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【ユーザーボイス】⑥ユニクルⅡ(成長見える化システム):ビームス・デザイン・コンサルタント様

ユニクル社が提供するユニクルⅡ(成長見える化システム)を全社導入された、建築設計会社ビームス・デザイン・コンサルタント様にインタビューをしてきました。


ユニクルⅡ(成長見える化システム)とは

ユニクル社が独自開発したパソコンやスマホで見るスキル特化の組織内SNSです。

主な機能として、
全ての業種で使えるポータブルスキル分類と習熟度指標がベース
・社員のスキル経験スキル学習ポイントが見え、伸ばすことができる
WOW(ワォ)という独自の「スキル称賛の送りあい」機能により、実際に組織内で活用されているスキルを知ることができる

これらの機能により、社員の自己肯定感の向上、心理的安全性の増加、組織効力感の増加といった効果があります。

トップ画面・フィード画面・スキル確認画面

「社員に成長実感を感じて欲しい」

ーユニクルⅡ導入の背景を教えてください

田上専務:
もともとビームスは日中は黙々と働き、夜は先輩と飲みに行って仕事の悩みを相談したり、成長を認めてもらったりする日常でした。
しかし、コロナをきっかけに社員同士で飲みに行くことも難しくなり、ただ黙々と働きがちな職場になってしまっていました。

コロナが下火になっても、飲み会に代わる形で社員が成長実感を感じてもらえる事、そして良質な人間関係を構築する事が出来る方法を模索している時にユニクルⅡを紹介してもらい、これだ!と思いました。

一般的にサンクスカードを送りあうなどの施策は有名ですが、仕事の関係がある似たような人達にばかり送る事になるので、なかなか続かないと聞いています。

それに対し、ユニクルⅡは「スキルに称賛を送る」という仕組みなので、直接的なやり取りが無かった同僚にもWOWを送るというアプローチが出来るので、多様な人に多様な項目で称賛を伝えるので、続きやすいのかなと思っています。

ポップなデザインも良いですね。固いインターフェースだと身構えてしまいますが、ゲームっぽい雰囲気が、また社員の使いやすさに繋がってると思います。


「フィードを見るのが毎日楽しい」

ーユニクルⅡを3か月使ってみての感想を教えてください

荒井さん:
ユニクルⅡには「フィード」という機能があり、会社の中で誰かがWOWを貰うと、そのコメントが周囲の人が見れる仕組みになっています。今はこれを見るのが本当に楽しいです。毎朝毎晩みてるかも。

僕自身も「信頼関係醸成スキル」にWOWを貰える事が多いですが、しっかりと後輩からでも言葉にして褒めてもらえるのは純粋に嬉しいです。

また部下を多く持つ上司として、育てた部下が褒められているのを見るのも嬉しいですね。それがフィードをよく見てしまう理由かもしれません(笑)

「褒められると、そのスキルをもっと磨こうという気になる」

ユニクルⅡを使ってみてどんな変化がありましたか?

高橋さん:
まずはWOWを貰えるとすごく嬉しいです。それがいつでも見返せるのも良いですね。普段関わらないような人から来たのも嬉しかったです。

ビジュアルセレクションスキルでWOWをもらう事が多いのですが、なんかもっと身だしなみや服装に気を付けるようになりました。褒められるからもっと磨きたいと思うのは発見でした!

あと、WOW送るのも楽しいです。この人の素敵な所はどこかなー、という視点で仲間を見るようになってきてます。

私、ユニクルⅡ好きです! (※ユニクル社 高野はここで涙)

「上司にも送れる面白さ」

ユニクルⅡをどのように使っていますか?

和田勇希さん、勇人さん:
僕たちはまだ新入社員なので、先輩や上司に仕事を教えてもらう事が多いです。ですので、業務を教えてくれた上司に、そのあとに感謝を込めてWOWを送るという形を取る事が多いです。

それ以外にも仕事で関わりがあった人に、パッとスマホで送れるのが楽でいいですね。

同僚のページに行けば、その人が持っているスキルを全部見られますので、その中で「確かにこのスキルはすごい!」という形でWOWを送るスキルが簡単に選べるので良いです。

「仕事に対するやる気が上がった」

ユニクルⅡを導入して感じる社内の変化を教えてください。

齋藤さん:

社内の前に、まず私自身が変わったと思います。総務という縁の下で働く部署であり、ともすればやって当たり前という扱いもされがちな中で、ちょっとプラスアルファでやってあげた事にWOWが貰えたりすると本当に励みになるし、もっと仕事を頑張ろうと思うようになりました。
家に帰ってから自分の母にもらったWOWの自慢したりしてます(笑)

今回は導入あたって、ユニクル社から「褒めるポイントの見つけ方、褒める言葉の作り方」の研修があったので、導入当初から社内でもWOWが上手に送られていたと感じます。

まだ全員がユニクルⅡを使い倒してるわけではないので、「金曜日の朝9時から5分だけは音楽を流して全社的に余ったWOWを送る時間にする」などの楽しみながら続けられる仕組みを考えて行けたらと思います。


「丁度良いサービス」

ーユニクルⅡに対する印象を教えてください。

平野さん
普段の何気ない感謝や称賛の気持ちを伝える時に、ただのイイねボタンでは物足りない、直接会ったりメールを書き起こしたりするには仰々しい。
でも、WOWコメントは50文字という制限があるとお互いが分かってるので、思った時に短い文章でサクッとコメント出来るのが丁度良いです。

私自身、働くモチベーションが変わったとも感じます。頼まれたタスクを早く返した時に「早くやってくれて嬉しかった!」と進行管理スキルにWOWが貰えると、「こういうタスクは早く返した方が良いのか」と知る事ができるので、もっと次は良い仕事をしてやろうというモチベーションにもなります。



まとめ

インタビューを通して、以下のユニクルⅡ導入の効果を確認できました。
・社員の自己肯定感の向上
・心理的安全性の増加

今後は、中途社員など新しく入った方のスキルが見られる事を通して、適切な仕事振り等を行う事や、研修による学習ポイントの付与で、組織効力感の増加も実感して貰えればと考えています。

編集後記

高野:
ユニクルⅡの導入にあたり、研修を行いましたがその中で繰り返し伝えた事があります。それは
①WOWは送ったら忘れて 
②WOWを貰える事は期待しないで

です。
WOWを送る仕組みは私たち自身が自信をもって送るサービスですが、WOWを送る事での見返りを求めたり、作業の見返りにWOWを求めたりするのは違うかなと考えています。

ただ、相手の事だけを考えてWOWを送りそれを忘れ、相手の事だけを考えて精一杯の仕事をやってあげてそれを忘れる。そういった動きはギバー※と呼ばれます。
※アダム・グラント氏の著書『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代』より、ギバーは与えることに対し、見返りを期待することもなく、手を差し伸べる、言わば”奉仕する人”

今回の導入にあたり、ユニクル社から3名派遣させて頂き、20分の個別面談を丸一日かけて行い、多くの社員様とお話をさせて頂きました。
その中で改めてビームス・デザイン・コンサルタント様には既に素晴らしい成長の機会や社風があり、そして本当に優秀な社員様が揃っていると感じました。

そんなビームスさんにプラスアルファとして、ギバーとしての文化がユニクルⅡを通して根付いていき、更に素晴らしい会社となり、日本一のマンション建築設計の会社になってくれる事を心から願っています。

聞き手:高野

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