐらいです。あ、あと犬も好きでした。飼い犬のことを可愛がってまして。飼い犬が親友みたいなものだったので。

花梨:読書や絵画に、どのように触れるのが好きだったんですか?

岩城ひろ子:絵画は、お絵かきが大好きで。落書きみたいな感じですけど。学校の授業の内容を絵にまとめたりとか。高校時代もノートを提出するように言われて、絵を思いっきり描いていたので、怒られないかなとドキドキしながら出して、花丸がついてノートが返ってきたりとか。覚えてるのが、『羅生門』の授業があるじゃないですか。羅生門の上の老婆の絵を、思いきり描いて出したら、花丸がついて返ってきて。ちょっとびっくりしたことがあります。いいんだと思って。

花梨:それはご自身としては、怒られると思っていたんですか?

岩城ひろ子:はい、ハラハラしました。授業は聞いてるんですけども、授業の内容でお絵かきをする感じですね。だから、ギリギリ怒られない。

花梨:読書では、どういった系統の本を読まれることが多かったですか?

岩城ひろ子:物語が好きですね、今も、昔も。児童文学とかすごく好きです。何読んでたかな。小学生のときに、『モモ』っていうすごく分厚い本があるんですけど。あれを、姉の本棚で見つけて読んでたりとか。『果てしない物語』っていう、ネバーエンディング・ストーリーの原作とか、長いのを読んだりとかはしてました。

花梨:本を読まれてたり、絵を描かれていたりしたときは、どういった感情になることが多かったですか?

岩城ひろ子:どちらかというと現実逃避で、本を読んでた感じですかね。しんどいから。気管支喘息だったんです。で、息も苦しくて、しんどくって。毎回死にそうになっている状態で。息が出来ない。だから、もう本の世界にどっぷりと。寝食を忘れるくらい。

花梨:対して、お絵かきの方はいかがでした?

岩城ひろ子:お絵描きは、楽しかったですね。自分の好きなように描けるから。お絵描きの方も、大人になってからタロットのカードの絵柄を描いたりとかしてたんですけど。今も一応売っています。人様に売るためのもので。自分でもたまに使いますけど。

花梨:そしたら、カード1枚1枚を、ご自身でイラスト描かれてっていう。

岩城ひろ子:そうですね、22枚だけですけど。本当だったら、タロット78枚あるのかな。そのうちの22枚だけ。それでも占えるので。

花梨:飼い犬が親友というのは、どういった感じだったんですか?

岩城ひろ子:そうね、親友でしたね。ものすごい、尻尾を振り回してくれるんです。ぐるんぐるんと振り回して喜んでくれて。その様子を見た学校の友達に、「親友みたいだね!」って言われて。あっ、確かにそうだねっていう。傍目から見ても、そうだったと思います。でも、何せ体が弱かったから、散歩とかもほぼ座ってるだけっていう。申し訳ないことをしたなと思って。

花梨:中学、高校時代はいかがでした?

岩城ひろ子:中学校もまだ喘息がひどくって。この頃にタロットに出会って、自分占いを主にしていて。あっ、美術部に入りましたね。お絵かきが好きだったから。小学校のときから賞とかは取っていて。全校集会で賞状渡されたりとか、毎年。
中学校でも賞を頂いたり。で、油絵が始まりましたね。

花梨:また違う方法で、絵を描かれてみていかがでした?

岩城ひろ子:楽しかったです。美術部の先生がそんなに怒らない人だったから。鼻歌を歌いながら描いたりとかしたので。気楽に、そこも天真爛漫に。

高校は、美術部の先生があんまり。なんか、しっかりしろみたいな感じだったので、楽しくなくなってしまって。で、勉強が楽しくなりました。国語と英語、すごく得意になって。学年の実力テストで、学年トップ取ったりとか。高校時代が一番、勉強好きでした。

花梨:美術部は、それでも続けていたんですか?

岩城ひろ子:いえ。もう途中で辞めてしまいました。美術部やってて、あれいつからかな、生徒会にも入ってたんです。友達に誘われて。「生徒会の方が忙しくなるから」って先生に言って、それで納得させて。で、無理やりやめた。本当は嫌だったから、辞めたんだけど。

花梨:辞めるくらい、ご自身のなかでは嫌な感情があったんですか?

岩城ひろ子:はい。元々は、美術の大学とかも考えてたんですけれども。その先生からは、「そんなうまくいくわけない」みたいなことを言われて。あーそうかって諦めたんですけど。すごく嫌だった。

花梨:辞められた後は、ご自身で絵は描き続けられていたんですか?

岩城ひろ子:落書き程度ですね。でも、絵を描くこと自体だいぶ嫌いになってしまって。読書は続けていましたが。

国語と英語はすごい得意だったんですけど。テストの前の日に図書室に現れて、『ドラゴンクエスト』の小説版とか借りていく姿を見て、先生に「余裕やな」って言われて。あっ!て思って、「駄目でしたか」って聞いて。で、「国語の勉強になるかもしれないじゃないですか」っていう感じのことを言った覚えもあります。無理やり。「あーそういうこと」って先生が言ったから、「多分」って答えた覚えがあります(笑)

花梨:勉強がお好きになったのは、何かきっかけがあったんですか?

岩城ひろ子:それも現実逃避ですね。家の中がちょっとごたついていて。

花梨:国語と英語というのは、どういった点がお好きだったんですか?

岩城ひろ子:文法が好きなんですね、きっと。大学も、言語学科を選んだぐらいなので。あっ、でも、大学行ってからは、また興味が他に移ってしまいましたけど。

花梨:大学時代は、いかがでしたか?

岩城ひろ子:高校からちょっと体力が出てきて。気管支喘息も良くなって。大学に入る頃には、だいぶ体力がついて、サークル活動に結構力を込めるようになりました。

花梨:どんな活動をされていたんですか?

岩城ひろ子:京都にある大学だったんですけども、京都学生フェスティバル実行委員会っていうのがあって。京都駅のステージでイベントをするっていう。そのサークルに入ってました。

花梨:岩城さんはどういった役割をされることが多かったんですか?

岩城ひろ子:ダンスイベントの担当で。スタッフしたり班長やったり。

花梨:生徒会や、実行委員会のように、何かを企画して実行するのは昔から好きだったんですか?

岩城ひろ子:好きですね。生徒会は別に、誘われて入っただけで、やる気もなかったんですけど。生徒会室で寝ていたから。大学に行って、企画とかするのはすごく楽しかったです。

花梨:どういったところが楽しかったですか?

岩城ひろ子:どういったところが楽しいんだろう。考えたこともなかったです。なんだろう。まず、プロジェクト名とか考えたりとかもするんですけど、そういうのも楽しかったです。言葉遊びみたいなもんじゃないですか。多分、そこで国語好きなのが出てきたんだと思います。

花梨:大学以降の生活は、いかがでした?

岩城ひろ子:あー、駄目でしたね。社会人になれなくて。大学時代から広告モデルをしてたんです、アルバイトで。で、その延長線で、先に役者の養成所に入って、その後モデル事務所に入ることになるんですけど。普通の就職活動は全滅で。私の変わったところがだいぶ出てしまいまして。ちょっと浮いてる感じが。わかりやすく向いてないとすごく思いました。あと体力がないのもありましたね、毎日通ったりとかができなくて。で、アルバイトを転々と。モデルだけだと生きていけないので。週に1回仕事とかオーディション入ったらいい方なので。他のアルバイトを転々として。

でも、24歳ぐらいに適応できなくって、過呼吸になってしまって。そこからドロップアウトですね。精神面がガタガタになってしまったので、元々あった聴覚過敏がものすごくひどくなってしまって、部屋から出られなくなりました。

花梨:その頃の生活を今振り返ってみると、いかがですか?

岩城ひろ子:二度と戻りたくない地獄って感じです。部屋にマグカップを置くことすらきついんですよ。音が鳴りそうなものだから。恐怖心がめちゃくちゃ強くて、大変でした。

花梨:物音が出るものに、恐怖心を抱いていたんですね。

岩城ひろ子:はい、そうです。音符マークとかも駄目っていう。自分の声も無理で。

花梨:その頃から、現在にいたるまで、どういった過程があったんですか?

岩城ひろ子:部屋に引きこもってたんですけども。親が何か仕事できたらいいなって、パソコンをくれたんですね、インターネットもできる。それで夫と出会って。夫が家から連れ出してくれるようになって。私がしんどいって言ったらすぐに連れて帰ってきてくれるっていう安心できる状態で。で、結婚することになって引っ越して。その頃は、まだメンタルボロボロだったんですけど。子どもを授かって。徐々にマシになっていくという。

花梨:心の状態も、段々と落ち着いてきたんですね。

岩城ひろ子:あとは、良い病院にも巡り合えたので。引っ越してよかったなと思って。

花梨:どんな心境の変化がありましたか?

岩城ひろ子:新婚当初は私まだ、メンタルボロボロで泣いてばかりだったんで、申し訳なかったなと思ってるんですけど。今はすごい楽しいですね。みんなで笑ってます。聴覚過敏はもちろんあるんですけども、メンタルが落ち着いてるから、そこまでひどくはならなくて。ただ、セミがうるさいですけどね、今は。きついです。

花梨:守護霊リーディングを始められたのは、いつ頃だったんですか?

岩城ひろ子:守護霊リーディング始めたのが、多分今年の2月とかそんなもんだと思うんですね。その前にも、ちょっとやってたんですけども。まだ、そんなに本格的にやってなかったんで。ちゃんとやり始めたのは、2月とか3月とか、ほんと最近だと思います。

花梨:守護霊リーディングは、具体的にどういった形で、されてるんですか?

岩城ひろ子:まず守護霊様が誰かを聞いて。守護霊様の中のお1人の姿とか、お名前とかわかる範囲で伝えて。あと何してたっけな。あっ過去世も、今と関わる過去世もお聞きしたりとか。あと、順番逆ですけど、守護霊様がなぜついてくれてるかとか。あと守護霊様からご本人へのメッセージもお聞きして、お伝えしました。本にも、守護霊リーディングの様子が載ってます。お1人、龍がついていた方の。

花梨:メッセージなどは、どのように岩城さんまで届くんですか?

岩城ひろ子:テレパシーみたいな感じです。でも、私は誰かに習ったわけじゃなくて。本見てやっただけなんですけど。スピリチュアルの講座って高いですよね。私ちょっと、お金かける気はないので。

花梨:それは、どんな本を読まれていたんですか?

岩城ひろ子:元々は、霊媒師に憧れてたので。死んだ方とお話する方法の本とかを読んでたんですね。で、その後で、チャネリングっていうのがあるのに気づいて。その方法の本を読んで。やってみたら出来たっていう。

花梨:初めて実践できたときの体験は、いかがでしたか?

岩城ひろ子:あのね、初めて見たとき、宇宙人が3人視えたんです。怖くって、びっくりして、やめたんですよ、すぐに。キャーって思って。でも、後々ちゃんと見るようになってから調べたら、私の守護霊様の1人が宇宙人なんですね。私が過去世で、宇宙で暮らしてたことがあったらしくって。その過去世の宇宙人が、守護霊についてるらしいんですよ。でも、初めて宇宙人を見たときは普通に怖かったです。びっくりしました。まさか、そんなもの視えると思ってなかったから。

花梨:守護霊リーディングをそもそも始められたのは、何かきっかけとかはあったんですか?

岩城ひろ子:きっかけあるのかな。なんで霊媒師に憧れたんだろう、私。たまたま本で読んだのかな、もう覚えてないです。なんでか分からないです。ただの憧れだと思うんですけど。

花梨:守護霊リーディングで伝わってくるものと、最初にお話いただいた体験は、異なるものですか?

岩城ひろ子:いえ、一緒ですね。さっき言い忘れたんですけど、守護霊様とか守護天使様とか、そういう高次元の存在と喋れるのと。あと、龍とも喋れるんですけども。龍が卵を産むんじゃなくて、龍が卵になるんです。変化するんですね。その変化の様子とかも、体験記に書いて、本にしたんです。だから、タイトルが『龍の卵のふしぎ体験記』って言います。病院の先生に見せるには、すごいやばい内容でしょう? 今、ピンチなんです私。読んでもらっているから。

花梨:今読んで頂いてるんですね。

岩城ひろ子:発達障害の主治医の先生に、「あー、じゃあ買うわ」って言ってもらえて。発達障害の先生って、精神病院の先生じゃないですか。発達障害って精神障害の中の一つに分類上なってるから。だからピンチなんです。病名がつけられそうで。多分大丈夫だと思うんですけど。

岩城ひろ子の作品
『スピリチュアルな世界の扉を開く 龍の卵のふしぎ体験記』

未来:だいぶ違いますね。なんだろう、欲が出てきました。

花梨:5年後、10年後、あるいは亡くなるときまで、どういった期間でもいいんですけれども、未来について想像してもらったとき。未来に対して、どういったイメージをお持ちですか?

岩城ひろ子:未来……多分、スピリチュアル記録者としてずっといるんだろうなと思ってるので。ものを書いてるんだろうなーと思いますけど、死ぬまで。どう考えているか……そういうもんだなと思ってます。

花梨:体験記を書かれた後に、思い浮かべているイメージはありますか?

岩城ひろ子:あっ、出来たら、映像化も出来たらいいなと思ってるんです。そのためには、本を売らなくっちゃいけなくて。もうちょっと話題性を持たせなくっちゃいけなくて。だから、インタビューを受けようと思ったんですけど。アニメ化とか映画化とか、出来たらいいなーと夢見ています。

花梨:映像化されるとしたら、どんな形にしていきたいですか?

岩城ひろ子:映像化と、翻訳版も出したいなと思ってて、本の。で、できたら海外で映像化されたいっていうのがあって。それがなんでかっていうと、海外だと龍がドラゴンで、悪者役なんですね、いつも。

花梨:確かにそうですよね。

岩城ひろ子:はい、火吹くし、悪の手先って感じ。それを払拭したいんです。イメージを。

花梨:その映像を見た方が、どんなイメージを持ってもらえたら、理想ですか?

岩城ひろ子:日本だと、どちらかというと龍は神様に近い形になってると思うんですけども。もうちょっと、なんだろう。人間と対等な、友達みたいな。パートナーみたいな感じで見てもらえるようになったらいいなと思ってます。確かに、すごい龍もいますけどね。崇め奉るんじゃなくって、対等に接することができるようになっていったらいいなと思ってます。

花梨:対等にという点は、どういった思いから生じているんですか?

岩城ひろ子:普段から龍と接してるじゃないですか。だから。答えになってない(笑)。

花梨:神さまよりも身近な、ご自身の近くにいる存在ということですか?

岩城ひろ子:はい、そうです。

花梨:なるほど。本を通して、どんなメッセージを伝えたいですか?

岩城ひろ子:まずは、スピリットとしての龍の存在を知ってもらうことが大事ですね。実際に龍がいたよっていう広報係がしたいです。そこから始まると思うので。

花梨:もし今おっしゃったことが実現したら、岩城さんはどんなお気持ちになりそうですか?

岩城ひろ子:それはもう、嬉しいでしょうね。でも、難しいと思います。キリスト教が立ちはだかってる気がします。あっ、でも、こんなこと書くと、宗教戦争みたいになっちゃいますね。

花梨:キリスト教があるから難しいというのは、どういうことですか?

岩城ひろ子:チャネリングしている相手が守護霊様であったり、守護天使様であったり、龍だったり。あと他の、幻獣とか、高次元の存在もいるんですね。で、日本の神様たちとも、結構交流してたりとかするんですけども。キリスト教だとどうしても、神様は1人しか認めてもらえないじゃないですか。だから、そういう部分も難しいなと思っていて。

花梨:そういった壁を乗り越えて、もし少しでも伝えられたら、やっぱり嬉しいっていう感情が一番先に出てきそうですか?

岩城ひろ子:はい、かなり。すごく嬉しいと思います。1人でも伝われば。

花梨:読者の方から、コメントをいただくことに対しては、いかがですか?

岩城ひろ子:嬉しいですね。こんなことあるんだと思って。あんまり期待してなかったと言ったら変ですけども。受け入れてもらえるかどうかわからなかったので。かなり突飛な内容ですしね、スピリチュアルの中でも。私自身も、龍の存在を信じていたわけじゃないので。こんなに色んなことが起きて、私もついていけないくらい。3月からですからね。

花梨:それまでは、今こうやって活動されることは、予想されてはいなかったですか?

岩城ひろ子:はい、全然。なんか平凡に生きていけたらいいかなーぐらいの。引きこもりの主婦のままで、無難に過ごそうとしていました。

花梨:その頃と、今では、未来へのイメージに変化がありましたか?

岩城ひろ子:だいぶ違いますね。なんだろう、欲が出てきました。

花梨:前は、未来に対しては、どう思われてたんですか?

岩城ひろ子:未来は、まあ今のまんま、ぼんやり過ごしていくのかな、ぐらいの。何事も起こらなかったらいいな、ぐらいのものでした。

花梨:色んな経験を経て、欲が出てきたことについては、ご自身ではどう感じられてますか?

岩城ひろ子:面白いなって思ってます。こんなに変わるんだと思って。龍たちが護りについたおかげかなとも思ったりします。

花梨:未来について考えたときに、一番先に出てくる感情って、どういったものになりそうですか?

岩城ひろ子:楽しみですね。わくわくします。

花梨:それは、どんなことに対する楽しみや、わくわくですか?

岩城ひろ子:まず本を何冊も出してるだろうし。それの映像化に向けて、一生懸命動いてると思うし。翻訳版も出したくて、一応クラウドファンディングを始めようと、ページを作ったりもしていて。でも、審査で落とされちゃったんで、もう1回やり直しなんですけど。翻訳版つくって、向こうでちょっとでもヒットしたら、映像化の話来たりしないかなーっていう、甘い夢を描いて。

花梨:もし、翻訳版が出て、映像化された先、次の展開は思い浮かんでいますか?

岩城ひろ子:壮大すぎるかもしれないけど、『ハリー・ポッター』ぐらいの旋風を巻き起こせたらいいのにって思ったりしてるんですよ。

花梨:その旋風っていうのは、色んな方に読まれて知られてっていうことですか?

岩城ひろ子:はい、そうです。

花梨:もし、ここまで叶ったとしたら、どんな感情になりそうですか?

岩城ひろ子:それはもう、有頂天でしょうね。ちょっと、天狗にならないように気をつけなきゃいけない。

花梨:加えて、どういう自分でありたいというイメージはありますか?

岩城ひろ子:ずっとスピリチュアル記録者としてやっていけたらいいなと思ってます。

花梨:ご自身の経験を、これからも書き留めていく。

岩城ひろ子:そうですね。出来たらいいなと思ってます。

花梨:もし、今年の3月のご経験がなかったとしたら、今後の未来はどういった人生になっていたと思いますか?

岩城ひろ子:そしたら、何してたんだろう。とりあえず、タロットの続きを描いていたかもしれないですね。78枚全部描こうと頑張ってたかもしれないです。

花梨:78枚を描いて、売ろうとしていたということですか?

岩城ひろ子:はい、そうですね。売ろうと。あとは、占い師を続けてたかもしれない。チャット占いをしてたんですけども、2年ぐらい。でも、こっちのスピリチュアル記録者の仕事が始まって。こっちが忙しいからやめて。というか、なんかカードを使わなくても、耳鳴りでメッセージが降りてくるじゃないですか。だから、カードを使う意味がよく分からなくなって来て。あれーってなってしまって、それで1回止めてたんですけど。なので、カード占い師を続けてたかなーって思います。

花梨:もし、カード占い師を続けていた人生だったら、どうなっていたと思いますか?

岩城ひろ子:多分、自由を感じてたと思います。また、他に思いついたことやれるし。スピリチュアル記録者ってもう1本道になってしまったので。ここからあまり、変われないかなーって。なんか、高次元の存在からも記録係として認知されちゃったので。続けるようにサポートされてまして。なんで、そういうのがないんだったら自由ですね。また他に思いついたことをやって、楽しんでたと思います。でも、今ほど面白そうな未来にはならなかったかもしれないですけど。

花梨:やっぱり今の方が、面白さとしては上だと思いますか?

岩城ひろ子:上だと思います。

花梨:最後に何か言い残したことはありますか?

岩城ひろ子:えーなんだろうな。龍が卵になることもさっき言ったし。うーん、絶賛販売中!! ただの宣伝(笑) 言い残したこと、特に思いつかないけど、大丈夫かな。

岩城ひろ子の作品
『スピリチュアルな世界の扉を開く 龍の卵のふしぎ体験記』

あとがき

インタビュアーとして活動するなかで嬉しかったことの1つに、お話を聞く方の幅が広がったことがあります。

普通に大学生活を送っているだけでは聞けなかった、いろんな人生を覗けることが、純粋にとても楽しいし、面白いし、嬉しいです。なんだか、小学生みたいな感想になってしまいますが…。

でも、そんな素直な感情がうまれる瞬間にいられることを、私はすごく幸せに思っています。

さて、インタビュー内では、お伝えできなかったのですが。
状況を素直に受け入れる岩城さんの姿勢が、素敵だなと感じていました。

きっと、ネガティブに解釈できるような場面でも、極めてフラットに、ご自身や周囲の状況を捉えている。
だからこそ、スピリチュアル記録者としての役割も受け入れ、そこから新たな展望を抱くことができているのでしょうね。

岩城さんが描く未来には、どんな物語が待ち受けているのでしょうか?

改めて、岩城さん。無名人インタビューへのご参加、ありがとうございました!
次回の無名人インタビューも、お楽しみに。

【インタビュー・文字起こし・編集・あとがき:花梨】

#無名人インタビュー #インタビュー #自己紹介 #スピリチュアル #龍

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