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D2Cビジネスで結果を出すために必要なこと #1

はじめまして。アンノーンブックス編集長、そして株式会社アメニティ代表取締役の山﨑薫です。

このマガジンでは、SNSやD2C、ライブ配信といった、今どきのデジタルビジネスやインフルエンサー事情についてお話ししていきたいと思います。どうぞお付き合いください。

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はじめに、自己紹介を少しさせてください。

2018年にパートナーの安達と一緒に渋谷の出版社「アンノーンブックス」を立ち上げましたが、じつはわたしにはアンノーンブックスのほかにもうひとつ、今年13年目を迎える自分の会社もあります。それが、株式会社アメニティです。

アメニティでは、おもに次のようなことをメインにビジネスをしています。

・インフルエンサー、モデル、ライバーの事務所としての役割
・化粧品や美容健康商品のOEM&ODM企画

ふたつの会社を経営する私の仕事をひと言で表すとすれば、プロデューサーです。

アメニティに従業員はいませんが、多くの事業パートナーがいます。専属のインフルエンサーや、インフルエンサーを育成するマネージャー、D2Cブランドを運営するスタッフや、日本でもトップレベルの品質のよさを誇る化粧品づくりのラボのスタッフ……といった大勢の優秀な人材とともにビジネスを展開しているのです。

それぞれのパートナーたちがやりたいことをカタチにしていくために、さまざまな手配をするプロデューサー、それがわたしの仕事です。

最近では、インフルエンサー事業から派生した、オリジナルアパレルのD2Cブランドのビジネスも手掛けています。

たとえば、オリジナルアパレルブランドneam(ニーム)は、今年の12月、新宿ルミネエストに初のPOP UP SHOPをオープンさせたことが注目を集め、「Yahoo!ニュース」でも取り上げられたほど。わたしたちの想像以上に、とても大きな反響を呼びました。

neamは、弊社専属インフルエンサーの吉田南歩がディレクターを務めるオリジナルアパレルのD2Cブランドです。2019年6月13日にスタートし、現在の月商は約700万円。公式Instagramのフォロワー数は2万人をこえました。

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吉田 南歩(よしだ・ななほ)
neamブランドディレクター / 「non-no」読者モデル / WEARISTA
1996年6月23日生まれ。奈良県出身・A型。10代20代の女性ファン人気が高く各SNSで高いエンゲージメント率を誇り、数多くのPRを手がける。手がけたPRは独自の世界観を持ち、クリエイターとも言える画像と文章のクオリティの高さから多くの反響を呼んでいる。
10代の頃からモデルとして活動。ファッション誌のスナップ撮影などの傍ら、トレードマークのショートスタイルが好評を得て、サロンモデルの依頼が殺到。ヘア特集などで多数の誌面やホットペッパービューティー等の広告にも数多く登場し、目を引く。
2016年9月、オーディションを見事勝ち取り、吉本クリエイティブエージェンシー主催『日本女子博覧会2016』メインランウェイに出演。翌年2月”ななほメイク”と題し、インスタグラムに投稿したメイク動画が好評を呼び、一晩で6000人のフォロワーを増やす。
1分間の女子向け動画ファッションマガジン「CCHANNEL」公式クリッパーとしても活動し、実物と全く変わらない、飾らず、ナチュラルな雰囲気からコスメレポ等の広告やビューティーコンテンツと呼ばれる。
2019年6月、自身がディレクターを務めるアパレルD2Cブランド「neam」を立ち上げ、精力的に活動している。
Instagram / nanaho_yoshida 
WEAR / @nanahoyoshida
Twitter / @nanaho0623

……と、これまでやってきましたが、今後はアメニティのある程度の事業をアンノーンブックスに統合することにしました。

これを機に、ブランドの立ち上げから約1年半たった今、「neam」がスタートアップしながら新宿ルミネエストでのPOP UP SHOPをオープンさせるまでにいたった足跡を振り返ってみようと思います。

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ところで、「そもそもD2Cって、なんだっけ?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

D2Cとは、「Direct to Consumer」の略。つまり、消費者に対して中間業者を介さずに直接的に製品を販売する、というビジネスモデルです。

D2Cとは
Direct to Consumerの略で、広告代理店や小売店を挟まず、自ら企画、生産した商品を消費者とダイレクトに取引する販売方法。SNSやECサイト、直営店舗で消費者とコミュニケーションをとり、生産した商品を販売する。近年、アパレルや美容化粧品ブランドの多くが採用している。

わたしたちが手掛けているオリジナルのアパレルブランド「neam」もD2Cがベースになっています。企画・製造・販売を一貫しておこなえるのもD2Cの特徴のひとつ。

「何をメッセージとして届けたいか?」というコンセプトにはじまり、「どんなものをつくりたいか?」というアイデアや、品質やデザインへの細部までのこだわり、さらには「どうやって広めていきたいか?」といったデジタルマーケティングにいたるまで、すべてをプロデュースする側のつくり手が大きくかかわることができます。

「neam」の場合もそうでした。SNS総フォロワー数43万人、雑誌『non-no』の読者モデルも務めるインフルエンサーの吉田南歩がディレクターを務める「neam」は、彼女が「自分のブランドを持ちたい」という夢を持ったところからスタートしています。

まだ「女優」という目標を漠然と抱いていた頃にアメニティに所属した南歩は、光の速さでくるくる変化していくSNSという世界のなかで、さまざまなジャンルで自分を表現することに挑戦していました。

やがて、南歩は自分も楽しみながら発信できて、フォロワーさんのニーズにも合致するジャンルを見出しました。それが「ファッションコーデ」だったのです。

自分のブランドを持つことが明確な夢になったのもその頃だったはず。南歩は夢をかなえるためのステップとして、ZOZOTOWNが運営するファッションコーデアプリ「WEAR」に登録し、フォロワーさんを増やしていくことに注力しました。

南歩のフォロワー数がみるみるうちに25万人を超え、影響の大きいファッショニスタとして公式「WEARISTA」に選出される頃になると、彼女にとって自分のブランドを持つことはもう夢ではなく、目の前に迫った現実に変わっていたのです。

これから挑戦したいプランの提案はもちろん、ブランド名まで自分で考え、実績となる数字も自分でつくってきた彼女を前に、わたしがすべきことはただひとつ。夢をカタチにするために全力でプロデュースしていくことだけでした。

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