大学の「学業全体像」を解説!これを見れば授業やゼミ、資格が全部分かる!
1. はじめに...
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■今回の主な対象
主に大学1~2年生。また、大学でどのように勉強を行なっていくのか知りたい高校生。
■この記事を読み終わったら分かること
-大学での学業の位置付け
-大学での授業について(履修の組み方、テスト・レポートについてなど)
-ゼミ・研究室について(決定時期や内容についてなど)
-取得すべき資格等
-それぞれをやっていく際に意識すべきこと
2. 大学での学業とは...??
大学生は「学生」であるため、様々な活動はありますが、本分は「学業」です。当然、学業を疎かにすると卒業することができず、留年することになってしまいます。このような予期せぬ留年を避けるために、大学における学業についてしっかりと理解していきましょう。
まず、大学生の学業は大きく4つに分けられるでしょう。それは、「授業」「ゼミ・研究(卒業論文)」「資格」「読書」です。これ以外にも自分の興味のある分野のセミナーやワークショップに参加するなども考えられますが、今回は4つに絞って解説していきます。
それぞれがどのようなものであるかに内容やどのように進めていけばいいのかの方法については後ほど解説していきますが、これら4つに取り組む上で重要な視点は「広さ」と「深さ」です。
上記の画像で示しているように、学業は「広さ」「深さ」の観点から4つに分けることができます。
学生生活の時間は有限であるので、自分が勉強することがこの中でどの場所に当てはまるのか考え、バランス良くする必要があります。そうしなければ、どれも中途半端となってしまい、学生生活で勉強したものがないという状況となってしまいます。
では、それぞれをどのように取り組んでいけば良いのでしょうか。
3. それぞれについての解説
3-1. 授業について
「授業」とは、日常的に大学で受講するものです。しかしながら、高校生活までの授業と異なり、決められたカリキュラムは存在しません。数学や理科、国語、社会などの単純な科目ではなくなり、学部毎に特徴のある授業を受けるようになります。そして、どの授業を受けるかについては、「必修」という予め大学から定められているもの以外、自分で選択し、受講していきます。
この授業にはそれぞれ「単位」というものが定められており、その授業のコマ数や時間数に応じて、その単位数が割り振られています。卒業をするために必要なのが、この単位というもので、4年間の大学生活で計画的に規定の単位数を獲得する必要があります。
授業の履修計画を決める際には、「その授業がどの単位として扱われるか」をきちんと確認しなければなりません。卒業に必要な単位が「必修から◯単位」「選択履修から◯単位」などというように決まっているからです。これらは自分が所属する大学や学部によっても異なるので、しっかりと確認するようにしましょう。
次に授業の取り方のポイントを紹介します。履修を考えるうえで重要なことは、きちんとシラバスを読み、「単位取得のために必要な過程」と「自分の勉強したい度合い」から考えることです。前述したような「必修」の授業であれば、取らなければ卒業することができなくなってしまうので、そこは我慢して取らなければなりませんが、それ以外の科目についてはこの考え方を適用していきましょう。
そして、1学期間の比率としては、「やらなければいけない授業」と「やりたい授業」の取得単位の比率が大体5:5くらいになるようにするのがいいでしょう。「やりたい授業」であっても、課題が重かったり、教授との相性があまり良くなったりすると苦痛となってしまうので、最高でもこのくらいの比率にするのがいいと思います。
3-2. ゼミ/研究について
「ゼミ/研究」については、多くの大学・学部で大体2年生の夏〜秋学期ごろに説明会と募集があり、選考を終えて、3年生の4月から始まります。「ゼミ/研究」で学ぶことは、それぞれの専門となることが多く、大学生活の学業で何を学んできたかと言われて、そのことについて話すことも多いです。そのため、どのゼミ/研究室に入るかは非常に重要となります。
また、ゼミにはもう1つの機能があります。それは、「コミュニティ」としての機能です。1.2年生の頃にはサークルでたくさん遊び、3.4年生では、新たにゼミに所属して、そこでたくさんの友達や仲間を作っていきます。大学3.4年生となると、学生生活にも慣れてきて、新たな出会いなども減ってくることが多いので、新たな人と関わる重要な機会となります。
3-3. 資格について
資格には非常に様々な種類があります。必ず取得しなければいけないものはほとんどありませんが、取得しておくことで、後々の人生に役立ったり、将来の選択肢を広げたりするものはあります。有名なところで言うと、英語では「TOEIC」や「TOEFL」、「IELTS」などがあります。特に留学を考えている人は、「TOEFL」や「IELTS」のスコアが必要となるので、きちんと自分がいきたい留学先の点数を把握し、コツコツを準備を進めていくことが重要です。また、TOEICの点数は高ければ高いほど、就職活動には有利と言われています。グローバル化が進展する現代の中で、英語力は必須の力と言えます。
その他の有名なところでは、会計系としては「簿記」や「FP(ファイナンシャルプランナー)」などが挙げられ、IT系では「基本情報技術者試験」や「ITパスポート」などがあります。それぞれの資格はきちんと勉強していれば、そこまで取得が難しいものではありませんが、しっかり勉強せずに受けると案外落ちてしまうものなので、気を抜くことなく勉強するようにしましょう。補足事項として、資格として認められるのは、2級以上と言われています。何か称号として証明したい場合には、2級以上を取得する必要があります。
4. 必ずやっておいた方がいいこと
< 自分の興味のある分野をしっかり勉強すること >
サークルや遊び、アルバイトなどに多くの時間を費やしてしまう人が多い大学生活ですが、しっかりと学びたいことが決まり、それについて深めることができる人生で唯一の時間といっても過言ではないかもしれません。学業以外に費やす時間も重要視しつつ、「自分が興味ある分野・学びたい分野についてしっかり勉強すること」もやっていきましょう。より充実したキャンパスライフを送ることができるようになります。
< 勉強をしつつ、実践も行うこと >
学業面で興味のあることが見つかって、それについてある程度勉強をしてみたら、実際にビジネスの場面ではどのようにそれを活用できるのかなどを考え、実践してみましょう。現在は長期インターン生として、学生が企業の中で働くことができます。インプットしたことをアウトプットすることで、学習効果はさらに高まります。また、理論と現場は大きく違うことが往々にあります。そのようなことについて体験ベースで学ぶことで、非常に充実した経験、生活になるでしょう。
< 趣味的な分野も持つこと >
学業といっても、ただ真面目なことを勉強するのが言い訳ではありません。自分の興味があることをどんどん調べて学んでいけばいいのです。例えば、「電車」について詳しくなったり、「ワイン」について詳しくなったり、はたまた「ポーカー」などのギャンブルについて詳しくなるなど、いくらでも楽しく学べるものはあります。そのような一つ一つについて少しでも幅広く知ることで、共通の話題を持てる人が増え、友達に囲まれたキャンパスライフを送れるようになるでしょう。
5. 終わりに...
ここまで、「学業」について様々な視点から解説してきました。せっかく大学に入学したのですから、何かしら「専門」と言える分野を持って卒業できるといいですよね。
多くの人が感じている部分かもしれませんが、勉強はやるまでが大変ですが、続けて行い、分かるようになると楽しくできるようになります。大学では、一緒に学ぶことができる友達がたくさんいます。そのような友達と協力して、楽しく学んで行くようにしましょう。
サークルや遊び、アルバイトに加え、自信を持って学んだと言える学業があることで、大学生活の意義はさらに高まり、とても充実した学生生活をなることでしょう。今後もこのような情報をどんどん発信していきますので、是非是非他の記事についても見てくださいね。
これからもどうぞよろしくお願いします!
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