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私が克服したこと①勉強

幼少期、
親子関係や人見知りで悩んだこともありましたが3つ上の兄がいた事もあり

末っ子あるある
上の失敗を見て学ぶ、というのか

大きな「挫折」や「失敗」と言われるものは、
あまり感じたことはありませんでした。

勉強も、
抜きん出て出来るというわけではないですが

人見知りが功を奏してというのか
実家は自分の部屋がなく、
勉強机だけが
唯一のプライベートスペースだったので

勉強する時間
=コミュニケーションを取らなくて済む時間で

帰宅したら率先して
勉強机に座るような子供でした。

母の知人友人が家に遊びに来たときも
いつも勉強机で作業しているような子供で

「将来は研究者になるの?」
と言われてたりしました。

お小遣いもなく、ゲームがあるわけでもなく
娯楽と言えば自宅にあった文庫本。

空いてる時間には
100マス計算のタイムを
いかに縮められるかに没頭していました。

そんな私が
母の友人の娘さんが通っている学校の
文化祭に行く機会があり

今まで触れたことのない
キラキラした世界に感動しました。

私もこの学校に通いたい。
心の底からそう思いました。

その時が確か、小学4年生だったと思います。

当時の私は「中学受験」
という制度も知らなかったし

「受験」というワードも
聞いたことがありませんでした。

なので、
望めばその学校に行けると思っていた私は

「ここの学校に入りたい」
「この学校に入るんだ~」

と、当たり前のように口に出していました。

そして、その熱が冷めることはなく
小学校5年生になり、母に言われたんです

「その学校行きたいんだったら塾に行かなきゃ入らないよ」

ん?

塾??

結局、
中学受験に向けたグループ教室に通い始めたのが小学校6年生の頃だったのですが

中学受験を始めるには
スタートが割りと遅い方だったらしく

ただ、その教室には生徒が5人いて
うち3人が同じ学校を目指していたこともあり

楽しく前向きに
受験勉強に取り組む事ができました。

自分が受験すると決めてから
小学校のクラスを見ていると

学年で数名、
受験する仲間がいることが分かりました。

ただ、家庭や塾によって考え方が異なるようで
受験組のほとんどが

受験が迫ってくるに連れて、
学校の授業より
塾や受験勉強を優先させるようになっていて

学校の授業を欠席する人が多かったのを
今でも覚えています。

当時の私としては

「いやいや学校の授業をしっかり受けきった上で受験だろ」

という考え方が根強くあり
受験する/しない、で
態度を変えるクラスメイトに少し
嫌悪感を感じていました。

公民の勉強をした時
昔の男女差別にも憤りを覚えた記憶があるので
もしかすると当時から
"理不尽な不平等"みたいなものに対して
憤りを覚える人間だったのかもしれません。

そして
自分は絶対学校の授業を全うした上で
志望校に合格しよう、と

新たな目的意識が加わったのを
なんとなくですが覚えています。

結果としては
無事志望校に合格することができ
毎日バスで学校に通う日々が始まりました。

受験勉強を乗り越えたは良いものの
今度は初めての定期テストで大失敗。

それを乗り越える話はまた明日☺️

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