3日ポン酢

大学生。 映画を見ることとラジオを聴くのが好きです。 ストーリー系のネタメールを書け…

3日ポン酢

大学生。 映画を見ることとラジオを聴くのが好きです。 ストーリー系のネタメールを書けるようになりたい。

最近の記事

日本の憲法は変えてはいけないのか。〜選択的夫婦別姓と同性婚〜

2021年6月23日、最高裁判所大法廷は夫婦別姓を認めない民法750条、戸籍法74条1項の規定は合憲である。という判断を下した。 2015年の最高裁判決(最高裁大法廷判決平成27年12月16日民集69巻8号2586頁)では、現実には女性が姓を変えるのが96%以上であるとしても、それは制度的に強制されているのではなく、あくまで両者の合意に基づくものであるから、夫婦同姓を定める規定は「法の下の平等」を定める憲法14条1項に違反しないし、婚姻の効力の一つである夫婦同姓も婚姻をする

    • テレビは死んだのか。

      「衝撃的なデータ」なる文言がネット上で話題になった。 最近よく見る「若者のテレビ離れ」についての記事である。 若年層のテレビ視聴時間が短くなっていることがデータとして示されたという。 テレビ以外にもいわゆるオールドメディアといわれるような媒体は、急速にネットに置き換えられ、その役目が縮小し続けているようにも見える。 「若者のテレビ離れ」を考えるにあたって、今現在のオールドメディアの立ち位置と、役割について考えてみたい。 エンタテイメントとしてのテレビ先の記事を引用し

      • プロレスとアイドルの親和性について

        先日、SKE48の荒井優希さんが、東京女子プロレスに参戦した。 彼女はこれからも本格参戦していくという。 最近は新日本プロレスを中心に、プロレス人気が再燃しつつあるとはいえ、世間的に見れば、プロレスはメジャーなエンタメコンテンツとまでは言えないだろう。 じゃあなぜアイドルがプロレスに参戦するのか。 そこには新たなキャラクター、新たなファン層の獲得という狙いだけでなく、アイドルとプロレスの親和性、また、日本的エンタメの特徴が隠されている。 アイドルとプロレスまず初めに、

        • 文化を残すということについて。

          菅新政権が発足してから、大きな注目を集めてきたのが、河野太郎規制改革担当大臣であろう。 その中でも特に世間の関心を集めたのがいわゆる「はんこの廃止」である。 多くの手続きがオンラインで済ますことができるようになった現代でも、押印のためにわざわざ印刷して、紙でなければいけない手続きも多く存在してきた。 その中で、河野大臣の「はんこ廃止」の号令は、多くの国民の共感を得た。 しかしながら、やはりその流れに逆行する人たちもいる。 政権与党にもなれば、多くの業界団体とも関わりがあるだ

        日本の憲法は変えてはいけないのか。〜選択的夫婦別姓と同性婚〜

          TENETを見て感じた、時間の表現について。

           公開初日にTENETを観た。何より、公開前にIMAXスクリーンで観た予告編の映画冒頭が、全く内容は掴めなかったが、ただワクワクした。  私が映画に求めるのは、感動で涙が止まらない体験や、人生観を変えられるような体験ではなく、ただ、シンプルにワクワクする体験である。  そういう意味で、オペラハウスが爆発するというのは、ありきたりであれ、ワクワクする演出だ。しかし、そのワクワクは無秩序に爆破されればいいかというとそういうものではなく、実感として、現実に根付いていなければならない

          TENETを見て感じた、時間の表現について。