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薔薇島 大和「さて、電車で城に…」
ヒュンッ!!
薔薇島 千寿「わっ!」
風李 愛論「な、なんだろう…?」
おや、不思議なことにグラスのようなパフュームとコロンがそれぞれの手にやって来ましたよ…???
これは一体…?
ピロロロロン♫
薔薇島 千寿「あら、お母様から電話です!少々お待ちくださいね!…、はい!お母様、千寿です!…え?なんですって!?承知いたしました!すぐに向かいますね!!」
ポチッ!
薔薇島 千寿「 大和、急いで城に戻りますよ」
薔薇島 大和「えっ!?」
蕃石 真斗「お、俺も行くよ!」
薔薇島 千寿「突然のことながらもありがとうございます!えっと…、最寄りの駅は…!?」
蕃石 真斗「こっちだ!この路線に乗れば近い!」
薔薇島 千寿「はい!」
わたくしたちは急いで電車に乗りました!!
薔薇島 大和「千寿、一体何が起こっているのです?」
蕃石 真斗「危篤か!?」
薔薇島 千寿「しっ!ここは電車の中なのです!」
蕃石 真斗「わ、わりぃ…」
薔薇島 千寿「お母様たちは宮殿でお茶会だったんですけど、悪い人たちが現れたんですって!」
薔薇島 大和「えっ!?」
風李 愛論「そんな…、か、母さん…」
蕃石 真斗「とにかく急ぐぞ!!」
ピンポンパンポーン♪
アナウンスが入りました!
アナウンス「次は〜、ピーチガーデン、ピーチガーデン」
薔薇島 千寿「もうすぐ着きます!」
薔薇島 大和「幸いそんなに混んでなさそうですね!」
シュー…。
風李 愛論「よし!お城へ…!」
さぁ、アイスクリームの女神様から何があったのか伺う今すぐお城へ向かいましょう!!