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アフターデジタルを読んで共感したが次に進めない方向けのインプット

ビービットさん主催の L&UX 2021 終わりましたね(ライブは見れませんが動画のアーカイブは6月末まで見れるので有料ですが5,000円((税別)※領収書発行可)と安価なので今からでも見ていただければと思います)。
L&UX 2021ではすでに有名な企業様や著名な方々のお話しで、視座高く学びが非常に多いのですが、自分達が置かれている目線だと遠いなと思われる方もいらっしゃったかと思います。
そしてL&UX 2021だけでなくアフターデジタル読んで共感したけど、そこから先に進めれず足踏みしている方も往々にしていらっしゃり、このごろ流行りのイケてないDX記事や本を読んで、変な安心を求めてしまっているケースもあるかと思います汗。
ただ自身の職務で密度高く接している事業者様などは非常にDXを前向きに捉えられていて、この前のLINE Biz Dayなどでも登壇していただいた、東急株式会社様の東急グループの横断する活動等はレガシーで巨大グループではあれど、最初の小さな活動からどんどんDXの空気感を作り、DXを自分達の血肉にしているのを日々感じています。

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前置きが長くなりましたが、今回のお題はアフターデジタル読んで共感したけど、実践しようとしたが停滞している方向けへの書籍のご紹介です。
単なるデジタル化ならシステムの導入というコピー操作で、他社がやった事例を参考に安価にシステム導入してて戻りしないやり方が従来のデジタル化の必須条件でした。
が、しかしDXな時代うわべだけでシステムのコピーやDXな時代なのでとりあえずデジタルツール導入しましょうという営業トークの先にはDX時代での成功はありません。
そしてアフターデジタルでの事例だけをパクろうとしても上記と同じ結末やそもそもなんでそれを今の自社でする必要があるのか?ってので止まってしまいます。
そこでまず、アフターデジタルに共感した方々が、なぜアフターデジタルで語られているようなことをやるべきか?を組織として俯瞰的に見て語り説得する為に、

お勧めその1「ナラティブカンパニー―企業を変革する「物語」の力」

をお勧めします。
DXを企画していく中、どうしてもユーザーの事を考えず企業目線でしか考えれなく思考の落とし穴が多くあります(自分もそうです)。
そこでパーパスやパーセエクティブ・ナラティブの観点から設計し直すことにより、気がつけば企業の事しか考えてなかったを避けれるかと思います。
アフターデジタルでも各所で語られている内容ではありますが、より詳細になせアフターデジタルな実装が必要なのかが結果的に語られています。
DXの戦略?的な観点からも是非読んでいただきたい一冊です。
アフターデジタルを読まないとマーケティング寄りかなとも思いますが、是非ともアフターデジタルとセットで読んでいただければと。

お勧めその2「スケールフリーネットワーク ものづくり日本だからできるDX」

UXから少し離れますし、toB色の強い内容でもありますが、ビジネスでの座組み等を新たに考える場合に是非読んでほしい本です。
自身も今の思考はスケールフリーネットワークを自然と意識するように気がつけばなっていて、初めて読んだ時はふーんって感じでしたが、改めて考え直して読み直すと、スケールフリーネットワークなフレームワークをクラウドインテグレーターの時から学び実践していたのだなと思いました。
ちなみに経験則から言うとSierはランダムネットワークでCierはスケールフリーネットワークなビジネス構造で、ランダムネットワークな構造だっかたから閉塞感を感じ、Cierに転職したんだなと思います。ここらへんは共感するかたが一部なので割愛しますが、スケールフリー構造でないとどうしてもピンポイントな活動になるので、押さえておくべきかと思います。

お勧めその3「ダブルハーベスト 勝ち続ける仕組みをつくるAI時代の戦略デザイン」

DXを話す時にどうしても既存のビジネスとの比較の話になり、結果売上の話で終りやすく、売上の土壌での会話ではない議論をすべき為にこの本の情報は必要かと思います。

あと中国の事例だと説得力にかけるって方には、

なんかもDXって話が言われる以前からDXしていた日本企業の話がのっているのでお勧めではありますし(ただ事例だけ追いかけてもDXは進まないのでバランスよく)、他の記事でもお勧めいている

は2018年が初版ですが、今でもお勧めです。
経営層に危機感を煽る文脈では

もお勧めです(ただし、現状を否定するアプローチは心の壁しか生まないのであまりお勧めではありません汗)

あとは宣伝にも見えるかもしれませんが、どうやったら自社のデジタル接点を実装したら良いかはLINE観点ではありますが、

は、各ユースケースでのLINEの活用を動作するデモやAPIでの実装方法の為の情報、サンプルコードなどが載っているので、企画者の方が見ていただき、開発者の方に作ってもらう時のまず参考にしていただければと。

アフターデジタル→DXはUX→顧客との具体的なデジタル接点をフリクションレスでLINE(API)で実装の流れの推進は本業ではありますが、相談内容によっってはLINEに縛られず過去の経験等も含めDXの相談をしたいって方向けに副業でコンサル(壁打ち)もやっていますのでご興味ある方は、facebookで「比企宏之」で検索してご連絡ください。 

最後に、アフターデジタルな世界観は間違いなく日本企業のDXとしてあるべき姿とは思いますが、危機感は日常の中に埋没しなかなか先に進みません。
今回お勧めした書籍以外でも有益な書籍はあると思いますが、うまく書籍やフレームワークを利用してDXを推進していただければと思います。


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