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コロナが開いた、新しい学び場の扉

日常生活で、コロナについて考える機会は最近なくなりました。時々思い出しては、遠い昔のことのように感じる時もあります。我が家の教育への視点は、コロナを期に大きく変わりました。

コロナで普及したオンライン授業

2020年4月、シンガポールはコロナで突然の学校閉鎖。オンライン授業へ移行しました。(色々と苦しかったことも多いのですが、今回はその話は横に置いておきます😂)

開いた教室の壁

オンライン授業は、子どもの「学び」を気軽に目にするチャンスをくれました。学校の壁が取り払われ、以下のポイントを家庭で目にすることが出来ました。

·        教師の授業スタイル・生徒達への対応
·        授業内容
·        教師と子どもの相性
·        子どもの学びのスタイル‥など

学びの場がオープンになった!

学び場が開かれているのは、子どもの成長に大切です。

子どもの日々の様子を保護者が知り、教師と保護者がフランクに会話することで、両者はチームになれます。子どもの総合的な成長のサポートに大切です。

対面式でもオンラインでも、保護者が子どもの学びに参加できる選択があることは重要だと思います。学び場が、壁に閉ざされた小さなお城になるのは、危険です。

オンライン授業の可能性

オンライン授業の体験から、幾つかの可能性に気が付きました。

1.      学ぶ様子を気軽に目にすることが出来る
2.      教師を広い人材の中から選べる自由
3.      教師のスタイルと息子との相性を考慮可
4.      学ぶ場所と時間の柔軟性
5.      コストパフォーマンス

息子には、現在世界各国の先生がいます。

先生の素質、経験、息子との相性と共に、単元に集中し知りたい分野に合わせて、専門教師を選ぶ選択もあります。

将来ケニアに行くのは、私達家族の夢の1つです。夢に合わせ、地理の授業で、アフリカ・ケニアについて学びました。その際、地理担当の先生はケニア在住の地理専門の先生の中から選びました。息子はケニア在住の先生が実際に見ている風景について、実体験としての話を聞きました。

オンラインの授業は、家族参加も可能です。
歴史好き夫も絶賛!夫も息子と一緒に歴史の授業を受けています。歴史専門の先生が話す様々な文明の中から、息子が一番興味を持ったのはギリシャ文明だそうです。授業後、楽しそうに二人で歴史の話をしています。専門家は、パッションが違うなあと、実感させられる時間です。

家族で一緒に過ごす時間を増やし、旅行の機会を増やしたい!

成長と共に、息子と過ごす時間が少なくなる前の、私達家族のゴールの1つです。時間は限られていて、とても大切だから。

学ぶのは「学校」でもいいし「学校」でなくてもいい。

IBや様々な学校などで強調されているVoice, Choice and Agency。自分達の意見を持ち、選び、責任を持ち臨むこと。

色々な選択があることは、時に選ぶ「責任」が生まれしんどい時も。ですが、自分で「選べる」って大切なスキルです。なぜなら、人生は選択の積み重ねだから!そして、「選べる」のは、とても幸せなこと。

私たちにあった学び方=生き方を、これからも時に軌道修正しながら、選んでいきます。

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