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薔薇島ばらしま 千寿ちとせ「ソーダ海岸かいがんはどうですか?うみ最近見さいきんみってないです…」
薔薇島ばらしま 大和やまと「たまにはいいかもしれませんね」
風李かざり 愛論あろん「よし!まりだね」
蕃石ばんじ 真斗まなと「へへっ!そううと おもってサーフボード、いつもあるいてるんだ!」
薔薇島ばらしま 大和やまと「?」
蕃石ばんじ 真斗まなとりたたみしきのな」
風李かざり 愛論あろん「すごいね!」
蕃石ばんじ 真斗まなと「へへっ!さっ!あの地下通路ちかつうろはやとおろうぜ!」

どうやらこれからソーダ海岸かいがんかうそうですね。

さぁ、地下通路ちかつうろ目的地もくてきちかって出発しゅっぱつです!

蕃石ばんじ 真斗まなと「やっぱり地下通路ちかつうろ冒険ぼうけんしてる気分きぶんがあっていいなぁ!」
薔薇島ばらしま 大和やまと「そうですか?…ぼくはそうはおもいませんが」
蕃石ばんじ 真斗まなと「えー?ワクワクしてもいいじゃんか!」
薔薇島ばらしま 千寿ちとせ「まぁ、ひとそれぞれですからね」
風李かざり 愛論あろん「でもここはくらいことにはわりないんだから…、をつけてあるこっか」
薔薇島ばらしま 千寿ちとせ「はーい!」

千寿ちとせたちはどんどんあるいていきますよ。

そして…、

蕃石ばんじ 真斗まなと「おっ!もうすぐ出口でぐちだ!サーフィンできる!!」
薔薇島ばらしま 大和やまと「あんまりはしゃがないでくださいね」
蕃石ばんじ 真斗まなと大丈夫だいじょうぶだ!おれ半分妖怪はんぶんようかいだからな☆」
薔薇島ばらしま 大和やまと「…はぁ…、そういう問題もんだいではないのですが…」
薔薇島ばらしま 千寿ちとせ「あら!うみえたのですよ!」
風李かざり 愛論あろん「やった!あるいた甲斐かいがあったよ!」

ザパーン!!

薔薇島ばらしま 千寿ちとせ「サファイアいろうみ綺麗きれいなのです…!」
風李かざり 愛論あろん「そうだね…!」
蕃石ばんじ 真斗まなと「よーし!おれ、ちょっくらサーフィンでもしてくるわー!」
薔薇島ばらしま 大和やまと私服しふくでサーフィンして…、あんまりれないようにしてくださいね」
蕃石ばんじ 真斗まなと「ほーい」

真斗まなと相変あいかわらず私服しふくでサーフィンをしていますが、余裕よゆうそうですね。

…、というのも、かれはかつてはジュニアサーフィン大会たいかい優勝ゆうしょうした経歴けいれきがありますから。

さすがですね。

こうして、ときはあっというぎました。

薔薇島ばらしま 大和やまと「さて、そろそろ最寄もよりのえききましょう」

千寿ちとせたちはこれから帰宅きたくすべく最寄もよりのえきかいました。