コロナ禍帰国日記 fromイギリス③

3日間のホテル軟禁生活を終えて、はや・・・何日?
明日が帰国後14日目だから、10日ぐらい経ったんか?
じぶんで検疫の様子とか書き出しておきながら、ホテルから新居へ移ってのバタバタで、なんか放置してた。
入国後14日間は公共交通機関つかえない、不特定多数の人との接触を避ける、のは変わらんから、
まだ家族や友だちにも会えず、暇してはいたんだけどね、なんかね、
パソコン立ち上げるのもめんどくさくって。

で、部屋から出れない以外とくに不自由のないホテル生活を終えて。
3日目最終日は早朝から検査のための唾液採取。
PCR検査って鼻・のど奥に綿棒つっこんで検体採取のイメージが強かったけど、
私は出国前(イギリス)、成田空港、3日目検査と唾液のしかやってない。
唾液2㎖とるって意外と大変なんだけど、それでも一番手軽で負担も少ないと思う。
インフル検査で鼻奥に綿棒って病院でやったことあるけど、結構ウッとなって、一瞬とはいえツラいんだよね。
だから、自分で唾液とる検査ばっかりで済んでよかったなぁと思う。

以前は3日間の待機ホテルに直接じぶんで頼んだハイヤーとか家族・知人の車に迎えに来てもらうことが出来たんだけど、
私の入国直前ぐらい?(変更前のままの印刷物が入国者たちの手元にまわってたぐらいだから、ほんと直前だったんだと思う)にルール変更があったらしく、
ホテルから空港まで専用バスで移動して、そこで迎えの車と待ち合わせることになってた。
まぁホテルに迎えの車が殺到して、検査の結果待ちで数時間たまってても困るしね、妥当なルール変更だとは思う。

それで、そのために、最終日のバスの希望時間を自分で選べたのね。
16時・18時・翌日10時の3つしか選択肢ないんだけど。
考えようによっては、ホテル滞在を一泊のばして翌朝10時に出た方が体力的には楽かも。
退所当日の行動時間も長くとれるし。
ホテル入所翌日(1日目)の正午12時までに希望を出さなくちゃいけないので、けっこう迷ったけど、新居での荷物受け取りやらの関係で、順当に16時のバス希望に。

当日(3日目)の朝7時ぐらいにもう検体の唾液とって、
それから各部屋に順番に職員の人が受け取りにまわるとはいえ、8時前にはほぼほぼ検体の提出終わるのね?
そこから最初のバス移動が16時って、ずいぶん余裕みるなー、そんなかかるのかなー、と思ってたんだけど、
実際、結果の連絡(ホテルの個室に内線でくる)が来たのは15:20とかだったから、
連絡来るまで16時のバスに乗れるのかハラハラしてた。

これについては、私が帰国する数日前に検疫が強化されて、
入国後3日目の検査が短時間で結果の出る抗原検査からより確実で時間のかかるPCR検査に変更されたことに関係するのかも。
※「水際対策強化に係る新たな措置(9)」https://www.mhlw.go.jp/content/000749637.pdf
ただ、この発表後即日、検査体制が変更されたわけじゃなくて、今後変更していく、ってニュアンスだったから、実際わたしが3日目に受けた検査がPCRだったのかは微妙。
内線電話での口頭の結果通知だけで、検査結果の証明書とかは発行されないし。

成田空港到着時に受けた検査は、なんとなく空港検疫で実施してるのはPCRだと思ってるんだけど、
唾液とって提出してから30分かそこらで結果出たしな。
研究所とかに持ちこまず、その場で検査してるとはいえ、PCR検査でそんなに早く結果出るものなのか、
しかし、この辺の詳細は日々状況が変わる上に厚労省HPとかでも明言されてない(と思う、見逃しかも)ので、謎。

いまは国際線の多くが羽田にとまるんだったかな。
実際、チケット購入時にチェックした時、直行便のほとんどは羽田着だったと思う。
普段ならシンガポール航空とか大韓航空とか、格安の便を探すけど、こんなご時世なので確実で安心なチケットを求め、
ANA、JAL、British Airwaysの3社をチェック。
で、ANAやJALはやっぱ高いわけですよ。
JALはBritish Airwaysとの提携ラインもあるんだけど、£(ポンド)建ての価格をレート換算するせいなのか、
同じ便をJALとBritish Airwaysのサイトで見比べても、価格がぜんぜん違う。

イギリスー日本間の直行便は、平常時でだいたい£1,000(約15万円)ですが、
コロナ禍で客もいないが便数も減っているので、直行便の価格は£1,200~1,700と高騰。
いやそれでも、コロナ禍でさらに別の国を経由するのはどうかと悩んだんですよ。
でもね、でもね、12~14時間の直行便か、5時間+トランジット2時間+9時間のフライトで途中、空港でトイレ休憩できると考えると、経由便も悪くないわけですよ。
何より、British Airwaysに乗り入れてるFinnairの便(ヘルシンキ空港で乗り継ぎ)は£800で比較的安かったんだよね。それでも日本円で12万ぐらいするけど。
そんなわけで、私はBritish Airwaysの公式サイトからFinnair(フィンランド航空)のチケットを買いました。
日によって飛んでる便がちがうので、もちろん価格もちがう。
だいたいの帰国日を決めてからサイトをチェックして、価格や入国後のスケジュールをすり合わせて検討、実際にチケット購入したのは搭乗日の20日くらい前だったかな。
こんな状況なので、変更やキャンセルの手数料は基本的に無料。
検査結果が出てから乗れる便のチケットを買う方が確実かもだけど、私は事前に買っといた方が安心なので、早めに買いました。

それでも直前まで、ほんとに飛行機が飛ぶのか不安で、
実際、搭乗1週間ぐらい前に再度British Airwaysのサイトを確認すると、以前はあった日本への直行便がほとんど欠航になってる。こっわ。
私の買ったFinnairの便は、その前日や翌日の同スケジュール便も含めてまだ同じ金額でチケット購入可能になってたし、
Finnairから搭乗日程確認のメールも来てたから、飛ぶ予定なんだろうとは思ったけど、それでもギリギリまで、ほんとに何が起こるか分からなかったからね、不安だった。

British Airwaysの公式サイトからチケットを購入して良かったのは、
サイト上でコロナ検査の実施機関を紹介してて、しかも搭乗者向けの割引プランまで用意してくれてたこと。
出国前72時間以内の陰性証明書が必要だから、自分でも調べてはいたんだけど、色々あって訳わかんなくなって、しかも£100以上かかるものばっかりだったから、
信頼できる検査機関をしかも格安の割引料金で紹介してもらえるのはありがたかった。
https://www.britishairways.com/en-gb/information/incident/coronavirus/covid19-tests
今みたら、記述がまたちょっと変わってる。日本から見てるからかな?
割引コードはBritish Airwaysの公式サイトで、搭乗者じゃなくても誰でも見られるページ上に記載されてるから、ぶっちゃけ誰でも割引き受けられるのかも。
ただ、検査受けるだけならNHSの無料テストがある(搭乗のための陰性証明としては無効)から、そんなズルする意味はないかも。

おや?
今みてたら、私の受けた検査機関はリストから消えてるね。
HALO Verify https://www.haloverify.com/
あれ~、私、危ない橋わたったのかしら。
しかし、私の搭乗時にはBritish Airwaysからも承認を受けてて、実際にヒースロー空港・ヘルシンキ空港での搭乗手続き、成田空港での入国検疫チェックでも問題なかったので、結果オーライですけども。

日本の厚生労働省、外務省の提示する入国のための陰性証明書フォーマットというのは、
正直、この条件を100パーセント満たす証明書を用意するのはかなり難しいと思うので、
私も検疫をクリアするまでずっと不安で、検査を購入してからずっと悩んでいたところ。

その辺のくだりは、また次回の記事で…。

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