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心理に問題がある自責の念~関わることが困難な相手~

「私が悪いのよね。」
このセリフ自責の念がこもってます。このセリフの陰に「ど~せ」と投げやりの言葉が見え隠れします。
本当に反省してもらわないと困る場合は、反省してもらって構わないのですが、自己関連付けが過剰で発言する人もいます。

自分への関連付けが強すぎる人

まず、自己関連付けですが、自己関連付け自体は健全でも不健全でもありません。ここであげてる人は、自己関連付けが過剰な人です。
そして、もう一つのワードは『ネガティブ』です。
自己関連付け+過剰+ネガティブ=困った人です。
内容を噛み砕いていきます。
例えば、夫婦問題や親子問題でよくあるのが、
「夫の機嫌が悪いのは私のせいだわ」
「子供の態度が悪いのは私がダメだからだわ」
など、人間関係で何か悪い事や不都合なことが起きた時に、
「あ~私が悪いからだわ」と、自責を始める人がいます。
これは、一見、「そんなことないよ。」と励ましたくなります。何でも、自分が頑張って解決しようという前向きさにもとれないわけではない。
ですが、しかし、大抵は、『私のせい』と発言してるだけです。

思い込み?独りよがり?

『私のせい』と自責発言をしている人の大半は、私のせいと言いながら、何も解決しません。大事なところなので、もう一度。『何も解決しません。』私のせいと発言しながら、そもそもの問題は先送りにします。
本当に『私のせい』と思ってる人は、対策を考え、責任をとり、解決をするので、『私のせい』と言ってる暇も、自己陶酔してる暇もありません。

じゃあ、何で『私のせい』と言ってるの?

はい。それは、無責任な人なので社会から求められず『私のせい』と言ってる暇があり、自己陶酔している暇があり、むしろ陶酔してないと自分を保てないからという『自分の心理的問題』があるからです。
しかし、自分の心理的問題があると気づいてしまうと、それを直さなければいけません。それは、自分を否定してしまうことになります。心理的に健全な人だと、自分を正すことが必要だと感じれば、正すことができます。
しかし、心理的に不健全な人は、自分を正すことができません。これが、防衛機制の否認です。
例えば、アルコール依存症の人が事実を認めず、周りがおかしいと言ったり、恋愛で相手からフラれたという事実を認めず、自分のほしい『上手くいくよ』という意見ばかり欲しがり、『諦めた方がいいよ』というほしくない意見は否定する。などが否認です。

過剰な防衛機制が働いている状態の人に、何を言っても、本人が欲しい声掛け以外は受け付けませんし、むしろ、攻撃的になるので、過剰な心理的自責の念を抱えている人には、あまり、深く関わらない方が得策です。
全ての物事が自分の影響下で動いていると思い込んでいる人は、それだけで心理的に問題を抱えている人です。
自責に囚われている人とは距離を置きましょう。

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