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千寿たちはやっとこさピーチガーデン駅から走って来ましたよ!
さて、お城の門で待っていたのは…?
薔薇島 元気「待ってましたよ」
薔薇島 千寿「お、お父様!?」
この方は2代目アイスクリームの賢者様、薔薇島 元気さん。
薔薇島 元気「詳しい話は天芽から直ちに聞いてください」
薔薇島 千寿「は、はい!!」
蕃石 真斗「俺もお邪魔するっす!!」
千寿たちはアイスクリームの女神様がいらっしゃるところへ向かいました!!
扉を開けて入ったら、ホールへ。
そこは結婚式などで使われるホールでした。
紫安 霞美良「あら、遅かったじゃない」
薔薇島 大和「え?霞美良さん?」
杏里 真喜「待ってたよ!青年たち!」
蕃石 真斗「真喜先輩!?」
結緑 結奈「よく来たね、君たち!」
薔薇島 千寿「結奈さん!?」
福田 寧乃架「あなた方が持っているのは…?」
薔薇島 千寿「え…?」
福田 秀眞「僕たちと同じアイテムだね」
福田 誠悟「デザインは人によって異なるみたいだけどね」
薔薇島 千寿「は、はぁ…」
千寿たちより年上の人たちは実はみんな幼馴染です!
幼馴染のオンパレード…!
こんな珍しいことがありますかね…?
おっと、話が逸れてしまいました。
2代目アイスクリームの女神「みんなおかえり!そして、突然集めてごめんなさい…!…、みんなに大切なお話があります」
おや、女神様は悲しそうな表情をしていらっしゃいます…。
一体何があったというのでしょうか…。
2代目アイスクリームの女神「今日、この世界の女神たちと親睦を深めるべくお茶会を開いていました。…、ところが、それは…、クレヴィングという謎の組織に突然襲われました」
薔薇島 千寿「!?」
2代目アイスクリームの女神「…、襲って来た人の中には…、優輪君もいたわ…」
風李 愛論「!?」
蕃石 真斗「え!?あいつが…!?嘘だろ…!?」
風李 愛論「待ってください!…、そしたら、僕の母さんは…、…、ママは…?」
2代目アイスクリームの女神「…、女神の中で唯一玉に変えられずに済んだのは私です。あなたのお母さん、千種ちゃんは優輪君によって玉に変えられてしまいました…」
風李 愛論「!!!」
薔薇島 大和「そ、そんな馬鹿な…!!」
風李 愛論「兄さんがそんなことをするはずがない…!兄さんは…!兄さんは…!!!」
2代目アイスクリームの女神「私も優輪君がそんなことをするはずはないって思っているわ…。…まるで何かに洗脳されているかのように見えた…」
風李 愛論「…!!」
薔薇島 千寿「 愛論さん、今はショックかもしれない…。わたくしたちもショックですが、優輪さんに何かあったかもしれない…。大事なお友達だからこそ、わたくし、クレヴィングに立ち向かいます!」
蕃石 真斗「早く女神様を助けないとまずいってことなんだろ?」
薔薇島 大和「ならば僕たちで女神様を元に戻してみせます!…、ところでお母様、僕たちのところにこれらのアイテムが飛んできたのですが…」
2代目アイスクリームの女神「あら!私の祈りがどうやら 大和君たちに届いたようね!それはね…」