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これからの子どもたちに必要な力とは?

様々な力が求められる現代社会。
大人でさえ、求められるレベルに疲弊してしまうことも...

現代社会に生きる子どもたちも、大人と同じか、それ以上のストレスと闘いながら日々を過ごしているのかもしれません。

今後も激動の時代が予想される未来を生きる子どもたちに必要な力とは、どんな力なのでしょうか。

21世紀を生きる子どもたちに求められる力(文部科学省サイトより)

文部科学省では、平成23年4月28日に、特に初等中等教育段階における教育の情報化に関する総合的な推進方策である「教育の情報化ビジョン」を取りまとめています。

子どもたちを取り巻く環境が大きく変化する中、21世紀を生きる子どもたちには、確かな学力、豊かな心、健やかな体といった「生きる力」を育むことが求められています。自分で考え自分で行動できること、その上で他者に協力して助け合いながら、「生きる力」を身に付けることが重要です。このため、一人一人の子どもたちの多様性を尊重しつつ、それぞれの強みを発揮させる個に応じた教育を行うとともに、異なる背景や多様な能力を持つ子供たちが協働して新たな価値を生み出す教育を行うことが重要です。

生きる力

ここでいう「生きる力」とは、どんなものか知っていますか?

文部科学省のサイトには、「生きる力」とは、知・徳・体のバランスのとれた力のこと、と記載があります。自分なりに噛み砕きながら、学習指導要領の理念を読んでみるのもいいかもしれません。

現代社会の子どもをとりまく環境

また、現代社会の子どもたちを取り巻く環境として、5つ挙げられていたので紹介します。

知識基盤社会
安心・安全な学校の実現
我が国の国際競争力の低下
学力の諸問題への対応
グローバル化

言葉も難しいし、なかなか理解に苦しみますよね...
この点は別の記事で詳しく書いてみようと思います。

さらに調べていくと、子どもたちにこれから求められる力についてまとめたサイトを発見しました。
私は、ここで言う求められる力必要な力と同等の意味として捉えました。

このサイトによると、これからの子どもたちは「変化が激しく、先が見えない現代社会に対応していける資質や能力」が求められるとのことでした。これまでのように、ただ与えられた知識や技能も獲得していくだけでなく、得た知識を使って分析をしたり、批判的に思考したりしながら問題解決をしていく力が問われるようになっていきます。また、高いレベルのコミュニケーション力で、全世界(グローバル)に発信できる能力も求められています。

現在、学校教育は大きな変革の時を迎えています。
幼児教育から大学教育までの「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の重視・授業時間の増加(小学校)・道徳や外国語教育の教科化・プログラミング教育の導入など、様々な分野で大幅に教育が変化します。

学力についても、知識や技能はもちろんのこと、思考力・判断力・表現力、学ぶ意欲が求められるようになっているんです。

ちょっと生まれた疑問点

ここまで記事を読んでくださってありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。

私は、この記事を書きながら、「これからを生きる子どもたちって、求められること多くない?!」と感じました。
みなさんはどうでしたか?

正直、学校教育の中でこれらをすべて網羅するには、教員の手がいくらあっても足りないのではないかと思います。少なからず、近い将来(今から急速に)地域や家庭との連携が必須になっていきます。その時になって、あたふたしているのでは遅いですよね。学校教育でしかできないことを精査し、それ以外のことはできる限り外部委託するなどの方策が必要です。

また、新しい方針が本当に子どもたちのためになっているのかを考える必要があります。「子ども」が主語になっているか?「大人」を主語にしていないか?
大人も、批判的に思考しながら、みんなで手を取り合って「子どもたちのための」より良い教育を実現させていきたいですね。


キングコング西野さんのインタビュー記事(「キンコン西野さんに聞く『これからの子どもに必要な力とは?』)はこちらから。同じテーマでも、様々な視点から考えてみるのはおすすめです。

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