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編み物

ブエノスアイレスはすっかり秋模様。木の葉が紅葉し落ち葉も増えた。そして、朝晩は冷え込むようになってきた。肌寒くなってくると、編み物をしたくなる。

夏みたいに暑いときは、あまりしたくない。夏用にと思って、コットンの編み物もやってみた。嫌いじゃないけど、続かなかった。コットン素材に糸は伸び縮みが少ないので編みにくさがある。アクリル毛糸は比較的安いし、編みやすいから、サクサク編める。サクサク編めるとできる作品も多くなるから、楽しくなる。やっぱり寒いくらいの季節が編み物にはちょうどいい。

たいていラジオやポッドキャストを聞きながら、編んでいる。目は手元を見ながら、耳はポッドキャスト。この組み合わせがとても好き。ユーチューブは映像を見たほうがいいものが多いのであまり見ない。お気に入りのポッドキャストは、武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」、ユーチューブでもチャンネルがある「ゆる言語学ラジオ」など。

編み物にはかぎ針、棒針とあって、どちらも持っている。かぎ針は短めなので持ち出して外で編むこともできるし、大きいものを編むときも針一本で済むから、私はかぎ針編みが多くなる。

ニット作家で有名な人といえば日本人では、広瀬 光治さんがいる。ドイツのベルンド・ケストラーさんも有名だ。編み物といえば女性のものと思われがちかもしれないが、男性のニット作家さんたちも活躍されている。

編み物は
手を使うから脳が活性化する。
一定リズムの反復運動でリラックスできる。
集中してすることで、無心になれる気がする。
何かを作り上げたという達成感が味わえる。
と思う。

逆に編み物をすることで、
肩こりが助長される。
外出が面倒になる。
いつ編むかわからない毛糸が増える。
という一面もあると思う。

秋から冬にかけて日が短くなる時期には、家中で楽しめる趣味のひとつとして、編み物はいいんじゃないかな。

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