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理解不能な相手の反応にあったときの顛末

先日のミーティングで、びっくりするほど超視野狭窄的な相手の反応や行動・言葉に呆然として戸惑った。

どれくらい戸惑ったかと言うと、ある事象のとらえ方ついて、単にネガティブとかポジティブとかいうものではなく、会話の軸そのものが全くズレていて、そこから導き出される先方の結論が理解不能すぎて、「あれ、わたしのほうが変なの?」って自己存在までも瞬時にして疑うほどだった。

ミーティング終了後その場に同席した何人かに、個別にこっそり聞きまわってみたところ、ほぼ私と同じ感想をもっていた。
ある人は言った。
「あれは、日本語を話しているようでも本人以外にはわからない。
前から何回もタイミング見て言ってきているが変わらない。
むしろどんどんひどくなっているかも。
今日はちょっと病的。」

何があれば、あるいは、何がなければこのコミュニケーションはうまくいくのか?

思考のフレーム?
PDCA?5W2H?
思考のチャンク?
全体と詳細の使い分け?ブレイクダウン構造?

情報の読解力?
情報の整理力?
状況を観る力?

思考のパターン・くせ?
同じデータに対して、何を選択して何を選択しないかの基準?
脳内ロジックと思考(価値観・バリュー)が繋がっていないアウトプット?

軸がないって感じるのは何なんだ?
目的軸・優先度軸・時間軸・主語軸・対象軸・動機/理由軸・・・5W2Hのようでなんだかコミュニケーション上ではなんだか意味が違う。

同じような言葉を使いながらも、すれ違う視点・思考
コミュニケーション学的にはそれは当然のこと。
前提だ。
でもここまでギャップに輪をかけていると、住む世界線が異なる感覚だ。

住む世界線の違いと言えば。。。。
ちょうど、図書館で借りて、今読んでいる本がリンクした!

そうだ、「次元」だ。
次元が違うんだ。

相手には見えないもの・相手にはわからない論理がこちらにはあるとすると

相手の世界が一次元とすると、こちらの世界は二次元?
相手の世界が二次元とすると、こちらの世界は三次元?
相手の世界が三次元とすると、こちらの世界は四次元?

時空のゆがみで接点がたまたま生じてしまったマルチバース?
もういくつなのか数えることのできない、多次元?多々次元?

相手の世界を尊重しつつも、
ビジネスでは、「住む世界(次元)が違う」と割り切るのもありだろう。
余計な期待でお互いを苦しくするよりも
相手の次元の中でのベストにあう(いわゆる身の丈にあった)領域を見つけることの支援を通じて、成長できる方法を見出すというのも一つの方針になるかもしれない。

しかし、本質的には、いい悪いの評価軸ではなく、単なる事実として「次元が違う」と認識したことはメンタルスペースの変化を生む。
メンタルスペースの変化から、近いうち実距離が自然と生まれるような気がしている。


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