本は未来のキッカケ
木の器を作る本。数年前に買ったけど、当時はあんまりやる気なかった。でも買った。なんとなく、いつかやるかもしれんと思ったから。
去年から実用性のあるものを作る木工をはじめ、最近、実用性はまったくない作品作りも再開。木工をやったことで今までできなかった技術を習得し、作品にも木を使うようになった。相乗効果やね。
今年になってからはハイキング兼ねて山に木を拾いに行くようになった。そうすると、「この木でなんか作れんのとちゃうか?」となり…
その昔買った木の器の本が役に立ちそうやなということで引っ張り出してきた。
本を買った時は道具のことも作業のことも正直大して興味と知識がなかったから、ちゃんと見てなかったけど、今読むと「ふむふむなるほど」となる。
本って、買っておくとこんな感じで未来の活動のキッカケになるんよ。だから、「この本、今はいらんけど出会いやな」と思うものは、その時に買おとかなあかんねん。
なぜならば、だいたいそういう本ってニッチ過ぎて、欲しい時に絶版になってたりするから。この木の器作る本はどうか知らんけど、この下の木組みの本とか、5年後にないんちゃうかな。
今の私にはこんな木組みは到底できない。難し過ぎて。けど、そのうち「あ、できそう」という瞬間が来るかもしれへんし、今ページをパラパラめくっていて、そのまま同じことはできなくても、なんか閃くことはある。
そういう意味で、いる時に買おたり図書館で借りたりするもよしやけど、これはという本は将来のために買おとかなあかんねん。
紙ってところがちょっと環境問題的に毎回気にはなるんやけどね。この手の本だけは… ごめんやけど紙がええわ。
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