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ウキウキしながら病院へ行く

タイトル:ウキウキしながら病院へ行く

僕は極度の病院恐怖症だ。
とゆうか検査が嫌なのだ。昔から。
いや、いっときからか。

ひょんな事からパニック障害になってしまい、
それからと言うもの、それまで怖がらなかったこと
苦しまなかったこと、おびえなかったことに
極度におびえ苦しむようになってしまい、
病院での検査などはおろか、
日常生活でさえ支障をきたすまでになってしまった。

パニック障害は誰でも治るよ?
なんて世間じゃよく言われるけれど、個人差があるのだ。
採血する時でさえ恐怖が襲う。
苦しくなってもういやだ。

それなりの年齢になって、定期検診・特定健診とか、
検診、検診、検診ばかりで本当に生き地獄。
こんな事ならもう自らこの世を去ってやろうか、
なんて全く矛盾したことを思いつつ、
死ぬぐらいだったら検査など…とまた元鞘に。

でも、あの苦しみがどうでも嫌だ。
絶対に嫌!!!

そんなことを思っていると、
俺の前に或る不思議な人が現れた。

不思議な人「そんなに怖いんならさ、先を見せてあげようか?」
「え?」
不思議な人「先見て安心したらさ、あんたの今の気持ちも落ち着くんじゃない?」

そう言って彼女は両手をかざし、
その瞬間、僕の目の前がパァッと明るくなった。
光に包まれ、その光が町中を現し、日常を僕に見せ、
これからやってくる僕の未来を提示した。

定期的に検査を受けていたようで、
それがずーーっと続く。
でもそれは他の人も同じで、
とりわけどこかが悪いから受ける検査でもないらしい。
そして死ぬ時を迎える俺を見た。
これも他の人と同じように寿命が来てからの事。

眠るように意識を失い、不安や恐怖・苦しみを味わう間もなく、
僕はこの地を離れて天へと帰ったらしい。

「……これが僕の未来?」
不思議な人「そうよ。どう?落ち着いた?人は誰でもいつかはこの世を離れるの。あんたが普段思ってた通り、500歳生きた人を現実に見た事がないでしょ?」

不思議な人「早いか遅いかの問題…だけど、苦しむのは誰でも嫌よね絶対に?あんたは私を求めた。だから出てきた。誰でも私を求めたら、こんなふうにしてあげたのに」

彼女は本当に不思議な人。
そんなこと言われたって見せられたって普通信じないのに、
彼女に言われると信じてしまう。
それらの現象を経て、知らず内にかなり楽になっていた。
人が誰でも通る道。
みんな同じ運命共同体。
神様が、きっと人をそのように創られたんだ。
そのことも改めてわかった。

でも「こんなふうにしてあげたのに」
という彼女の言葉が、その時はまだよくわからなかった。
後年になって分かった事は、
何かへの信仰を持つことでそうなれると言う事?
その信仰の先を間違わないこと、これが大事だ。
僕はそれから、最寄りのキリスト教系の教会へ通うようになっていた。
ごく自然にそうなった。自然は間違わないと信じていながら。

動画はこちら(^^♪
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