書評:後悔しない人生を歩み、お金の使い方を学ぶ-DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール-
これまで、どのようにどれくらいお金を貯めるのかについて書いた本はいっぱい見てきた。例えば、よくあるのが投資について書かれた本だったり、複業について書かれた本。
しかし、どのようにどうお金を使っていけばば、人生がより豊かになるのかを書いた本は見なかった。それが、まさにこの本である。
僕はこの本を読み、ゼロで死ぬ大切さを知った。
特に、日本人は貯金を大事にし過ぎる基質があると感じている。僕の周りもそうだ。僕の祖父は、かなりの資産を持っているが、その生活はかなり質素だ。
なぜ、使わないかと聞くと、別に欲しいものがないと言う。
ここからは僕の推測に過ぎないが、、
もう少し若ければ、もっといろいろ経験したいこと、やりたい!と思うこともあっただろう
今はその気持ちや体力が残っていないのかもしれない。そんな風な人生を送り、後悔せずお金を使い切る方法を教えてくれる。
この本における一番の学び、
最も価値あるもの、それは経験である。
経験は、日が経つごとに価値が増していく。というのも思い出は後から振り返ることに旨みがあるからだ。
そして、若いころの方が一日に活動可能な活動量も多い。
なので同じお金を使ったとしても、若いとき、20代と40代を比較したとき、20代の方がその価値は増大する。
しかし、現実として、20代の方が使えるお金はない。
そのことを考えるために、重要な三角形が以下のようなものだ。
左が20代で、右が40代だと考えて欲しい。40代は自分の時間だけでなく、親の介護、家族との時間もあるのでもっと時間の軸が少なくなる可能性すらある。
そんな風に考えていくと人生の重要度が、どんどん増していかないかだろうか。
死ぬ前に後悔すること
他にもこんな話がある。
介護者でもあり、後々、書籍化した「5つの後悔」を出したオーストラリア人のブロニーが自身の患者たちから聞いた後悔した話のTOP2は以下のようなものだ
1位「勇気を出してもっと忠実に生きればよかった」
2位「働きすぎなかったらよかった」
この話からも、わかる通り、働いてお金を貯めることを明け暮れた結果、自分の人生にはお金しかない人生が待っていないと思うとゾッとする。
しかし、大好きな人のために、そして自分のためにお金を使うことができた人生を想像すると、どうだろう?
それだけで幸せになってこないだろうか?
少なくとも、僕はそんな人生を歩んでみたい。
少しでも気になった方は、以下のリンクから飛んでいただくと僕の応援にもなるので購入して頂けると嬉しいです。
また、次のnoteでお会いしましょう!りょぺでした!
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