クリエイティビティって何やろね

私、ヨーグルト、パン、漬け物類、アイスクリーム、ドライフルーツ、干し芋、豆腐、ビーフジャーキー 、ハム、ベーコン、クリームチーズ、麺汁などは普段からすべて自作し、まだ食べられないけど今現在作っている物もいろいろあるんですが、そういう暮らし方を見て、

「すごくクリエイティブですね」

と言ってくれる人がよくいらっしゃいます。

クリエイティブという言葉にはネガティブな意味はないと思うので言われると素直に嬉しいんですが、実は違和感も感じています。

なぜか。

理由は簡単。私のやってることは、100年前ならきっとどこの家庭でもフツーに行われていたことやから、です。

単に今の時代に実践している人が少ないだけで、ひとつひとつのことは別にさほど創作的な活動ではないやん？

一時期、「丁寧な暮らし」というハッシュタグも付けてみていたけど、これもなんだか私にはしっくり来ない。なぜなら、私、何事も決して丁寧にはやらない（やれない？）から。何でもテキトーで、とにかく雑。

いやー、
丁寧な暮らしって何ですかね。

ちなみに私が何でも作る理由は、実は「ゴミ捨てに行くのがじゃまくさいから」にかなり集約されていて、他のことでも「じゃまくさい」ことが、ある行動や活動のモチベーションに繋がっていることがたくさんあります。なお、片付けとか掃除とかも全然やらないし、部屋はぐっちゃぐちゃで…

なんせ「丁寧な暮らし」のイメージからは程遠いですね。だから、パンやヨーグルトを作っているという部分だけを捉えて「いつも丁寧な暮らしをされてますね、憧れます」とか言われると、「クリエイティブですね」以上に、こそばい気持ちになります。

で、今日もパンを焼きました。パン焼く方がゴミ捨てよりめんどくさくないんですかと聞かれると、胸を張って答えは「はい！」です。

ゴミ捨ては、人が勝手に決めた曜日の朝早い時間に、歩いて5分以上かかるゴミ捨て場まで行かないといけない。一方でパンは自分の好きなタイミングで、好きなように作れる。圧倒的に後者の方が心理的負担が少なく、しかも楽しいです。

パンを買わなくなると、パンが入っているビニール袋、つまりゴミが出ません。厳密にはライ麦粉などが入っている袋がゴミになりますが、パンを毎回買うことと比較すればかなり少ない量に抑えられます。さらにヨーグルトと豆腐の場合は、自作すればパン以上にゴミの量を減らせます。

そうそう、買ってきた食べ物を袋とかパックから出したり、ラップ外したりする作業もめっちゃキライなんですよ。いちいちハサミ出してきて切ったりすんの、めんどくさいやん。しかも食べ終わった容器まで洗わなあかんし。毎度、0.2秒ほどイラッとしますね。チリも積もればストレスの山となる訳ですよ。

と、まあ、自分的にはいろいろ作ることより、いかにゴミ捨てに行かずに済むかを必死で考えまくるところに「クリエイティビティ」を発揮したいんです。それについて、もっと重点的に、丁寧に綿密に考えたいんです。

今、プラゴミは目標年に4回、すなわち３ヶ月に一回しか捨てに行かなくていいように暮らすことに命掛けてます。

燃えるゴミについてはロケットストーブを作って燃やしつつ調理することでゴミ捨ての回数を減らすことを検討中です。ロケットストーブ、材料も道具はもう揃っているのであとは作るだけ。

で、また戻りますが、クリエイティビティって何やろね。続きは夢の中で考えたいと思います。