「期待したほどの存在感はない“この日”」と特別過ぎるあの日の話

もうちょっと存在感が欲しいぞ閏年！！

ええ、育休中ママン私、気付いてませんでした、全く
今日は2/29
閏年の閏日なのですね。

どこで気付いたかって、チラシで気づいたんですよ
LINEで飛んできたスーパーの「4年に1度の肉の日大セール！！」でしたよ
どうせだったら4年に１度のニンニク（229）の日！の方がおもしろかったのに
とかすぐ思ってしまうからいけません。

おもってしまったからにはしかたない！
来年からは自分の心の声に従ってがっつり大蒜の日ってことにしますよ！！

かもんにんにく！えびばでにんにく！れっつにんにく！！
ニンニクカムホーーーーム！！！

いや、そんなことはどうでもいいのです

今日は、4年に1度の特別日なのです

レア感のある日にはレアなことをしたくなりますが、何せ現在、我が家にはそろそろ7ヶ月ベイビーがおりますため、たいしたことはなにもできない…

さあどうしよう…と考えていたら思い出しましたそういえば、、、、

私には、独自にやってくる特別な日が数年に一度あるんでした

その名も、７／31

「え？普通の日じゃん」と思うでしょ？思ったでしょ？
わかります。普通はそう思うでしょう

しかしですね

私、なぜか脳内に7月は30日までってインプットされちゃってるみたいなんです
毎年必ず、七月が近づいてきたあたりどこかで、もしくは七月中にハッとします
『あ！7月って31日まであったんだっけ！そういえば！！』
毎年です。
必ずです。
しかも結構しっかり驚きます。
本当に認識の外にあるみたいなのです。

ぼけっとしているタイプなので、よく脳内で唱える二四六九士
分かってるんです、知識としては分かってるはずなのになぜか
それよりも強く、7月は30日まで、という意識が刻み込まれているのです…

困ることよりも助かったことの方が多いかも？

改めて考えてみたんですけど
もしかしたら困る方向でこの感覚を認識することがあまりなかった気がします

大学時代に忘れられない思い出があります。

我が校最難関と言われている膨大暗記系科目を6年次で再履修していたのですが（必修なのに再履修率80％。そのうえ2年次の次は6年次前期にしか履修可能タイミングがないという鬼試験）、再再試があるのに全く暗記どころか整理すらおわりそうになくて泣きそうになっていいよもうコーヒー飲んで休憩しよう！となっていた7／30の夕方のことでした。徹夜しても終わらないだろうけど、ヤマが張れるようなもんでもないし、かといってギリギリまでやっても寝ないと頭回らないしうあああああ、ってなっていたときです。ふとつけたラジオで「明日、７/31に…」という言葉が聞こえてきたのです。今でもその声を鮮明に覚えています。

え？？あした？31日？ｱﾙﾉ!?

試験は8/1

うわあああああああ！！
あといちにち、あるよ！！！あるよ！！！！

やったあああああ！！！！！

あのときの緊張と安堵と困惑が交わったような微妙な感情は、それ以来一度も味わったことはありません。「ばかじゃね？わたし」、と「よくやった俺様！」の絶妙配分ミクスチャー…ゲテモノになるはずだったのになんだか妙なうまさが出ていてあれ？って言ってるうちに美味しくないのに結構な量を飲んでしまったドリンクバー適当ミックスジュースのあの感じに酷似しておりますた…って、そんなもん味わったことがある人の方が少ないでしょうけど

まあ、そのあとほっとしちゃって糖分補給♪と近くのコンビニに出かけたらそこに知り合いがたくさんいて、そのまま近くの馴染みのお店でのんびりしちゃって結局試験勉強さぼっちゃって落ちたんですけどね！！！

再々再再試まで行って救済されましたよ☆
「もう問題作るのめんどくさいから口頭試問ね」って言われましたよ！
まあ受かって卒業できたからオッケーっす
（もう一回再試受けてる人もいたしね

その、直前まで存在を忘れていた7/31の特別感と得した感、ものすごいんですよ
めっっっちゃ得した気分になります
相当気分いいです
ちょっと異世界に来た気分すらします
超レアな時間を生きている感に満たされます

…4年に1回コンスタンスに訪れる日にそこまでしろってのがむりですけど
もうちょっと、なんかあってもいいんじゃないの閏年、っておもっちゃうところはあります。

もうちょっとなんかあってもいいんじゃないの閏年よ

発生状況とレア感からしたらこの日に世界中でお祭り！とかなりそうなのに
むしろなんでならないのかを調べてみたくなるくらい地味ですよ閏日
これなんとか、資源開発できないモノなのかなと前々から思ってたんですよ

そこにね

このね

4年に１度の肉の日！ですよ

通常安くならないブランド和牛の大放出ですよ

…買っちゃうよね…

買いに行くよね…

きみたちへ

そうね、ぽんちゃん。
ぽこちゃんはまだたべれないけど、きみは父母と一緒においしいお肉食べようか
ちゃんとニンニクがっつりきかせてさ

このマガジンは、君たちが中学生になったらなにを話したいかと思ってかいてるんだけど、だとしてもニンニク肉の日って、その日までにあと3回しかないんだね

その日まで、4年に１度、ニンニク肉の日を続けていられるかな？
そうおもったら、ちょっと、祭りよりも祈りみたいな気分になってきたよ

うん、そうだね。
売り切れるまえに買いに行こう
そんなことを、かんがえて、かーさんはスーパーに、走ったのでした

きみたちは7月は31日まであるんだと分かって生きていくんだろうけどね！
こんなエラーも、なかなか楽しいもんだぞー