【所感】スーパーアプリって何?
にも記載しましたが、各社のミニアプリってnewsが増えてきましたね。
ミニアプリの母艦であるスーパーアプリに関して、少しnoteできればと思います。
なおこちらの見解はLINEの公式見解ではなく、比企がこんな風に他社も含め見えている感じを記載させていただいています(LINE色を出さない為にできるだけLINEの機能の記載はあえて外しています)。
スマートポータルとスーパーアプリの違い
よくスマートポータルとスーパーアプリって何が違うってお話もあり、スマートポータルはPCベースで、スーパーアプリはスマフォベースみたいな見解もあったりしますが、自分の見解ではスマートポータルは大きな円形(UIはインターネットのみ)で、スーパーアプリは円筒形(UXはオンラインからオフラインまで含む奥行きのUIが提供される)と規定しています。
オフラインへの対応
UXの統一化が特に必用なのがオフラインと思っています。
アプリごとのやサービスごとに違うUXはオンラインではまだ許されると思いますが、オフラインではある程度統一されたUXであるべきかと思っています。
スーパーアプリはそれをフレームワークなどで簡単に作れてある程度UXを縛る事によりユーザーのオフライン行動で迷わせない流れが作れると思ってます。
なおオフラインへの連携は必須なので、レガシーなIFであるバーコード対応なども必用になるかと思います。
pay系アプリ(交通系ICカード含め)はスーパーアプリ化するのか?
どこがって見解は内緒ですが、決済は必然的に持っておく必用があると思っています(決済がメインではなく、体験の中で決済がシームレスに行われる)。
でもオフラインを抑える気概がないところは必然的にポータル止まりかと思います。
スーパーアプリのUI(チャネル)は?
オフラインでは特に機能ベースでの提供になるので普通のアプリのようなUI(ミニアプリやミニプログラムと言われるもの)になると思います。
オンラインでのメールや通知は飽和しているので、LINEや+メッセージのようなアカウントからのコミュニケーションの流れのサービスが良いとは思いますが、コミュニケーションのUX実装はまだ確立されているものではないので、ここは今後の流れ次第な感じもします(最初は普通のアプリベースになりそう)
なお+メッセージがスーパーアプリ化できるかは謎です。
開発環境はオープンであるべきか?
個人的にはオープンであるべきで誰でも作れるアリペイやwechatなどの開かれた世界が望ましいと思っていますが、オープンでなくても各スーパーアプリ事業者と商談してってのでもありかとは思います(その場合なかなかグロースしませんが)。
なおスーパーアプリのユーザー数の分母によっては急なアクセスが発生する可能性があるので、バックエンドはクラウドがデフォルトだと思っています。
とりあえずのまとめ
他にも色々な観点があるのですが、とりあえず書けるのはここまで。
基本はアフターデジタルな世界観でOMOを実現する為の現実解の一つがスーパーアプリであると思っています。
企業がDXを進める上でも今後はマストな存在であると思いますので、各社の動向を注意しながら自分ゴトにどうしていくかの模索が必用ですね!
PS・関連noteは下記マガジンにまとめてます!
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