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Bentham's Utilitarianism/ベンサムの功利主義&最近の心理学

今日はモラル(倫理)の授業とモチベーション心理学のアウトプットをしたいと思います~

まずモラルから。この授業ではものごとの良い悪い(望ましい望ましくない、正しい間違っている、賛成反対)を、しっかりとした理由をもって自分の立場を表明できるように、様々な角度から見た意見や哲学者の考えを学んで実際に議論を行っています。今回のテーマが、題名にあるように功利主義についてだったのですが、なかなかなるほど、と考えさせられました。Jeremy Benthamというイギリスの哲学者が提唱した理論で、簡単に言うと、多くの人の幸せや利益をかなえられる選択/行動をせよ(=maximize utility)という感じです。逆に言うと、大多数に利益がもたらされれば、少数の不幸や権利の侵害が発生してもしょうがない、ということです。なんだか「え~」という感じがしますが、言われてみれば効率的というかしょうがない気もします。簡単な例を挙げると、スパイダーマンが、橋から落ちそうな愛する人が乗った車か子供が大勢乗ったバスのどちらかしか助けられない状況下では、この功利主義に基づけば、バスを助けるということになります。(もちろんその選択をしたほうがより多くの命が助かるからです。)他にもいろいろと例はあるのですが長くなるので今度にします。この理論の大きな問題は、個人の権利を保障できていないことです。

気になる方は「ジェレミー・ベンサム 功利主義」「Jeremy Bentham Utilitarianism」、もっと気になる方は「ジョン・スチュアート・ミル 功利主義」「John Stuart Mill Utilitarianism」でさらに詳しく正確な情報が得られると思います。私は初め英語で読んでいたのですが、何を言っているのかわけわからなくなり日本語でも検索しましたが、概要しかなかなか出なかったので、いつか詳細と考察を日本語で発信できたらな~なんて思っています。

モチベーション心理では相変わらず何が人をやる気にさせ行動させるかを学んでいます。Daniel PinkさんのDriveという本を読んでいるのですが(日本語でも出版されているようです)、それによると、何をどのようにいつ誰とするか、を自分で決められる状態にあり、それが難しすぎず簡単すぎずどんどん成長したいと思える難易度で、それをすることが大きな意味を持つときに、やる気や生産性が発揮されるそうです。この状態を常に維持するのは難しいですが、例えばアメリカのある会社では社員の仕事の20%は、好きな仕事を好きな人と組んでやらせる時間を設け、ヒット商品が生まれるのはその時間が多いんだとか。社員は自由な環境で、挑戦度も自分のスキルにあった心地よいものを選べるし、商品が社会にもたらす影響が大きければそのプロジェクトの意味合いも「自分の仕事」を超す大きなものになっている、というような感じです。いくつか要素は取り入れられそうかな~なんて思っています。ランニングを続けようと思っていたけれど体力を使うボランティアとかのほうが大きな意味を持つし、やりがいがあって続ける理由にもなるかな~とか…

今日はここまでです~アウトプット(シェア)したいことたまっているのでまた更新できたらなと思います~

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