「世の中を変えていきたい」その想いを実現できるコンサルティング会社を僕は選んだ
みなさん、こんにちは!Unite Partners株式会社(以下、UP)、広報のザキヤマです!!お待たせしました!(え?待ってない?笑)
本日は9月に入社したかちさんこと、加藤優一さんのインタビュー記事をお届けします!!
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本日インタビューした人
これまでずっとコンサル業界ということですが、元々コンサル業界志望だったんですか?
いや、実はコンサル業界志望ではなかったんです。ちょっと学生時代の話からすると、早稲田の国際教養学部を経て、東京大学の公共政策大学院に進学しました。ここは平たく言うと官僚になりたい人が行く大学院です。実は小さい頃から外交官に憧れてまして。
外交官!?それはまたどうして?
2つ理由があって、1つ目は幼少期に祖母から聞いた話が大きいですね。祖母は広島生まれ京都育ちだったのですが、疎開のタイミングが良くて直前で原爆を回避できた人なんです。小学生の時に「戦争体験を聞こう!」ってことで話を聞いたら戦争体験が深くて。紛争を解決する仕事ってなんだろう?国と国を仲良くさせる仕事ってなんだろう?って考えた時に外交官だ!ってなったんです。そしてもう一つは杉原千畝のドキュメンタリーを見た影響が大きいですね。外交官ってなんて尊い仕事なんだってイメージが膨らみまくったのがあります笑。
だけど外交官にはならなかった?
それが国家公務員試験は無事に合格して、官庁訪問(官公庁の面接段階)に入ったんですけど、学部の時も院の時も落ちてしまって。院生時代は、落ちた時のセーフティーネットとして選考時期の早いコンサルティングファームを受けておいたんです。それで最初に受かったのがデロイトだったという感じです笑。
なるほど笑!デロイトでは主にどんなプロジェクトのお仕事をしてたんですか?
4年間ちょっといたんですけど、最初の2年間はひたすら福島復興支援。後半は民間企業のDX推進支援や2030年までの目標を考える事業部単位の中期経営計画作成のお手伝い等をやってましたね。
福島復興支援って具体的にはどんなことやってたんですか?
私が入社したタイミングが、2017年4月だったのですが、原発が所在する浜通り地域の帰還困難区域が縮小になったのも同時期でした。そこで、「これで人が帰って来ますね」って国も自治体も考えた。ところが蓋を開けてみると全然帰ってこない。そこで、どうやったらもっと戻るかな?そもそも戻る?もしくは新しい人に来てもらう場所にできないか?って考えて、できたのが【イノベーションコースト構想】というもので、この中の様々な事業の一部を僕もやっていたって感じです。(※筆者注:詳しくはリンクに飛んでみてください)
デロイトの後はどちらに転職されたんでしたっけ?
EY新日本有限責任監査法人という会社に入社しまして。その中の気候変動サスティナビリティサービスチームというチームがあるのですが、そこに行きたくて転職しました。
狙い撃ちですね!笑。そもそもなんで転職したんですか??
ちょうどですね、コロナが流行ってきて自宅待機で色々考える時間も増えたタイミングで。そういえば外交官になりたかったよなって。小学生で外交官になりたいって言っていたけれど、今は大きな一民間企業の大きなプロジェクトの小さな歯車になっていて、これでいいのか?って。ずっとモヤモヤしてました。
めっちゃわかります。
もっと世の中にダイレクトに役立つ仕事がしたいって思いが出てきたんですよね。勿論、自分だけで世の中を変えられるとは思っていないけれど、もっと世の中を変えていける仕事があるんじゃ無いかなって。福島の経験はいい経験でしたが、国際機関とか海外の人と一緒に仕事をするとかもっとスケールの大きい仕事を色々考えている時に、エージェントから紹介されたのが前職です。
サスティナビリティチームでは主に何を?
僕は官公庁を相手に仕事をしてまして、経産省、内閣官房、JICAとかの案件を受けてました。
え、すごいですね。サステナビリティに関わるプロジェクトですか?
テーマとしては経済安全保障、外国人労働者・技能実習生の実態の調査、インパクト投資に関する有識者委員会の事務局とか結構広いですね。日本とASEANの友好関係50周年を記念して経団連とか経済学者を招聘して今後のビジョンを作るみたいなこともやってました。あるプロジェクトではメンバーと一緒に作り上げたものが、今年の4月に岸田首相に手渡されて、5月のG7サミット、9月の国連総会でも使われて。意義のある仕事ができてたんですよね。
意義のある仕事ができていたのになぜUPに?
やっている仕事は素晴らしいんですが、コンサルタント不足の影響で僕がチームの抱えている案件の大半に関与せざるを得なくなってしまっていたんです。僕も何とか頑張っていたんですが限界がきてしまって。今年の4月に体調を崩して自宅静養を余儀なくされたんです。そのタイミングでビズリーチからUPのスカウトがきたんです。
そこでUPなんですね!
正直、コンサルキャリアが長くなると色んな方からスカウトメールを貰える状態になります。僕自身もいろんな企業からスカウトをいただくんですがどこも似たり寄ったりというか。。これだ!って企業がなくてですね。コンサルファームを新しく立ち上げるって会社からも引き合いがあったりしたのも事実です。
ただ、その中でUPだけちょっと違ったんですよね。
おおお!どの辺が違いました?
1つは社長が瀧本ゼミ出身な点です。これが結構大きかった。静養してた時に瀧本さんの本をちょうど読んでいて、めっちゃ熱い人だなって思ってました。
そんな時に瀧本ゼミ出身の人が立ち上げた会社から連絡きたので「これは!」ってことで俄然興味持って話を聞いたんですよね。
運命ですね。
話を聞くと今のコンサルティングファーム業界の課題を僕よりも遥かに精緻に言語化されていたんです。ただ単にコンサルティングファームがダメになっているから、こうしたいって話じゃなくて、日本全体の課題の根源にコンサルティングファームが価値を発揮していないからだという話があって。
そこが僕自身にとても刺さったんですよね。要するに社長の想いと目の前の課題意識が一致したってのがあって。これはなんかのお告げだなって思って受けることにしました。
なるほど。外交官というか国際社会で働く選択肢はなかったんですか?
いい質問ですね笑。外交官は年齢的に諦めていたけれど、国際機関で働く選択肢はまだ頭に残っていました。ただ、この2年ぐらいUNDPを始めとする国際機関の人と働く機会があったんですが、そこで一緒に働いてみたら正直、イメージと違ったんですよね。
え!どう違ったんですか?
国際機関って自ら能動的に問いを立てて、課題解決に向けて国際機関という仕組みを使って仕事をしているイメージあったんです。これは半分合っていて、半分間違っているなと。彼ら/彼女らは公務員であるので、やっていることは割と国際機関のトップの方針があって、それに対して愚直に取り組むってのが実態だったんです。
アイディアの源泉が民間や学術の世界にある。だったら本当に自分がやりたいと思っていることや、やるべきと思っていることは国際機関にはなくて、民間の創意工夫に関与した方が結果的に世のため人のためになるのでは?って思ったんです。
9月からUPに入社されて2ヶ月ですが、どうですか?
理不尽なストレスがなく、いいプレッシャーの中で仕事ができている状況です。大手を2社経験したからこそしみじみとこの環境の良さがわかりますね。社内外で生じている様々な課題に対する打ち手の速度も速いし、「ちゃんと変わる」文化が根付いている。大手では「変わらないこと」が当たり前でしたからね。大手ファームにいた人ほど、UPに来た時にいいギャップがあると思いますね。
ご自身がコンサルティングを提供する上で大事にしていることってありますか?
2つあって、1つはお客さんから投げかけられる課題仮説について、一度立ち止まって考えてみるということです。一面的にはそう見えるけれども、ことの本質はどこにあるか?というところを自分で一度考えてみます。お客さん目線だけではなく俯瞰して捉え直すということを意識しています。言うは易しですが。
2つ目はお客さんの企業文化、意思決定プロセス、チームの人間関係に注目するようにはしています。プロジェクトメンバーを見た時に、どの人が真の意味での意思決定権者か、プロジェクトの流れを止めてしまっている人はいないかどうか、といった提案段階ではあまり表に出ないけれども、メンバーを動かす上で欠かせない人間観察の重要性にようやく気が付きました。
最後に。UPのコンサルってどんな人が向いてそうですか?
大手ファームで燻っている人ですね。弊社のビジョンや目指す世界観に共感すると思います。あとはスタートアップなのでエネルギーがある人。大手ファームは職務ごとに割とやること定義されているので、その枠内で成果を出していれば良いという感じなんです。でも弊社の場合は、コンサルタント業がベースにありつつも、たとえば僕の場合は新卒採用面談をしたり、営業の人と一緒に面談に同席して受注に繋がる確度を上げるように努めたり、インターン生の管理をしたりと色々なボールが飛んでくる。(そして可能な限り拾う)そういった環境や状況を楽しめる人には向いていると思います!是非お気軽にエントリーしてみてほしいです!
ありがとうございました!
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