花き業界のシナリオDX
こんばんは。
DXと聞いて皆さんはどこまでのことを想像しますか?
いつかこの記事内容もChat gptにでも書き起こしてもらおうかとそんな適当な発想から 花×デジタル って?の新しい形に目を向けます👀
花き業界におけるデジタル化の歴史🔍
1995年に米国の1−800FLOWERS.comのインターネット販売をきっかけに進みはじめました。1−800FLOWERS.comは提携する花屋さんをネットワークし、インターネットで注文を受けたらお届け先の近くにあるから提携店からお花をお届けする、というビジネスモデルでした。
国土の広いアメリカのどこにでもお花が贈れる、フラワーデリバリーサービスという業態を確立し、NASDAQに上場を果たし、いまも順調に株価を伸ばしています。国内では花キューピット様を筆頭に同様のビジネスモデルを持つ企業が登場しています。
今回は私の24歳のお誕生日に購入した観葉植物(エバーフレッシュ)を届けてくれたHitoHana様をヒントに花き業界のDXを考えて行こうと思います🌱
HitoHanaのビジネスモデルは、提携花屋さんをネットワークするECではなく、商品企画から仕入れ・制作・発送までバリューチェーン全体をコントロールするSPA型(ITソリューション)のECを展開してます。
お花屋さんに外注する代わりに、ECに特化したオペレーションを自ら設計し、オペレーション業務プロセスの中でデジタルデータを生み出し、データが貯まれば貯まるほどお客様の提供価値が増していく構造を選択しています。
具体的に言うと、
①制作した花束の画像は花束をオーダーしたお客様へ送られる。ギフトの花束はお届け先に届き注文者が確認することができないため画像を送ると顧客満足に繋がる。
②制作した花束の画像は商品詳細ページにあるギャラリーに掲載され、購入検討しているユーザーさんが実際どのレベルのデザインが納品されるのかわかり安心感が増す。
③ギャラリーから制作した花束の画像を選択し、類似デザインを指定してオーダーすることができる。
店舗でお花のデザインを伝えることは非常に難しく、ましてテキストでそれを伝えることは至難の技。画像を利用することでお客様が要望を伝えやすくなっていく。
④制作した花束の画像は、レビューにも表示され、どんなデザインに対してついたレビュー点数なのかわかるようになっており、より意味あるレビューになっていく。
⑤制作した花束の画像は制作者と紐付けられ、誰が何をどんなデザインで制作したか分かりやすく、デザインフィードバックがされるようになっている。
つまり、
販売すればするほどデータが蓄積されて体験が改良される仕組みがあることが強みなのです!
データを取得から活用までの一連の流れを作ることで、現場で働くフローリストの仕事の価値を流してしまうのではなく、ストックし積み上がるように設計していますよね。デジタル化をオペレーション効率化に使うのだけではなく、提供価値を増幅する仕組みを根幹に据えることで、データそのものとデータを生み出す組織が、他者が真似できない優位性を築いています。
では業界へのインパクトとは!?
①フラワーデリバリーサービスと生産者との密接な連携です。ECの規模が大きくなればなるほど、商品写真に近しいものを作るために同じ花材が必要になり、特定の生産者への発注額が急激に伸びていきます。
▶︎サプライチェーンの透明性は増し、生産者の顔の見えるような世界に変わっていく
②規模化することで分業とシステム化が進み、従業員の一人あたりの生産性は大幅に改善する
▶︎労働時間の短縮かつ給与アップが図れる
▶︎人気フローリストのインフルエンサー化で憧れの職業に返り咲けるのでは?
そ〜んなことを考えながら本日もスタバで一息しておりました。
目の前のお兄さん達(29歳)が初めましてで仕事の話、趣味の話をしているのを片耳に途中参加したくなるくらいおもしろいお話をされてて楽しかった〜笑
お二人の対話を聞いてるとどう稼ぐか、稼いだ資産をどう使うか。お勉強になる〜笑
貪欲すぎる彼らのコマーシャルマインドに負けません❤️🔥
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