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千寿ちとせたちは早速さっそく、色欲しきよくの海うみに来きました！

寒滝かんたき ヴァッサ「では、俺おれたちは潜もぐる。…月美弥つくよみ様さま、陽那他ひなた様さま、何なにかあればすぐにご連絡れんらくください」
魔華国まかぐに 月美弥つくよみ「わかったわ。油断ゆだんしないでね」
魔華国まかぐに 陽那他ひなた「無茶むちゃだけはしないでね」
寒滝かんたき ヴァッサ「御意ぎょい」

ザプーン…！

結緑ゆうえん 結奈ゆな「よし、僕ぼくたちは…」

あの塔とうを目指めざさねば…！

魔華国まかぐに 陽那他ひなた「昨日きのう、歩あるいている時ときに巨大魚きょだいぎょが出でてきたから、気きをつけてねみんな」
薔薇島ばらしま 大和やまと「はい！」
魔華国まかぐに 月美弥つくよみ「もし巨大魚きょだいぎょが出でてきても私わたしが薙なぎ払はらうから」
銀野ぎんの ミロ「さすが月美弥つくよみ様さま…！」

海上通路かいじょうつうろを歩あるいていきます…！

銀野ぎんの ミロ「今いまのところ、巨大魚きょだいぎょ、出でてこないな…」
緑川みどりかわ ディオ「ヴァッサたちが食くい止とめてるか…、昨日きのうの秀眞しゅうま君くんの攻撃こうげきで全部動ぜんぶうごかなくなったか…」
灼鱗しゃくれん フォイア「あぁ…、そゆこと…」

海中かいちゅうでは…？

寒滝かんたき ヴァッサ「うむ…、巨大魚きょだいぎょは今日きょうは…、出でてこないか？」
風李かざり 愛論あろん「秀眞しゅうまさんの攻撃こうげきでみんな倒たおれちゃったとか…？」
福田ふくた 秀眞しゅうま「ちょっとやりすぎたかな…？」
寒滝かんたき ヴァッサ「いや、昨日きのうのは明あきらかに様子ようすがおかしかった。鎮しずめて正解せいかいだ」
福田ふくた 秀眞しゅうま「ヴァッサさん…」
寒滝かんたき ヴァッサ「このまま平穏へいおんに過すごせればいいのだが…。念ねんのため続つづけてパトロールしてくれ」
福田ふくた 秀眞しゅうま「わかりました」

灼鱗しゃくれん フォイア「もうすぐ例れいの塔とうや！」
銀野ぎんの ミロ「もうすぐもうすぐ！」

あと10メートルで塔とうに入はいれる！

…、

と思おもったその瞬間しゅんかん！！！