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入学式直前!準備~子ども編~


「あと〇日で、入学式!」この言葉を
多くのママさんが唱えている今日この頃ではないでしょうか。
当日の持ち物や服を見て、やる気まんまんの子どもの様子を微笑ましく思いつつも、「だいじょうぶかな」とふと心配にもなる、そんな時期でもありますね。

入学式は、セレモニーですがそこで完結のイベントではなくこれから始まる6年間のスタートです。
まずは、その記念すべき1日目にやる気まんまんのわが子が困らないために、ママがしてあげられることを考えていきましょう。

細かいことは様々ありますが、子どもがよく困るのは「おトイレのこと」。

体育館は寒いし緊張しているから、『こまめに行かせる』ということなら知ってると思われるかもしれませんが、見落としがちな点があります。

子どもは当日、お子様スーツ(女の子ならアンサンブル等)を着ています→着慣れていません→いつものようにはできません。

トイレに行く前と戻ってきた時とで、見た目が変わっていることがよくあります。

【男の子の場合】
いつもの感じのズボンではありません。
ズルっと下げて、グイっと引っ張ればOK!の、いつものタイプとは勝手が違います。
トイレ前で立ちすくむ子をよく見かけます。

サスペンダー付きズボンの子には、金具は外さなくてもいいことも伝えておきましょう。
すべての金具を外さないとできないと思っている子もいます。

ワイシャツもふだんのシャツやトレーナーとは別物です。丈が長かったり、つるつるしていたりします。用を足したら、シャツをズボンに入れる、前だけでなく背中側もしっかりインする練習をしておきましょう。

お世話係の先生が、たまたま気付けば直してくれます。しかし、式場への入場待ち教室では、子ども達は席に座っているので 先生からは上半身しか見えません。そのため発見が遅れその結果、
「新入生入場!」の拍手の中、体育館へ入ってくるときに、ズボンからシャツだだもれ状態だった、なんてことも……
教師側も あ!!と焦りますが、皆さんがカメラを回しておられる中を遮ってその子の所へ駆けつけるわけにもいきません。
 
また、床にペタンと座って、ズボンと下着を脱いで用を足す習慣の子には、前もって練習をさせてあげましょう。
トイレ前でよく見かけます。
でも、廊下は結構汚くて冷たいのです。
そして、全て脱がなくてもできる子たち(特に女の子)からのびっくりした眼差しも、結構冷たいのです。

【男女とも】
これもよく言われることですが、和式トイレにも慣れさせておきましょう。洋式が増えていますが、古い学校だと和式も残っています。
和式トイレは空いているのに、洋式の前で押さえながら(?)その場で駆け足しながら行列に並んでいる子がたくさんいます。
 
当日までに何度か練習しておくとよいですね。

【女の子】
女の子は、本人が困っている様子はありませんがトイレから出て来たときにスカートの後ろ側がタイツや下着に挟まれて、丸見え状態になりやすいので注意が必要です。
スカートに慣れていても、普段のものよりふんわりしているだけで挟まりやすくなります。
トイレから出る時は自分の後ろをぱっと振り返るクセをつけておくと安心です。
ふだん、動きやすいパンツスタイルが多い子は特に気をつけておきたいポイントです。
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余談・
まだ1年生ですが、お行儀のよいすてきな女の子に育ってほしいなと思われるママさんには、マナー的なことも教えてあげるチャンスです。
 ★座っているとき、足はくっつける。
 ★ハンカチで手をふく。
 ★鼻水がグシュグシュしたら、ズズッと吸わずティッシュでそっとかむ
 ★どきどきしていても、顔は にっこり。
 ★だれかに何かを渡すときは上と下を反対にして(相手に向ける)「はい どうぞ」
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本題にもどります。
今回は、入学式当日よく子どもたちが困っている「おトイレのこと」について取り上げました。
慣れない場所での初日ですから、きっと他にもあることでしょう。
お子さんには、ぜひ、「困ったときは固まらずに おとなに言っていい」ことを何度も言って安心させてあげてください。

こどもは、まじめです。
「時計の針が〇になるまで、座っていてね」と言われたら何が何でも座っていなくては!!と心に決めてしまいます。
でも、途中で具合が悪くなることもあれば、さっき行ったばかりなのに、またトイレに行きたくなることもあります。
何かを落として拾いたくても、 「うごいちゃいけない!だって せんせいが そういったから!
ママも せんせいのいうこと、ちゃんと きいてね っていってた」
と忍の一文字で頑張ってしまいます。
ですから、「困ったら伝えていい」「わからなかったら聞いた方がいい」ことを教えてあげてほしいと思います。

それから。
当日、予期せずお子さんがなにか失敗したり、ママが恥ずかしい思いをするようなことが起こったりするかもしれません。
でも、だいじょうぶですから。

お子さんが良いスタートを切ることができますように。



 


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