ダンテの神曲からみたあの世
おはようございます。
トミーナです。
今日のメッセージが、あなたの幸福の
いちページに加えられたら幸いです。
さて、今日はダンテの神曲について
お話をしていきたいです。
ダンテは13世紀から14世紀に、
イタリアの政治家、詩人、そして作家
として活躍し、ヨーロッパンの
ルネッサンスの先駆者となった
人です。
ある時ダンテは政界で屈折、激怒して
書いたのが、神曲です。日本語では
神曲、かっこいい題、のように聞こえ
ますが、英訳は、聖なる喜劇
(Divine comedy)となっています。
神曲の中で、ダンテは自分を騙して、
政界から追放した人々が地獄に
行って、苦しみを味わっている
様子を見ます。
想像を絶する地獄模様ですが、この
ダンテの神曲の地獄模様を絵に描いた
人がいます。そう、あの、ビーナスの
誕生の絵で有名なボッティチェリ
です。真珠貝の上に裸の美女が髪
をなびかして立ってい絵がある
でしょ、あれです。
ボッテチェリの描いた地獄は9段階に
なっていて、上段階のレベルから説明
すると、正しく洗礼を受けてない人が
行く地獄、その下が、淫乱、その下
が、飽食、その下が貪欲、その下が
怒りと怠惰、そのまた下が、異端者、
そして、その下が暴力者。
この暴力者たちが行く地獄は更に
3つの段階分かれています。先ず
暴君、殺人者その下が、自殺、
浪費、その下が、神を侮った者、
同性愛者、です。
下から2番目の地獄は、他人を欺いた
もの、そして地獄の底は、裏切り者と
なっています。これは、西洋社会で、
現在の地獄というものを定義づける
もとになっているようです。
キリスト教を中心に発達した西洋社会
で、一体どうやってこの様な段階が
決められたかは定かではありません。
宗教的腐敗が常識の中で、文字も読め
なかった人々が、この様な思想を植え
込まれ、信じさせられて、フランスの
ルイ15世の時代には、地獄へ行か
ないために、多くの人たちが免罪符、
という紙切れを必死で買って
いたのです。
神曲では自殺をした男が枯れ木と
なって苦痛を味わっているシーン
が出来てきます。
現在、宇宙の魂を持ってこられた
サアラさんはじめ、その他の高次元の
スピリット達は、この自殺という
問題をどの様に捉えているで
しょうか?
素晴らしい1日をお過ごしください。
沢山の愛をあなたへ
Have a wonderful Day. Much Love
Tomina