ガチホ銘柄の決算結果(TREHD)
本日、5/15にTREHDの決算結果と中期経営計画を出しました。正直な結果、イマイチです笑
前期の計画は既に下方修正しており、ほぼ計画通りでした。問題は今期計画&中期経営計画ですが、中期経営計画の算出が甘いような気がします。
もちろん、原材料の相場に左右される業界ではありますが、それでも、もっと事細く示している企業もあります
決算資料内で能登半島地震に対する影響は含まれていないと記載されているので、どれぐらいの試算になるかも記載しておけばもっとインパクトがあった事でしょう。
中計の業績予想ですがいくつか疑問があります
資源リサイクルが順調に伸びている事です。
→資源リサイクルはTREHDでの受入数量が減っています。会社自体は自動車の生産数減や金利の上昇などによって一般リサイクル品の売買が減少しているからと記載されています。
これから需要が戻ってくるのか要確認が必要です
再生可能エネルギーの利益率が低下している事です。→TREHDの再生エネルギー事業多くは市原の発電で収益を上げています。利益率の低下=市原の稼働に支障があるように予め、想定しているとも考えられます。その為随時確認が必要です
能登地震の影響がまだ分からないことです。
→東日本大震災の時にはタケエイが業績を80%程度上昇させています。基本的にはJVで企業合同で対策に当たりますが、今回は石川県でJVを組んでいるような情報はありません。石川県に子会社を持つTREHDならびにタケエイ関係企業が中心に対応している為、東日本より利益率多く入ってくるのではないかと想定しています。配当性向が30-40%を目指すという企業方針ですから倍近い数字になるのではないかと予想しています。
個人的には色々な想定や能登地震についてもっと詳しく記載して欲しかった所です。
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