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夫と息子が留守中に生まれた格言

「幸せというものは、Messyに違いない」
友人と話しながら口から出た言葉。
(長嶋さん・ルー大柴さん調なのは、お許しを)

今月夫と息子が、10日間の旅行へ。
その間、私はお留守番。

こんなにも私一人だけで過ごす時間を持つのは、もうどの位ぶり?!

彼らの出発に向けて、「あまり嬉しそうにしていてもなぁ」と思い冷静を装いつつ。一人の時間を待ち望み、胸躍る!

好きに生きているとは思うけれど、やはり共同生活は気の使いあい。

一人ならば、(些細なことだけれど)
聞きたい音楽、音量気にせず聞ける。
好きなものを、好きな時間に食べられる。
行きたい所に、行きたい時間に出かけられる。


待ち望んだ10日間一人時間は、新鮮な驚き。

おお~

家が汚れない!
洗濯物の量が少ない!
食料も減らない!
買い物に頻繁に行かなくてもいい!

時間に余裕がある!


掃除後汚す人がいないので、きれいなまま。
ソファーのクッションも、読みかけの本も広げる人がいない。だから、部屋は整理されたまま。

バタバタする必要がなく、自分時間が増えた。

新鮮だった驚きも、数日すると慣れるもの。
3日も経つと、キラキラしていた一人の時間が、フラットなのに気が付く。

一日がフラットなまま。

掃除後即に部屋を汚され、イラっとする気持ちの動きもない。

「なんで、こんな場所に靴下があるのだ!」という驚きもない。

ああ、幸せってMessyなんだ。
汚れたり、気持ちがグルグルとかき混ぜられたり。

久しぶりたっぷり一人時間。
自分が今いるステージを見つめる良い時間に。

10日が過ぎて無事に彼らも帰宅。
帰ってきてホッ。

「やっぱり一緒が楽しいねー」も、次の日からリビングがグチャグチャで正直、「うへ。」

汚れた部屋に文句を言う私の声
笑ってごまかし、逃げる夫や息子の声

幸せというものは、きっとMessyに違いない。

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