見出し画像

「根拠のない自信」は正しい方向性を示してくれていたりする

「自信がないんです」

私はずっとそう思って生きてきました。

正直なところ、今も別に自信マンマンで生きているわけではないのですが、少なくても、周りに「自信がないオーラ」をばらまくことは、随分減ったかなと、自分でも思えています。

また、「きぬさんでもそうなんですね!」と言ってもらえることが増えたので、きっとそれなりに克服できているのでしょう。

そんな私が今日、「根拠のない自信」について書いてみようと思ったのは、とある本にこんなことが書いてあったからなんです(一言一句は覚えていないのですが…)。

トップ営業マンは、まだトップじゃない頃から「自分は(そのうち)トップ営業マンなのだ」と強く「自己定義」している。

つまり、「まだそうじゃない」時期から、「そうなる」自分がいると、強く思い込むことができているということ。

謎の思い込み

あなたにも、何かないですか?
なんの根拠もないけれど、「なんかできる気がする」から始めたこと。

私が思い出すのは、中学に上がる頃の話。何かのご縁で近所の英会話スクールに通うことになりました。そこは、アメリカ人の奥様と、日本人の旦那様が運営している個人経営のスクールで、日本人の旦那様がペラペラ英語を話しているのを見て、私も(そのうち)英語をペラペラ喋るようになるのだと、なんの疑いもなく思っていたのです(なぜw)。

自信があったというわけでは全くなく、でも「努力すれば誰だって話せるに違いない。だって私だって日本に生まれて日本語話せるようになったもん」みたいな、そんな感覚だったのでしょう。

実際、「英語をペラペラ話す」ゴールに向けては、不思議と努力を続けることができ、普通に外国人とお仕事ができるようになりました。

そういえば、コーチングを学び始めたときも、まだ「基本のき」もろくにわかってないのに「天職かもしれない」とか、友人につぶやいていました(笑)。

自然には思えなくても

「根拠のない自信なんてないわ…」という方も、じゃあダメです、というわけではもちろんなくて、この仕組みを活用するとよいのでは?というのが、今日お伝えしたいことです。

ドリームマップを描く時に「臨場感を上げよう」「解像度を上げよう」とよく言われます。これは、情報量が多くなればなるほど、具体的になり、自分が「これならできちゃうかも?」という気分になりやすいからです。

アファメーション(ポジティブな自己暗示)という技術もよく聞きますけれど、無茶な暗示はうまくいかなかったりします。自分の感覚にしっくりくる「できる気」を見つけられたら最強だろうな、と思います。

コーチングの場でも「なんかできるような気がしてきた」っていい表情になって帰られるクライアントさんは、やっぱり実現するし、いい方向に進んでいく傾向があります。

たくさんの「できるような気がしてきた」を生み出すために、今日もコーチング技術を磨くのだ✨と改めて感じる一節でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?