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アグリアス「僕は…、プリマドンナになれなかった…!」
薔薇島 大和「プリマドンナ…!?」
ハイルング「安息会のことかい?」
後ろからハイルングさんたちが!
薔薇島 千寿「ハイルングさん!」
ライデンシャフト「すまない!遅れた!」
ツァールトハイト「ここにいたんだ…!」
灼鱗 火胡「あ!来た来た!」
仲間たちも合流していきます!
アグリアス「…安息会。僕が生まれる前は悪の組織としていろんな人を苦しめてきた。…でも、歌姫という戦士たちに野望を阻止されて和解し、善良な組織に変わった。…その団体を率いる者としてサイレントバタフライによって選ばれた4人の乙女、プリザーブド・カルテットが結成された。プリーステス、プリンセス、プリンシパル、そしてプリマドンナ…」
祭祀 うたげ「…」
アグリアス「僕は初代プリマドンナ、花都 恋奏の娘だ」
薔薇島 大和「娘…!?」
アグリアス「母のようなみんなに生きる希望を与えるプリマドンナになるべく僕は今まで歌い続けた。小さな頃からずっと…。辛いことがあっても…!…だが…、僕はプリマドンナに選ばれなかった。サイレントバタフライがプリマドンナに選んだのは姉だった」
風李 愛論「それはすごく悔しいよ…」
アグリアス「あぁ、悔しいとも…!!だから僕はサイレントバタフライに問い詰めた!なぜプリマドンナに選ばなかったのか…!!…彼女はこう答えた。『前世で多くの人を死なせた罪人は最初からプリマドンナになれない 運命』だと…!!」
ライデンシャフト「ぜ、前世…!!?」
アグリアス「そうだ。僕は前世、悪いことをした。…でも!こんなのあんまりじゃないか!!最初からプリマドンナになれないなんて!!!生まれ変わってみんなのために尽くそうと決めたのに…!みんなに生きる希望を与えたかった!ただそれだけなのに僕は最初から候補から外されていた!!!」
薔薇島 千寿「!!!」
アグリアス「どうしてだ!?こんなのあんまりだ!あんまりだ!!!」
福田 秀眞「わわっ…!怨霊が…!!!」
アグリアス「のうのうと生きている、過ごしている君たちが妬ましい…!妬ましいよ!!!」
祭祀 うたげ「みんな!離れて!!!」
まずい!
アグリアスの演奏によって大量の怨霊が湧き出てきました!!!
ハイルング「わわっ!」
ライデンシャフト「くっ…!怨霊は結構な数だな…。よし、俺たちヘブンレンジャーで怨霊の相手をする!」
穿崎「あたしたちも!あっ、まつりとうたげと千寿と大和と秀眞はアグリアスっていう人を説得して!!!お願い!!」
雷殿寺 おとめ「あたしたちでなんとか…!!」
結緑 結奈「頼んだよ!みんな!」
福田 秀眞「はい!」
薔薇島 千寿「行きましょう!秀眞さん、大和、まつりさん、うたげさん…!!」
祭祀 まつり「うん!」
祭祀 うたげ「えぇ!」
薔薇島 大和「僕らが援護します!!」
さぁ!皆さんでアグリアスの怒りを鎮めましょう…!!!