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大学授業一歩前(第16講)

大学授業一歩前第16講は東京工業大学で二人目の先生である西田亮介先生にご協力いただきました。お忙しい中の記事作成ありがとうございます。この場を借りてお礼申し上げます。今回は先生の著作さらの引用もさせていただきます。それでは第16講スタートです!!

プロフィール

Q:ご自身のプロフィールを教えてください。

A:西田亮介、東京工業大学准教授。博士(政策・メディア)。
社会学、その他初年次教育、教養教育、グローバル・リーダーシップ教育等。

オススメの過ごし方

Q:授業のオンライン化に伴い、時間にゆとりが出来た学生におすすめの過ごし方そ教えてください。

A:ネットのいい加減な教養まがいコンテンツから離れて、たくさんの映画を見て、本を読む。

必須の能力

Q:大学生に必須の能力はどのようなものだと考えますか?

A:好きなこととやるべきことを探す力。同調圧力に屈さない力。常識を疑う力。

オススメの一冊

Q:今だからこそ読んでおいてほしい一冊を教えてください。

A:あたりも外れも、そのうち変わるので、1冊と言わず、たくさん読んでください。

メッセージ

Q:学生に向けてのメッセージをお願いします。

A:日本社会の強すぎる同調圧力は諸悪の根源なので、勝たなくても良いので、なんとか負けずに飼い慣らす方法を探して、好きにやっていく力を磨いてください。

『新・大学でなにを学ぶか』(岩波ジュニア新書)より

西田先生もお書きなっている上田紀行編著『新・大学でなにを学ぶか』(岩波ジュニア新書)より、引用をさせていただきます。先生はここで2本の補助線を引く意義を仰っています。

ひとつは試行錯誤に開かれてみてほしいということです。上田紀行編著『新・大学でなにを学ぶか』(岩波ジュニア新書)第78項
もうひとつの補助線は人生の多様な評価軸と関連する時間の問題です。思っているより、評価のされ方は多様だということです。上田紀行編著『新・大学でなにを学ぶか』(岩波ジュニア新書)第79項

試行錯誤を繰り返す中で、様々な価値観にふれてきた先生の言葉は、今の私達に強く響くのではないでしょうか。失敗をする過程で、新たな学びに出会うそんなこともあるかもしれません。

おわりに

今回は東京工業大学の西田亮介先生にご協力いただきました。お忙しい中ありがとうございました。

私も日々試行錯誤の連続です。その中で一歩一歩、自分の学びを深めています。まだまだ私も学び続けなくてはと強く思います。次回の講義は7月2日予定です!!皆さまお楽しみに!!

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