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そして、お盆休み最終日…。
天照 桃美子「あんたたちとの祭り、楽しかったわ」
木花 靖流「また気が向いたら遊びに来てほしいわ」
月読 静「我らでまた喜んで歓迎しよう」
風李 愛論「はい!」
天照 黄神「気をつけて帰るんだぞ」
天照 桃美子「まっ、とりあえずお互いに頑張りましょ!」
薔薇島 千寿「はい!ありがとうございました!」
千寿たちはワープホールの中へ入って行きました!
…、天人都の皆さん、どうかお元気で!
…、
ワープホールを抜けたところ…?
2代目アイスクリームの女神「あっ、おかえり!」
薔薇島 元気「よくぞご無事で」
薔薇島 大和「ただいま戻りました」
2代目アイスクリームの女神「えっと…」
清鐘 歌鳥「清鐘 歌鳥です!この度はご迷惑をおかけしました…」
2代目アイスクリームの女神「ううん!歌鳥ちゃんも大変だったね…。今は大丈夫そう?」
清鐘 歌鳥「はい…!ありがとうございます!」
結緑 結奈「クレヴィングの件ですが…、やはりうちの事業所のメンバーが関係しているようです…」
2代目アイスクリームの女神「そっか…。早く収束しないとだね…」
結緑 結奈「はい…」
2代目アイスクリームの女神「よーし!みんな明日からお仕事なんだし、ゆっくり休んでね!今日は本当にお疲れ様!」
薔薇島 千寿「はいなのです!」
こうして千寿たちは明日の準備をしたのでした。
…、
薔薇島 千寿「…?」
おや、マッチャフォレストで誰かの歌声が聞こえます。
アグリアス「ラー♪」
薔薇島 千寿「?」
ベースの音も心地いいですね。
薔薇島 千寿「…」
アグリアス「…、ベースはお好きかな、お嬢さん」
薔薇島 千寿「は、はい」
アグリアス「それはよかった。…僕はしがない吟遊詩人さ」
薔薇島 千寿「よろしくお願いします」
アグリアス「よろしく。…、おっと、誰かが僕の歌声を求めているようだ」
薔薇島 千寿「?」
アグリアス「その人のところに行くよ。…では、またどこかで」
薔薇島 千寿「あっ…」
おや、吟遊詩人が消えて行きましたね。
…その人が行った先は…?
クレヴィーナス「戻ってきたか」
おや、ここはソーダ海岸ですね。
アグリアスは1人で佇む金髪の女性に跪きました。
その金色のお団子ヘアの女性というのはクレヴィングを束ねる渇望の女神、クレヴィーナスです。
アグリアス「ただいま戻りました、クレヴィーナス様」
クレヴィーナス「アグリアスよ…」
アグリアス「はい…。近況を申し上げます。カトリーヌがやられてしまいました」
クレヴィーナス「ほぅ…、残る幹部はアグリアスだけか?」
アグリアス「…はい…。思わぬ失態を晒してしまい、誠に申し訳ございません…!」
クレヴィーナス「おのれ、邪魔者共め…!…まぁ、いい。こうなればアグリアスよ」
アグリアス「…はっ」
クレヴィーナス「そなたの能力で人間都を混沌に陥らせよ!このままでは我が理想郷を創れぬ!我らで一気にやるぞ!」
アグリアス「はっ!承知いたしました!!」
クレヴィーナス「タイミングはお前に任せる。恨みを思う存分に晴らして来い!!!」
アグリアス「はっ!我が渇望の女神、クレヴィーナス様のためにこのアグリアスが世界を混沌に陥らせてみせましょう…!!!」
To be continued…