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自分のキャリアが他人の心に響くとき

5月から新しい土地で働いている。

関係拠点に挨拶まわりをして、その度に自己紹介をし、自分のバックグラウンド、キャリアを簡単に説明している。

自分は物性工学系の大学院を修了しており、ものづくり系のバックグラウンドがあるのだが、たいていの人にそれを説明しても、「ふーん、そうですか」ぐらいの反応しかない。

まぁ、そんなもんだろう。

そう思って訪れた製造拠点(ものづくり系の拠点)で、いつもどおり自己紹介をしたところ、とんでもない食いつき。

「どんなものを作ってたんだ!?」「なぜそんなキャリアを選んだんだ?」「いいね!」

やはり、ものづくりに携わる人たちには、ものづくりのキャリアが彼ら彼女らの心に響く。人は、自分がよく理解できるキャリア、バックグラウンドには、強い共感を示すのだろう。

自分には3種類のキャリアがあるので、どのキャリアがどの人に響くか分からない。そのため、キャリアを説明するときは、とにかく簡潔にでも、自分の3つのキャリア全てを説明するようにしている。そのうちの一つでも、聞き手の心に響くといいな、と思いながら。

たくさんのいろんな違ったキャリアを積めば、自分のキャリアが人の心に響くチャンスも増えてくるのだろう。

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