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【#4 OnlyOne】「原点。」中京大学水泳部TR鶴田優菜さん

こんにちは!
UNIVAS STUDENT LOUNGE( #U_S_L_ )の松原です。

学生スタッフの価値とは何か。
学生スタッフとは。
発展途上の大学スポーツ。
大学4年間をそのスポーツにかける選手たち。

そんな選手たちを"支える人"が存在しています。

今回は大学スポーツを”支える人”にスポットライトを当てていきます!

チームに必要不可欠な学生スタッフ。
献身的にチームを支え続ける存在がいるからこそ、
日々の活動ができているのではないでしょうか。

チームにとって『Only One』の存在である
学生スタッフの方々を、
学生スタッフ応援団として
スポットライトを当てていきます!

というわけで、今回取材させていただいたのは中京大学水泳部でトレーナー(TR)として活動されていた4年生の鶴田優菜(つるたゆうな)さんです。



さて、今回は、第1話「中京大学水泳部のトレーナーの原点」に迫っていきます!

そこに秘められたストーリーをぜひご覧ください!



それでは、どうぞ!!

(秦野)
まず自己紹介の方から始めましょう。
(鶴田)
中京大学4年の鶴田優菜(つるたゆうな)です。本日はよろしくお願いします。


恩師との出会い

(秦野)
水泳部でトレーナーをされていたということですが、大学入学時から水泳部のトレーナーとして活動されていたのですか。
(鶴田)
実は、大学2年生まで選手としてハンドボール部に所属していました。しかし、3年生の時に草薙先生のトレーニング演習の講義を受講しました。その講義の中で取り扱われていたスポーツ心理学にすごい興味があり、トレーナーとして選手をフィジカル面と心理面からサポートできたらいいなと思って、3年生から水泳部のトレーナーとして活動しました。
(秦野)
ハンドボール部から水泳部に転部するとなったときに、草薙先生の存在がやはり大きかったですか。
(鶴田)
私は高校からハンドボールをしていたのですが、大学2年生の時にハンドボール部のコーチから経験の無さを指摘されたことがありました。その時から、私は、「経験値を蓄えたい」という一心で競技を続けていました。しかし、なかなか結果を出す事ができなくて。その時に、選手とは違う道を歩んでみてもいいんじゃないかと思っていたときに、草薙先生のスポーツ心理学にすごく共感したことを覚えています。そこで、残りの大学生活2年間を草薙先生の元で勉強したいって思って、水泳部に入りました。
(秦野)
ハンドボール選手から水泳部のトレーナーになることに対して、少なからず怖さがあったと思いますが、自分の中で覚悟を決めて入部できたのでしょうか。
(鶴田)
水泳部には同期の水泳部のマネージャーが私を誘ってくれたのですが、入部を決断出来たのは3つ上の兄の存在が大きいです。兄は昔から、私が道を逸れそうになった時に道を正してくれるような尊敬できる存在です。そんな兄から、「大学生活はあと2年しかないし、水泳部にはすごい人たちがたくさんいる。お前の性格的にも厳しい」と言われました。「水泳部のトレーナーをしたい気持ちはわかるけど、今後のことを考えてやらないとただ遊びに来てるわけじゃないだろ」って言われたのも覚えています。私も生半可な気持ちで水泳部に入りたいと相談したわけではなかったのですが、兄の言葉で、漠然とした覚悟ではダメだということに気づけたし、結局入部を決めてからも、兄は応援してくれました。一緒に住んでいるわけではないし、会うこともあまりありませんが、兄の存在は私にとって、とても大きいものでした。

スポーツ心理学×スポーツトレーナー

(秦野)
今は引退していると思いますが、水泳部のトレーナーとしてどういうお仕事をされていましたか。
(鶴田)
3年生の頃は、主に選手の心理面のサポートをしていました。トレーナーというとフィジカル面を鍛える役割の人をイメージすると思いますが、心理面のトレーナーの前例がない分、自分も何を行ったらいいのか、何もわからないところからのスタートでした。3年生の時の1年間は本当に手探りで、何を言うべきか、何を行うべきか、すごく悩んで、自分が見つけたことをとにかくこなしていくっていう形でした。4年生になってから、来てくださっている理学療法士の方に体のことを色々と教わったり、本を借りて勉強したりしました。選手の体を見ながら、選手の心の状態も考慮して接していくという形でサポートしていました。
(松原)
メンタルカウンセリングとスポーツトレーナーの二刀流ですね。
(鶴田)
そうですね。そのような形の中で、選手からたくさんのお話を聞けたらいいなと思っていました。

水泳部トレーナーの日常

(秦野)
水泳部のトレーナーとして活動していた時のタイムスケジュールを教えていただけますか。
(鶴田)
基本的には、選手がプールに居る時間は、プールに居るようにしていました。4年生になってからは授業が少ない分、プールに滞在できる時間が増え、トレーナーとして自分にできる事も増えました。休みの日は、ほぼ1日中プールに居ることが多かったです。
(秦野)
夜は何時ぐらいに帰宅しますか。
(鶴田)
結構早いですよ。夜の9時前には家にいます。
(秦野)
加えて、大会等があれば、運営のお手伝いをすることもありますか。
(鶴田)
大会自体の運営に関わったことはありませんが、選手が競技に集中できるように気にかけていました。トレーナーとして選手のケアをすることが1番の仕事ですが、それ以外にも、選手が何不自由なくプールにいることのできる環境作りを心がけていました。

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やりがい

(秦野)
トレーナーとしての2年間を振り返ってみて、やりがいを感じた瞬間はありましたか。
(鶴田)
3年生の時は、「あの人何してるんだろう」と思っている選手もいたと思います。それくらい選手のプラスにはなれていなかったと思います。しかし、4年生になって、自分のやりたいことを明確にできたおかげで、選手がベストを出してくれた時に「優菜さんのおかげです」と言ってもらえた時はかなり嬉しかったです。私の仕事としては、選手にベストを出してもらうために、水泳が大好きな気持ちに気づかせて、選手自身が自身の可能性を信じて、自分と向き合ってもらうことだと思っています。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

明日の投稿では、「中京大学水泳部のトレーナーの知られざる想い」について投稿します!

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