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100年サンドバックにされる人。 22/11/09 日記

Q.100円で歴史に名を残す方法を述べよ。
A.女中が夜に靴を探しているとき、燃やして明るくする。

「どうだ明るくなったろう」の風刺画は、このひとがモデルらしい。
風刺画では100円札を燃やしていたが、あれは現実には100円札の札束を燃やしていたとのこと。しかも、女中が驚いて消そうとしたら「こんなん鼻紙だわwww」で別の札束出して鼻をかむジェスチャーをしたらしい。肌かぶれちゃうよ。

今の世の中だと、話題作りの(文字通り)炎上商法のための行動かなとも思うが、この人は元々奇行で有名な方だそうだ。
選挙で落選した腹いせに朝鮮半島で虎狩りしたり、貸切列車に芸妓を乗せまくって移動して「おまえそれは風紀乱れるだろ」と国から怒られたりと、だいぶやんちゃしている。豪遊ぶりが突出していたようで、いわゆる成金のイメージはこのひとが作ったようだ。

ある料亭では座敷一面に豆腐を敷き詰め、大勢の芸妓に揃いの衣装を着せて、青く塗った箸を苗に見立てて豆腐に植えさせる田植え遊びをしたという。

「山本唯三郎 - Wikipedia」より

これは普通に面白い。


どんな気分で100円札燃やしたのかな。
マジに紙屑だからどうでもいいやって感じなのか「ここでお札燃やしたら大ウケやろなぁ……wwww」だったのか。
犯罪をしたわけでもないのに(貨幣と違い、紙幣を燃やすのは現代日本で犯罪ではない。この人が生きてた当時は知らん)、ここまで擦られるのは可哀想な気もする。ここまで擦っといて何言っとんねん、ではあるのだが。当時サンドバックにされていた存在が、今でも揶揄の対象になっているわけだ。

直近のインターネットも「このひとは叩いてOK」なサンドバックがよく発生するが、改めて考えてしまうな(深い言及を避けていくスタンス)。

物事は両面を見るべきなので、山本唯三郎さんのいいところもちゃんとチェックしておこう。
同志社や教育事業への寄付を惜しまない「文人肌の起業家」として評価する側面もあるとのことだ。すごいじゃん。見直したぜ山本唯三郎さん。




見た目からして甘い

飲んだ。
絶対甘ったるいだろうなと思っていたのだが、ホットだとそんなにキツい甘さではなく飲みやすい。私は子ども舌なので、世間的には相当な甘さではあると思うけど。冷めたらめちゃ甘くてちょっとキツかった。

復刻堂シリーズ、全体的に味がちょうどよくて好きだ。レモネードも結構おいしかったな。



今までの人生、返報性の原理で動いてきたのだが、最近の環境でそれが通じない。
著名な本である「エッセンシャル思考」で、「頼れる人はその評判から仕事が集中して忙しくなり、やるべきことができず方向性を見失う」と語られていたが、まさにその状況になっている。自分で頼れる人とか言ってんじゃないよって話なんだが、平時の思考がささくれ立っているのを感じるので、そろそろ解決したいんだけども。仕事のやり方考え直さないとなあ。


あーあ、お先真っ暗だ。
誰かこの暗い未来を明るくしてくれよ。一万円札でも燃やしてさ。札束で燃やしてくれていいんだぜ。1割くらい燃えたところで消火して渡してもらっていいんですよ。






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