Second Pain-9
清鐘 歌鳥「そ、そんな!どうするねん!?」
花都 美彩「代わりの人を探してほしいって…。まぁ、演奏もするんだけど…」
ありゃ…。
清鐘 弘鷲「君1人かい?」
花都 美彩「まぁ、ソロでやってるからね」
清鐘 弘鷲「ふーん…、演奏…。バンドやってみたいなぁ…、あ、俺、キーボードね」
清鐘 歌鳥「おいおい何勝手にバンド組もうとしてるん!?美彩がどう思うかで…」
花都 美彩「とりあえず母ちゃんと話してみる!えっと…、もっかい電話!…もしもーし!母ちゃん?なぁなぁ、僕だけでやるのもなんだし、ボランティアのプログラムに演奏あるよね?それでさ、ボランティアのメンバーバンドメンバーで…、そもそもバンド組んで参加はアリ?…えぇ!?いいの!?わかった!メンバーは…、今のところはキーボード1人は候補ある!あとは…」
清鐘 弘鷲「昨日の5人でいいんじゃない?」
花都 美彩「え」
え?メンバーもう決まる!?
清鐘 弘鷲「キーボードは俺で…、ギターが奏那他、ドラムが明吾、ベースが君で…、ボーカルはあの子、実花沙ちゃん」
え?私がボーカル!?
花都 美彩「あ…、なんかもうメンバー決まっちゃった感じ…?あはは…、ん?打ち合わせしたい?じ、じゃあ…、あ、明日の午後か!わかった、頑張って連れてくるわ〜、じゃっ!」
ピロン♪
花都 美彩「おいおい!何勝手に決めてるんだよ!あとのみんなは同意なんて…」
清鐘 弘鷲「まぁまぁ、向こうは困ってるようだし」
清鐘 歌鳥「ちょっと!実花沙っちは?どう?」
金藤 実花沙「…私の歌声、みんなを…」
清鐘 弘鷲「それなら俺たちの能力でなんとかなるんじゃない?どうするかはこれから考えればいいし!」
清鐘 歌鳥「んもう…」
清鐘 弘鷲「とりあえず明吾と奏那他にも聞いてみる!…よし、まずは明吾!しもしも!俺!弘鷲!実はさ〜」
もう明吾さんに電話してる…。
清鐘 弘鷲「え?ちょうど奏那他も一緒にいるんか!じゃあさ、奏那他もバンドに参加してくれるか聞いてみ?」
そ、奏那他さん…。
清鐘 弘鷲「え?オッケー!?そりゃ助かるよ!明日の午後、美彩ちゃんの家で打ち合わせがあるって。来れる?明日日曜日だけど。…おっけ?よし、じゃあそういうことで!まずは公園に集合しよっか。それならみんなで美彩ちゃん家に行こ!うん!またね!」
ツーツー…。
清鐘 歌鳥「よくオッケーが出たね」
金藤 実花沙「だ、大丈夫かな…」
花都 美彩「まぁ、まずは実花沙の能力の暴走とかなんとかしないとだな…」
清鐘 弘鷲「うーん…、能力をどう使うか…だな…」
とりあえず、明日、恋奏さんとお話しすることになりました。