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「助けて」は、中々言えない

「助けて!」という言葉は、多くの人にとってとても口に出しにくいものです。それは、自分の弱さや無力感を感じることを避け、自己主張や独立心を強調する社会の文化や価値観が根本にあると考えます。しかし、助けを求めることは、自己の弱さや限界を認める大切な過程であり、ここから始まる成長の一歩であり、他者との信頼関係を築くための重要な要素であることを理解する必要があります。
人は、さまざまな状況や課題に直面する際に、自分1人では解決できない場合があります。それは、心理的な問題、仕事上の課題、人間関係のトラブルなどさまざまな問題に関連しています。それら多くの場合、助けを求めることは躊躇され、自己解決を試みる傾向があります。これが他人に迷惑をかけられないという遠慮の塊ということです。
人が他者に対して、助けを求めることが難しい理由の1つは、他者の評価や批判を恐れることです。助けを求めることは、自己の能力や資質に対する不安や自信の欠如を示唆する場合があり、それによって他者からの否定的な見解や評価を受ける可能性が高まります。このような状況では、自己保身やプライドを守るために、助けを求めることが避けられる傾向があります。
そして、助けを求めることは、他者との関係や信頼にも影響を与える可能性があります。助けを求めることは、他者に自己の弱さや不完全さを晒すことになり、信頼関係に傷をつける恐れがあるとも言えます。そのため、助けを求めることが、他者との関係を損なう可能性を感じる場合、助けを求めることを心から避けてしまう傾向があります。
しかし、コミュニティの中では、助けを求めることは、個々の成長や発展に不可欠な要素です。他者からの支援やアドバイスを受けることで、自分自身の視野が広がり、新しい解決策やアプローチを見つけることができます。

コミュニティ形成に必要なコミュニケーション技術の中にあるこの「助けて」と自分を曝け出す瞬間が人としてのあなたの魅力の発掘や発信につながる可能性は大いにあると思います。今取り組んでいるチームで是非今から「助けて」と伝えてみると良いかと思います。支え合って生きるを是非行動してみてください。


ゆにぞん日和

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