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この曲を聴くとお店で飲まされた口に広がるテキーラの匂いが蘇る -Dig up the memory- vol.9


CHERYL LYNN / CHERYL LYNN / PC35486 / EX/EX / US盤/REISSUE/SHRINK/BARCODE

先日2/4にリストアップされていたレコードから一枚ピックアップ。
Isley Brothersの3+3も名盤かつサンプリングソースの一つなので、捨てがたかったが今回は、なんとなくこのアルバムにした。なんといっても、収録曲Got To Be Real が大名曲であろう。

ここ数年YOU TUBEやインスタなどで、いろんなベーシストが”弾いてみた”シリーズ的なノリでこの曲を演奏している動画をよく見かける。個人的には派手なプレイというよりシンプルでカッコいいフレーズというイメージがあるため動画コンテンツでこの曲がプレイヤーの演奏曲として流行るのは意外だった。ただ冷静に考えると曲もキャッチーであるし、シンプルな分アレンジがしやすく良い題材なのかなとも思った。

ここ数年YOU TUBEやインスタなどで、いろんなベーシストが”弾いてみた”シリーズ的なノリでこの曲を演奏している動画をよく見かける。個人的には派手なプレイというよりシンプルでカッコいいフレーズというイメージがあるため動画コンテンツでこの曲がプレイヤーの演奏曲として流行るのは意外だった。ただ冷静に考えると曲もキャッチーであるし、シンプルな分アレンジがしやすく良い題材なのかなとも思った。また、かれこれ10年以上前になるのだが私が学生時代に働いていた藤沢の某BLACK MUSIC BARでお店が盛り上がるとこの曲が流れ出し、そのイメージが強く思い出の曲でもある。記憶が曖昧だがおそらくREMIX verでなかなかの音圧をかましていた記憶がある。 とてもテキーラが出るお店で、この曲を聴くとお店で飲まされた口に広がるテキーラの匂いが蘇るが今となってはとても良い思い出である。 曲の持つ力が強くこの曲がかかるとお店のスタッフもお客さんも、いつも活気づいた。

学生時代以降そんなに聴いていなかったのだが、作曲について色々調べていた時この曲に再会した。 作曲の方法としても流行ったスタイルで調べるところによると、和製英語で「スウェイビート」とも呼ばれているらしい。同じ様なコード進行やリズムを使い作られた名曲が他にもある。

スウェイビートの元祖
The Emotions / Best of My Love

和製スウェイビート

時代毎に流行るGROOVEを意識してDigすると、色々と発見がある。 GROOVEが表現する時代感を感じ取っていこう。




大林 亮三(おおばやし りょうぞう)
1990年9月7日生まれ。
2015年5月に自身がリーダーを務めるRyozo BandにてDJ MURO(King Of Diggin')プロデュースによる7inch作品をリリース。
2017年にはJAZZ/HIPHOPバンドのSANABAGUN. に加入。バンド活動以外にも様々な分野でのスタジオセッションワーク、Jazz Funk プロジェクトにてロンドン・パリなど海外演奏も経てベーシストとしても国内外ともに活躍の幅を広げている。他にもアパレル・ブランド「ISSEY MIYAKE」のタイアップ映像の音楽制作や、ジャニーズ・ エンタテイ
メント / mix / ヒプノシスマイクなどといった大手企業コンテンツにも楽曲提供を行う。
2022 年には音楽劇『スラムドッグ $ ミリオネア』で劇伴演奏のバンドマスターを務める。
●INSTAGRAM :
https://www.instagram.com/ryozo_obayashi/
●TWITTER :
https://twitter.com/ryo338


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『Utopia』- Ryozo Band
LP | BDRD-1011 3,520円(税込) 海外での人気も高い「Get Lost」「CITY」に続く
Ryozo Band の 3rd アルバム「Utopia」がリリース! AFRO BEAT のエッセンスを取り
込んだ FUNK の曲が多く、聴き応え抜群。 表題曲の「Utopia」は Ryozo Band が得意
とするパーカッションが効いた生バンド Groove、 ハウスチューンとなっている。

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