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とある紙っきれの読後感想

とあるたまごパック同封の紙っきれ 著者不明

 そこまでだっ楽しませてもらった。

 うっかり見落とすが「みどり豊かな大地」と脈絡などあったタメシなどなかったかのように、忽然と印刷されている。イメージ喚起が功を奏すれば、と書いているのだろう。
 小生は、頭から温泉地図記号の蒸気が立ち昇り温泉茹で卵がいっちょうあがりになり、次々ポコポコ客人に提供出来るほどの熱量を発し、振るとカラカラコロコロと妙なるいい音がする脳味噌をフル回転させ空想してみたが、その雄大であるはずの豊かな景観の片鱗さえ観ることは叶わなかった。

 そのかわりといってはあれだが、みどり・豊・カナ3人の混成ユニットが大地の遥か向こうの豆粒くらいのなんだかもうどうでもいいくらいの大きさで、どうでもいい振り付けの踊りをしてるなあということが分かった。

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